雷族の呼び覚まし/Thunderkin Awakener
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2019年8月20日 (火) 19:56時点における版
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) シャーマン(Shaman)
速攻
雷族の呼び覚ましが攻撃するたび、あなたの墓地にありタフネスが雷族の呼び覚ましのタフネスよりも小さいエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・カード1枚を対象とする。そのカードをタップ状態で攻撃している状態で戦場に戻す。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。
攻撃時に自身よりタフネスの小さいエレメンタル・クリーチャーを攻撃している状態でリアニメイトするエレメンタル。
これによって釣り上げられたクリーチャーはターン終了時に戦場を離れるものの、追放ではなく生け贄に捧げるので死亡誘発能力も利用できる。墓地から釣り上げて墓地に戻るので、アドバンテージに直接繋がるETB能力・PIG能力持ちを使い回しやすい。
速攻も持っているので一度は仕事をさせられるものの、そのままではタフネス1のエレメンタルしか戦場に戻せない。タフネス1の強力なエレメンタルを採用する、+1/+1カウンターや強化呪文などでタフネスを上げるなど、構築段階から使い方を考える必要がある。
同セット収録の駆け回る物焦がし/Scampering Scorcherはよき相方であり、1/1なので打撃力は乏しいが1/1トークンを2体置いていってくれる。
また、色を増やす必要こそあるものの、同じく同セット収録の発現する浅瀬/Risen Reefも相性が良い。 出た時点でドローかマナ加速ができる他、生き残れば戦闘後メインフェイズにエレメンタルを展開することで更にアドバンテージを稼ぐことができる。
スタンダードの既存の赤で採用率の高いものには遁走する蒸気族/Runaway Steam-Kinがあるが、即座に呪文を唱えまくる必要があるのであまり相性はよくない。
環境をモダン以降にまで広げればボール・ライトニング/Ball Lightningや稲妻の骨精霊/Lightning Skelementalといった派手なシナジーも存在する。いずれも発掘/Unearth等とも相性をよくするため、見かける機会は少なくないかもしれない。
リミテッドではエレメンタルシナジーの形成が可能なので、駆け回る物焦がしかタフネス強化手段を用意できれば強力。反対に、それができなければフレンチ・バニラとして使うのが関の山だろう。