フェルダグリフ
提供:MTG Wiki
(3人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | '''フェルダグリフ'''/''Phelddagrif''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。 | + | {{Otheruses|[[クリーチャー・タイプ]]|[[アライアンス]]初出の[[伝説のクリーチャー]]・[[カード]]|Phelddagrif}} |
− | + | '''フェルダグリフ'''/''Phelddagrif''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。[[マジック:ザ・ギャザリング]]オリジナルの[[クリーチャー]]である。 | |
− | [[ | + | |
{{#card:Phelddagrif}} | {{#card:Phelddagrif}} | ||
{{#card:Questing Phelddagrif}} | {{#card:Questing Phelddagrif}} | ||
− | + | 初出は[[プレーンシフト]]の[[探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrif]]。これは[[アライアンス]]で登場した[[Phelddagrif]]の[[リメイク]]なのだが、そちらは[[伝説のクリーチャー]]だったため当時の方針として[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]]のクリーチャー・タイプしか持っていなかった。のちの[[クリーチャー・タイプ#ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]によって、Phelddagrifもフェルダグリフのクリーチャー・タイプを得た。 | |
+ | |||
+ | このクリーチャー・タイプを持つのは前述の2体のみ。いずれも[[緑白青]]で、それぞれの[[色マナ]]を[[起動コスト]]とする[[起動型能力]]をもつ。それぞれの能力はデメリットとして[[対戦相手]]にも有利な[[効果]]をもたらす。 | ||
+ | |||
+ | 伝説のクリーチャーは前述のPhelddagrifのみ。 | ||
+ | |||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | フェルダグリフとは架空の生物で、伝承などに由来するものではなくマジックオリジナルの存在である。翼を持った紫色のカバの姿をしている。(→画像:{{Gatherer|id=3227|Phelddagrif}}、{{Gatherer|id=27634|探索するフェルダグリフ}}) | ||
+ | |||
+ | 名前の由来は「[[Richard Garfield|Garfield Ph.D.(ガーフィールド博士)]]」の[[アナグラム]]であり、[[マジック:ザ・ギャザリング]]生みの親への敬意を込め、[[アイスエイジ]]の[[フレイアリーズ/Freyalise|自然の(春の)女神]]の名前として考案されたもの。しかし、[[マジック・コンティニュイティ]]のディレクターは「"Phelddagrif"では自然の女神の名前に聞こえない」と拒否し、むしろ「空飛ぶ紫のカバ」の名前のようだと答えた。こうしてフェルダグリフが誕生した。([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/lexicon/27 lexicon]、[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-day-march-2006-2006-03-01 Card of the Day 03/23/2006]) | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
*[[カバ]]というクリーチャー・タイプも別に存在するので、姿は近くてもフェルダグリフとカバは別の生き物と言えるが、いずれもカバ・クリーチャー・[[トークン]]を出す[[能力]]を持つので、全くの無関係ではないのだろう。 | *[[カバ]]というクリーチャー・タイプも別に存在するので、姿は近くてもフェルダグリフとカバは別の生き物と言えるが、いずれもカバ・クリーチャー・[[トークン]]を出す[[能力]]を持つので、全くの無関係ではないのだろう。 | ||
18行: | 22行: | ||
*[[クリーチャー・タイプ解説]] | *[[クリーチャー・タイプ解説]] | ||
− | [[Category:クリーチャー・タイプ| | + | [[Category:クリーチャー・タイプ|ふえるたくりふ]] |
2017年8月7日 (月) 09:16時点における最新版
フェルダグリフ/Phelddagrifは、クリーチャー・タイプの1つ。マジック:ザ・ギャザリングオリジナルのクリーチャーである。
伝説のクリーチャー — フェルダグリフ(Phelddagrif)
(緑):Phelddagrifはターン終了時までトランプルを得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは緑の1/1のカバ(Hippo)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(白):Phelddagrifはターン終了時まで飛行を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを得る。
(青):Phelddagrifをオーナーの手札に戻す。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引いてもよい。
クリーチャー — フェルダグリフ(Phelddagrif)
(緑):探索するフェルダグリフはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは緑の1/1のカバ(Hippo)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(白):ターン終了時まで、探索するフェルダグリフはプロテクション(黒)とプロテクション(赤)を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを得る。
(青):探索するフェルダグリフはターン終了時まで飛行を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引いてもよい。
初出はプレーンシフトの探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrif。これはアライアンスで登場したPhelddagrifのリメイクなのだが、そちらは伝説のクリーチャーだったため当時の方針としてレジェンドのクリーチャー・タイプしか持っていなかった。のちのクリーチャー・タイプ大再編によって、Phelddagrifもフェルダグリフのクリーチャー・タイプを得た。
このクリーチャー・タイプを持つのは前述の2体のみ。いずれも緑白青で、それぞれの色マナを起動コストとする起動型能力をもつ。それぞれの能力はデメリットとして対戦相手にも有利な効果をもたらす。
伝説のクリーチャーは前述のPhelddagrifのみ。
[編集] ストーリー
フェルダグリフとは架空の生物で、伝承などに由来するものではなくマジックオリジナルの存在である。翼を持った紫色のカバの姿をしている。(→画像:Phelddagrif、探索するフェルダグリフ)
名前の由来は「Garfield Ph.D.(ガーフィールド博士)」のアナグラムであり、マジック:ザ・ギャザリング生みの親への敬意を込め、アイスエイジの自然の(春の)女神の名前として考案されたもの。しかし、マジック・コンティニュイティのディレクターは「"Phelddagrif"では自然の女神の名前に聞こえない」と拒否し、むしろ「空飛ぶ紫のカバ」の名前のようだと答えた。こうしてフェルダグリフが誕生した。(lexicon、Card of the Day 03/23/2006)