ファイレクシアの暴政/Phyrexian Tyranny
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'''ファイレクシアの暴政'''/''Phyrexian Tyranny''は、[[エヴィンカー/Evincar]]の玉座の間で[[スクイー/Squee]]の亡骸を眺める[[クロウヴァクス/Crovax]]を描いている({{Gatherer|id=26281}}、[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/1381 Squee's Regalia])。 | '''ファイレクシアの暴政'''/''Phyrexian Tyranny''は、[[エヴィンカー/Evincar]]の玉座の間で[[スクイー/Squee]]の亡骸を眺める[[クロウヴァクス/Crovax]]を描いている({{Gatherer|id=26281}}、[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/1381 Squee's Regalia])。 | ||
− | 小説[[Planeshift]]によると、クロウヴァクスは、[[ヨーグモス/Yawgmoth]]が愛する者を死から蘇らせることができると実証するために、スクイーを殺害し元通り蘇生する様を[[ジェラード/Gerrard]]に見せつけた。最終的にジェラードは想い人[[ハナ/Hanna]]を取り戻す決心をしヨーグモスに忠誠を誓ってしまう(→[[歪んだ愛着/Warped Devotion#ストーリー]]へ)。まんまとジェラードを屈服させ、[[セレニア/Selenia]]とダンスを踊る上機嫌のクロウヴァクスの傍らでは、再び殺害されたスクイーが2度目の蘇生を始めていた。実は最初にスクイーを蘇らせたのはクロウヴァクスの力であり、これ程の治癒能力は想定外であった。クロウヴァクスはスクイーの不死身は主ヨーグモスの御業に他ならないと確信すると、[[フレイバー・テキスト]]とほぼ同じ台詞を口にし、スクイーに3度目の死を贈るのだった。 | + | 小説[[Planeshift]]によると、クロウヴァクスは、[[ヨーグモス/Yawgmoth]]が愛する者を死から蘇らせることができると実証するために、スクイーを殺害し元通り蘇生する様を[[ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen (ストーリー)|ジェラード/Gerrard]]に見せつけた。最終的にジェラードは想い人[[ハナ/Hanna]]を取り戻す決心をしヨーグモスに忠誠を誓ってしまう(→[[歪んだ愛着/Warped Devotion#ストーリー]]へ)。まんまとジェラードを屈服させ、[[セレニア/Selenia]]とダンスを踊る上機嫌のクロウヴァクスの傍らでは、再び殺害されたスクイーが2度目の蘇生を始めていた。実は最初にスクイーを蘇らせたのはクロウヴァクスの力であり、これ程の治癒能力は想定外であった。クロウヴァクスはスクイーの不死身は主ヨーグモスの御業に他ならないと確信すると、[[フレイバー・テキスト]]とほぼ同じ台詞を口にし、スクイーに3度目の死を贈るのだった。 |
{{フレイバーテキスト|あいつはヨーグモスから私への褒美なんだ。 あいつを毎日百回ずつ殺してやるんだ。|クロウヴァクスからアーテイへ}} | {{フレイバーテキスト|あいつはヨーグモスから私への褒美なんだ。 あいつを毎日百回ずつ殺してやるんだ。|クロウヴァクスからアーテイへ}} | ||
こうして不死身となったスクイーは[[アポカリプス]]の物語で解放されるまで、慰み者としてクロウヴァクスと[[アーテイ/Ertai]]によって何度も繰り返し殺されることになる。 | こうして不死身となったスクイーは[[アポカリプス]]の物語で解放されるまで、慰み者としてクロウヴァクスと[[アーテイ/Ertai]]によって何度も繰り返し殺されることになる。 |
2018年4月3日 (火) 19:07時点における版
エンチャント
プレイヤーがカードを1枚引くたび、そのプレイヤーが(2)を支払わないかぎり、そのプレイヤーは2点のライフを失う。
カードを引くたびに2点のライフロスか2マナの支払い要求するエンチャント。戦場に出すのに3色必要だが、コンボデッキのキーカードとなる可能性を秘めている。
一度に大量にドローさせるか、マナ拘束と組み合わせるのが最も現実的で効果が高いだろう。
- 地獄界の夢/Underworld Dreamsと違い、自分にも効果が及ぶので注意。
- ファイレクシア/Phyrexiaの名が付くカードの中で、初の青いカード。
関連カード
サイクル
- 探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrif
- 堕落した者アーテイ/Ertai, the Corrupted
- ファイレクシアの暴政/Phyrexian Tyranny
- 破壊的な流動/Destructive Flow
- 発光カヴー/Radiant Kavu
ストーリー
ファイレクシアの暴政/Phyrexian Tyrannyは、エヴィンカー/Evincarの玉座の間でスクイー/Squeeの亡骸を眺めるクロウヴァクス/Crovaxを描いている(イラスト、Squee's Regalia)。
小説Planeshiftによると、クロウヴァクスは、ヨーグモス/Yawgmothが愛する者を死から蘇らせることができると実証するために、スクイーを殺害し元通り蘇生する様をジェラード/Gerrardに見せつけた。最終的にジェラードは想い人ハナ/Hannaを取り戻す決心をしヨーグモスに忠誠を誓ってしまう(→歪んだ愛着/Warped Devotion#ストーリーへ)。まんまとジェラードを屈服させ、セレニア/Seleniaとダンスを踊る上機嫌のクロウヴァクスの傍らでは、再び殺害されたスクイーが2度目の蘇生を始めていた。実は最初にスクイーを蘇らせたのはクロウヴァクスの力であり、これ程の治癒能力は想定外であった。クロウヴァクスはスクイーの不死身は主ヨーグモスの御業に他ならないと確信すると、フレイバー・テキストとほぼ同じ台詞を口にし、スクイーに3度目の死を贈るのだった。
あいつはヨーグモスから私への褒美なんだ。 あいつを毎日百回ずつ殺してやるんだ。― クロウヴァクスからアーテイへ
こうして不死身となったスクイーはアポカリプスの物語で解放されるまで、慰み者としてクロウヴァクスとアーテイ/Ertaiによって何度も繰り返し殺されることになる。