ティボルトの計略
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2021年2月16日 (火) 10:38時点における版
ティボルトの計略 (Tibalt's Trickery) は、カルドハイム参入後のモダン環境に存在していたコンボデッキ。
目次 |
概要
インスタント
呪文1つを対象とする。それを打ち消す。1か2か3を無作為に選ぶ。その呪文のコントローラーはその選んだ数に等しい枚数のカードを切削する。その後、その呪文と違う名前を持ち土地でないカードが追放されるまで、自分のライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。そのプレイヤーはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その後、そのプレイヤーはそれらの追放されたカードを自分のライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
インスタント
続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
伝説のクリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)
この呪文は打ち消されない。
あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンに続いて追加の1ターンを行う。
飛行、プロテクション(1色以上の呪文)、滅殺6
引き裂かれし永劫、エムラクールがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、オーナーは自分の墓地を自分のライブラリーに加えて切り直す。
デッキに2マナ以下の呪文をティボルトの計略/Tibalt's Trickeryのみにしておくと、暴力的な突発/Violent Outburstを唱えると続唱で必ずティボルトの計略がめくれる。めくれたティボルトの計略をスタック上の暴力的な突発を対象に唱え、ティボルトの計略により引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornなどの超重量級呪文を踏み倒し、勝負を決める。
構成は大きく分けて2パターンある。ひとつは、ライブラリーの呪文をティボルトの計略、暴力的な突発、エムラクールのみにし、ティボルトの計略で必ずエムラクールがめくれるようにしたパターン。この場合、猿人の指導霊/Simian Spirit Guideが採用できないため、スピード勝負で遅れを取る場合がある。もうひとつは、猿人の指導霊を採用し、ティボルトの計略の追加の「当たり」として、無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyreなどのエルドラージや、全知/Omniscienceや輝く根本原理/Brilliant Ultimatumといった追加の踏み倒し呪文が採用される。この場合、実質最速0ターンキルも可能だが、ティボルトの計略で猿人の指導霊やティボルトの計略がめくれるリスクを抱えることとなる。
他の呪文は採用できないので、疑似マナ加速に宝石の洞窟/Gemstone Cavernsが採用される。
2021年2月15日の禁止制限告知において、ティボルトの計略が禁止カードに指定され、消滅した。
サンプルリスト
猿人の指導霊不採用型
- 赤緑の構成だが、コンボのリカバリーのために神秘の聖域/Mystic Sanctuaryを採用している。
猿人の指導霊採用型
Tibalt's Trickery [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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