厳かなモノリス/Grim Monolith

提供：MTG Wiki

2008年3月4日 (火) 11:56時点における版

調整されたBasalt Monolithまたは魔力の櫃/Mana Vaultとして登場した、新たなるマナ・アーティファクト。

コストが1マナ増え速効性が薄れてしまったので、魔力の櫃程にはコンボデッキ用のマナ加速としては使えない。 タップ状態でのダメージが無く、アンタップ条件も緩くなった等の強化された部分のために、むしろコントロールデッキにおいての大型呪文を使う際のサポート役に向いている。 その証拠に、当時のスタンダードにおいてスーサイドブラウンや通電式キー/Voltaic Keyとのコンボによるマナ確保として大いに活躍したが、逆に当時のエクステンデッドにおけるネクロ・ドネイトでは魔力の櫃/Mana Vaultの代わりになることはなかった。

「マジックにおいては、たった1マナ違うだけで使用目的さえも変わってしまうものもある」といういい例を表すカードである。 とはいえ、ヴィンテージにおいてはコンボのサポートとして十分に通用するので、その力はあなどれない。

• Power Artifactするだけでお手軽無限マナが可能。
• 読みは「おごそかなものりす」。

1999/10/01よりヴィンテージで制限カード、Type1.5で禁止カードとなった。 それからかなりの月日を経て、2004/01/01よりエクステンデッドでも禁止。 2004/09/20よりType1.5から移行したレガシーでも続けて禁止となっている。

参考

• [The Top 50 Artifacts of All Time]第6位(WotC、文:Zvi Mowshowitz、英語)
• カード個別評価：ウルザブロック