裂け目の突破/Through the Breach
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2017年6月20日 (火) 00:21時点における版
Through the Breach / 裂け目の突破 (4)(赤)
インスタント — 秘儀(Arcane)
インスタント — 秘儀(Arcane)
あなたは、あなたの手札からクリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。そのクリーチャーは、速攻を得る。次の終了ステップの開始時に、そのクリーチャーを生け贄に捧げる。
連繋(秘儀(Arcane))(2)(赤)(赤)(あなたが秘儀呪文を唱えるに際し、あなたはこのカードを手札から公開して連繋コストを支払ってもよい。そうした場合、このカードの効果をその呪文に追加する。)
秘儀インスタントになった騙し討ち/Sneak Attack。
騙し討ちのマナ・コストが4マナで、クリーチャーを戦場に出す起動コストが1マナと考えれば、騙し討ちが本当にそのままインスタントになってしまったようなカード。連繋を抜きにすると1回限りの使い切りだが、本家同様に1回の攻撃で劇的な効果を得られるクリーチャーと組めば十分な威力となる。
スタンダードでは、黒赤連繋デッキで夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Starをまわす手段として用いられた。
エクステンデッドでは、スニークアタックで追加のコンボパーツとして採用されることがあった。また、Bubble Hulkのキーカードにもなった。
モダンでは、多大なアドバンテージに繋がる引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornが主な相方となる。プロツアーフィラデルフィア11では、エムラクールだけでなく原始のタイタン/Primeval Titanとの相性の良さにも注目され、12postに組み込んだデッキが結果を残した。同様の理由でヴァラクートに採用されることもある。また、グリセルブランド/Griselbrandと組んだグリセルシュートというデッキも存在する。
- 自分の手札からではなく、対戦相手の手札から出すようになると不実な衝動/Treacherous Urge。
- 裂け目(Breach)を突破する(Through)というカード名であるが、Breachにもまた「突破する」という意味がある。