ファイレクシアの暴政/Phyrexian Tyranny
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Phyrexian Tyranny / ファイレクシアの暴政 (青)(黒)(赤)
エンチャント
エンチャント
プレイヤーがカードを1枚引くたび、そのプレイヤーが(2)を支払わないかぎり、そのプレイヤーは2点のライフを失う。
カードを引くたびに2点のライフロスか2マナの支払い要求するエンチャント。戦場に出すのに3色必要だが、コンボデッキのキーカードとなる可能性を秘めている。
一度に大量にドローさせるか、マナ拘束と組み合わせるのが最も現実的で効果が高いだろう。
- 地獄界の夢/Underworld Dreamsと違い、自分にも効果が及ぶので注意。
- ファイレクシア/Phyrexiaの名が付くカードの中で、初の青いカード。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrif
- 堕落した者アーテイ/Ertai, the Corrupted
- ファイレクシアの暴政/Phyrexian Tyranny
- 破壊的な流動/Destructive Flow
- 発光カヴー/Radiant Kavu
[編集] ストーリー
ファイレクシアの暴政/Phyrexian Tyrannyは、エヴィンカー/Evincarの玉座の間でスクイー/Squeeの亡骸を眺めるクロウヴァクス/Crovaxを描いている(イラスト)[1]。
小説Planeshiftによると、クロウヴァクスは、ヨーグモス/Yawgmothが愛する者を死から蘇らせることができると実証するために、スクイーを殺害し元通り蘇生する様をジェラード/Gerrardに見せつけた。最終的にジェラードは想い人ハナ/Hannaを取り戻す決心をしヨーグモスに忠誠を誓ってしまう(→歪んだ愛着/Warped Devotion#ストーリーへ)。まんまとジェラードを屈服させ、セレニア/Seleniaとダンスを踊る上機嫌のクロウヴァクスの傍らでは、再び殺害されたスクイーが2度目の蘇生を始めていた。実は最初にスクイーを蘇らせたのはクロウヴァクスの力であり、これ程の治癒能力は想定外であった。クロウヴァクスはスクイーの不死身は主ヨーグモスの御業に他ならないと確信すると、フレイバー・テキストとほぼ同じ台詞を口にし、スクイーに3度目の死を贈るのだった。
あいつはヨーグモスから私への褒美なんだ。 あいつを毎日百回ずつ殺してやるんだ。― クロウヴァクスからアーテイへ
こうして不死身となったスクイーはアポカリプスの物語で解放されるまで、慰み者としてクロウヴァクスとアーテイ/Ertaiによって何度も繰り返し殺されることになる。
[編集] 参考
- ↑ Squee's Regalia(Arcana 2007年7月23日 Wizards of the Coast著)