拭い捨て/Wipe Away

（版間での差分）

2016年3月18日 (金) 11:10時点における版

Wipe Away / 拭い捨て (１)(青)(青)
インスタント

刹那（この呪文がスタックにあるかぎり、プレイヤーは呪文を唱えられず、マナ能力でない起動型能力を起動できない。）
パーマネント１つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。

センギアの吸血魔/Sengir Nosferatuのような一度戦場に出ると対処しにくいパーマネントを、確実にバウンスできる。打ち消しをかいくぐって出てきた脅威に対しての対応策になりえるだろう。

もちろん相手の打ち消しも効かないので、メタにパーミッションが流行るならミラーマッチのサイドボードとしても有効。

もっとも完全な除去ではないし、対応して回避するような能力を持つパーマネントを相手が使っていない限りは、単に1マナ重いブーメラン。ブーメラン自体があまりメインデッキから入るカードではなく、さらに心霊破/Psionic Blastという優秀なクリーチャー除去もあるため、サイクルの他のカードと比べると見る機会は少ないかもしれない。

タイム・デストラクション系のデッキならそのまま追加のブーメランとして使われる可能性もあるが、スタンダードでは入れ替わりで未達の目/Eye of Nowhereが落ちることもあって、そのようなデッキが環境で台頭することは難しいかも知れない。

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 [[タイム・デストラクション]]系の[[デッキ]]ならそのまま追加のブーメランとして使われる可能性もあるが、[[スタンダード]]では入れ替わりで[[未達の目/Eye of Nowhere]]が落ちることもあって、そのようなデッキが[[環境]]で台頭することは難しいかも知れない。
+[[レガシー]]では[[青]]い[[コンボ]]デッキ、特に複数のカードを同時に使う[[チェイン・コンボ]]が[[ルーンの母/Mother of Runes]]に守られた[[スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben]]に対処するために、[[狡猾な願い/Cunning Wish]]で持ってくるために[[サイドボード]]に採用されることがある。
 *[[パーミッション]]と[[コンボデッキ]]の比率が高い[[ヴィンテージ]]では時々[[挿す|1枚挿し]]されている。