アヴァシンの裁き/Avacyn's Judgment
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*[[アヴァシン/Avacyn]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[アヴァシン/Avacyn]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
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2016年9月2日 (金) 22:52時点における版
ソーサリー
マッドネス(X)(赤)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)
望む数のクリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーを対象とする。アヴァシンの裁きはそれらに2点のダメージをあなたの望むように分割して与える。この呪文のマッドネス・コストが支払われていたなら、代わりに、アヴァシンの裁きはそれらのパーマネントやプレイヤーにX点のダメージをあなたの望むように分割して与える。
ソーサリーの割り振り火力。生撃ち時は2点で固定だが、マッドネス時にはX火力になる。
生撃ち時は1マナ重くなった二股の稲妻/Forked Bolt、あるいはソーサリーになった双雷弾/Twin Boltと言ったところで、少々コスト・パフォーマンスが悪い。マッドネス時はとどろく雷鳴/Rolling Thunderを1マナ軽くかつインスタント・タイミングで使えるという強力な効果になるが、X火力自体が扱いにくいのも事実であり、癖が強いカードである。
リミテッドでは、マッドネス前提となるものの、うまく使えば実質手札消費0、ボード・アドバンテージを握ったりライフを大きく削ったりと柔軟な運用が可能、インスタント・タイミングで唱えられる、といいことづくめであり、強引に赤をタッチすることを検討してもいい強さ。
一方登場時のスタンダードでは、上記で例に挙げた双雷弾やとどろく雷鳴の他、巨人の陥落/Fall of the Titansやコジレックの帰還/Kozilek's Returnなど、ライバルとなる火力が揃っているのが逆風。マッドネスを生かすデッキならば採用の余地はあるか。
- マッドネス時にXをいくつにしても、この呪文の点数で見たマナ・コストは2である。
- 教団の歓迎/Welcome to the Foldや床下から/From Under the Floorboardsが、マッドネス時に通常のマナ・コストと同じ点数になるようXを支払うと効果も生撃ちと同じになるのに対し、これはX=1にすると生撃ち時より効果が低くなる。
関連カード
サイクル
イニストラードを覆う影のマッドネス・コストにXを含む呪文。青、黒、赤のレアに1枚ずつ存在する。
- 教団の歓迎/Welcome to the Fold
- 床下から/From Under the Floorboards
- アヴァシンの裁き/Avacyn's Judgment
参考
- The M-Files_ Shadows over Innistrad, Part 2 /Mファイル『イニストラードを覆う影』編・パート2(Latest Developments 2016年4月15日 Sam Stoddard著)
- アヴァシン/Avacyn(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:イニストラードを覆う影 - レア