パリンクロン/Palinchron
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2014年6月15日 (日) 23:35時点における版
Palinchron / パリンクロン (5)(青)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)
飛行
パリンクロンが戦場に出たとき、土地を最大7つまでアンタップする。
(2)(青)(青):パリンクロンをオーナーの手札に戻す。
4/5のサイズ・回避能力(飛行)を持ち、マナを支払って手札に戻せるため除去されにくく、フリースペルなので隙もできにくい、と、青系コントロールデッキのフィニッシャー候補となる。スタンダード現役当時「最強クリーチャー」と呼ばれた変異種/Morphlingと比較しても、こちらは対象を取らない除去をもかわせる上にフリースペルの強みがある。特に第6版発売前のルールでは、戦場に出た後土地がアンタップするまでに呪文を唱える機会が与えられていなかったため、今よりも除去に耐性があった。
しかし、フィニッシャーとしての使用率は変異種に大きく水をあけられてしまったのが実情だった。パーミッション全盛の環境であるためフリースペルの強みが活かしにくかったこと、神の怒り/Wrath of Godなどの対象を取らない除去が隆盛しなかったことなどがその要因だろう。
このカードの真価は、無限コンボのコンボパーツにある。土地のアンタップ能力と手札に戻る能力により、7枚の土地から青マナ4点を含む合計12マナ以上出る状況ならば、これを戦場に出して戻すを繰り返して、無限マナを出すことができるのだ(→ハイタイド、ターボ・サイクリング)。他に、墓地から釣り上げたり騙し討ち/Sneak Attackでループさせたりしても無限マナを出せる。