ジアドロン・ディハーダ/Geyadrone Dihada (ストーリー)

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
'''ガイヤドローン・ディーハダ'''(''Geyadrone Dihada'')はArmadaコミックのキャラクター。[[カード]]には、[[第5版]]の[[寄せ餌/Lure]]の[[フレイバー・テキスト]]に登場した。
+
'''ジアドロン・ディハーダ'''(''Geyadrone Dihada'')はArmadaコミックのキャラクター。[[第5版]]の[[寄せ餌/Lure]]の[[フレイバー・テキスト]]で初登場したが、この時は'''ガイヤドローン・ディーハダ'''と訳されていた。
  
 
==解説==
 
==解説==
8行: 8行:
 
[[ダッコン/Dakkon]]に命じて”[[ダッコン/Dakkon#blackblade|黒き剣/Blackblade]]”を作らせる。褒美にダッコンをプレインズウォーカーに目覚めさせるが、黒き剣でダッコンの魂を奪い影の戦士としてしまう。
 
[[ダッコン/Dakkon]]に命じて”[[ダッコン/Dakkon#blackblade|黒き剣/Blackblade]]”を作らせる。褒美にダッコンをプレインズウォーカーに目覚めさせるが、黒き剣でダッコンの魂を奪い影の戦士としてしまう。
  
それからしばらく後の時代(少なくとも[[兄弟戦争]]以前)、ディーハダは[[コロンドール/Corondor]]に現れる。Golthonor(ゴルソノア)地方のKhone(コーン)の森を沼地へと変え、森の精を[[沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp King#ストーリー|沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp King]]として下僕にする。
+
それからしばらく後の時代(少なくとも[[兄弟戦争]]以前)、ディハーダは[[コロンドール/Corondor]]に現れる。Golthonor(ゴルソノア)地方のKhone(コーン)の森を沼地へと変え、森の精を[[沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp King#ストーリー|沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp King]]として下僕にする。
 
蜘蛛のような巨大な脚を生やした移動城塞を建造し居城とし、死と破壊の力を振るう。
 
蜘蛛のような巨大な脚を生やした移動城塞を建造し居城とし、死と破壊の力を振るう。
  
 
その軍団にソルカナーの他にも[[真紅のマンティコア/Crimson Manticore]]や2体の[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]](ピルー/Piruと[[クロミウム/Chromium (ストーリー)|ルエル/Rhuell]])を従える。
 
その軍団にソルカナーの他にも[[真紅のマンティコア/Crimson Manticore]]や2体の[[エルダー・ドラゴン/Elder Dragon]](ピルー/Piruと[[クロミウム/Chromium (ストーリー)|ルエル/Rhuell]])を従える。
  
自分の命を狙う若者[[Carth]](カース)を巧みに誘導して、ダッコンを[[ドミナリア/Dominaria]]に召喚、プレインズウォーカーの能力を失わさせる。ソルカナーとルエルを倒して黒き剣を手に入れたダッコンに、ピルーをさしむけ殺させる(エルダー・ドラゴンを殺せるのは、黒き剣のような武器と力を持つ者だけ)。するとエルダー・ドラゴンの生命エネルギーが炸裂、周囲の地形を変化させる(この地はDueling Chasm of Golthonor(ゴルソノアの決闘峡谷)と呼ばれるようになる)。ディーハダはそのエネルギーを吸収し更なる力を獲得しようとするが、吸収しきるにはあまりにも大きく変身能力を完全には制御できなくなる。その姿は、髪はちりちりのもじゃもじゃ、身体はぶよぶよに太った脂肪の塊のようだ。
+
自分の命を狙う若者[[Carth]](カース)を巧みに誘導して、ダッコンを[[ドミナリア/Dominaria]]に召喚、プレインズウォーカーの能力を失わせる。ソルカナーとルエルを倒して黒き剣を手に入れたダッコンに、ピルーをさしむけ殺させる(エルダー・ドラゴンを殺せるのは、黒き剣のような武器と力を持つ者だけ)。するとエルダー・ドラゴンの生命エネルギーが炸裂、周囲の地形を変化させる(この地はDueling Chasm of Golthonor(ゴルソノアの決闘峡谷)と呼ばれるようになる)。ディハーダはそのエネルギーを吸収し更なる力を獲得しようとするが、吸収しきるにはあまりにも大きく変身能力を完全には制御できなくなる。その姿は、髪はちりちりのもじゃもじゃ、身体はぶよぶよに太った脂肪の塊のようだ。
  
ディーハダは、エネルギーの炸裂から生き残ったダッコンの隙を突いて下僕とする契約を結ぶと姿を消した。ダッコンに力を与えたのも、カースの命をわざと助け[[Carth#amulet|Amulet of Ti-fu(ティ=フの護符)]]を与えたのも、全てエルダー・ドラゴンの力を獲得し、ダッコンを強力な手駒とするための計画の内だったと告げて・・・
+
ディハーダは、エネルギーの炸裂から生き残ったダッコンの隙を突いて下僕とする契約を結ぶと姿を消した。ダッコンに力を与えたのも、カースの命をわざと助け[[Carth#amulet|Amulet of Ti-fu(ティ=フの護符)]]を与えたのも、全てエルダー・ドラゴンの力を獲得し、ダッコンを強力な手駒とするための計画の内だったと告げて・・・
  
 
*[[第5版]]の[[寄せ餌/Lure]]の[[フレイバー・テキスト]]に名前を見ることができる。自分を餌に、カースとダッコンを罠にかけた彼女らしい台詞だ。
 
*[[第5版]]の[[寄せ餌/Lure]]の[[フレイバー・テキスト]]に名前を見ることができる。自分を餌に、カースとダッコンを罠にかけた彼女らしい台詞だ。
 
{{フレイバーテキスト|罠を仕掛けるときに大切なのは、仕掛けの出来よりも、餌の質。|ガイヤドローン・ディーハダ}}
 
{{フレイバーテキスト|罠を仕掛けるときに大切なのは、仕掛けの出来よりも、餌の質。|ガイヤドローン・ディーハダ}}
  
数千年後、戦闘魔道士(Battlemage)[[Ravidel]](ラヴィデル)の[[Mox Beacon]]に気付いたディーハダは、再び[[ドミナリア/Dominaria]]を来訪する。そしてカルサリオンの子孫を打ち負かし、ダッコンを片腕として迎え入れ、ドミナリアを我が物とする為に行動を開始する。まず手始めはコロンドール大陸からだ。
+
数千年後、戦闘魔道士(Battlemage)[[Ravidel]](ラヴィデル)の[[Mox Beacon]]に気付いたディハーダは、再び[[ドミナリア/Dominaria]]を来訪する。そして[[ジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalion|カルサリオンの子孫]]を打ち負かし、ダッコンを片腕として迎え入れ、ドミナリアを我が物とする為に行動を開始する。まず手始めはコロンドール大陸からだ。
  
 
==登場==
 
==登場==
 
===カードに登場===
 
===カードに登場===
 +
*[[ジアドロン・ディハーダ/Geyadrone Dihada]]
 +
*[[ディハーダの策謀/Dihada's Ploy]]
 
*[[寄せ餌/Lure]]([[第5版]]の[[フレイバー・テキスト]])
 
*[[寄せ餌/Lure]]([[第5版]]の[[フレイバー・テキスト]])
  
29行: 31行:
 
*[[Dakkon Blackblade]](アメコミ版黒き剣のダッコン)
 
*[[Dakkon Blackblade]](アメコミ版黒き剣のダッコン)
 
*Battlemage(PCゲーム)
 
*Battlemage(PCゲーム)
 +
*[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035156/ 『モダンホライゾン2』の伝説たち 再来編]/[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/returning-legends-modern-horizons-2-2021-06-10 The Returning Legends of Modern Horizons 2](2021年6月10日)
  
 
==参考==
 
==参考==
39行: 42行:
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
  
[[Category:プレインズウォーカー|かいやとろおん ていはだ]]
+
[[Category:プレインズウォーカー|しあとろん ていはだ]]

2021年6月12日 (土) 14:43時点における版

ジアドロン・ディハーダ(Geyadrone Dihada)はArmadaコミックのキャラクター。第5版寄せ餌/Lureフレイバー・テキストで初登場したが、この時はガイヤドローン・ディーハダと訳されていた。

目次

解説

腰までの長さの漆黒の髪、真っ青な皮膚、女王のような威厳のある美女のプレインズウォーカー/Planeswalker。背中と腹部を露出するビキニ型の胸当て、腕と腰から膝までには包帯を巻き、骨の装飾品を付け、丈の長い真紅のマントを羽織る。マントの下に隠されているが、膝から下は蛸のような触手が幾叉にも分かれて何メートルも伸びている。

プレインズウォーカーの例に漏れず姿を変える能力を持つが、特に変身能力に優れるようだ。その能力は上記の美女形態でも発揮され、関節を不自然な方向に曲げたり、手足を伸縮させたりしている。

ダッコン/Dakkonに命じて”黒き剣/Blackblade”を作らせる。褒美にダッコンをプレインズウォーカーに目覚めさせるが、黒き剣でダッコンの魂を奪い影の戦士としてしまう。

それからしばらく後の時代(少なくとも兄弟戦争以前)、ディハーダはコロンドール/Corondorに現れる。Golthonor(ゴルソノア)地方のKhone(コーン)の森を沼地へと変え、森の精を沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp Kingとして下僕にする。 蜘蛛のような巨大な脚を生やした移動城塞を建造し居城とし、死と破壊の力を振るう。

その軍団にソルカナーの他にも真紅のマンティコア/Crimson Manticoreや2体のエルダー・ドラゴン/Elder Dragon(ピルー/Piruとルエル/Rhuell)を従える。

自分の命を狙う若者Carth(カース)を巧みに誘導して、ダッコンをドミナリア/Dominariaに召喚、プレインズウォーカーの能力を失わせる。ソルカナーとルエルを倒して黒き剣を手に入れたダッコンに、ピルーをさしむけ殺させる(エルダー・ドラゴンを殺せるのは、黒き剣のような武器と力を持つ者だけ)。するとエルダー・ドラゴンの生命エネルギーが炸裂、周囲の地形を変化させる(この地はDueling Chasm of Golthonor(ゴルソノアの決闘峡谷)と呼ばれるようになる)。ディハーダはそのエネルギーを吸収し更なる力を獲得しようとするが、吸収しきるにはあまりにも大きく変身能力を完全には制御できなくなる。その姿は、髪はちりちりのもじゃもじゃ、身体はぶよぶよに太った脂肪の塊のようだ。

ディハーダは、エネルギーの炸裂から生き残ったダッコンの隙を突いて下僕とする契約を結ぶと姿を消した。ダッコンに力を与えたのも、カースの命をわざと助けAmulet of Ti-fu(ティ=フの護符)を与えたのも、全てエルダー・ドラゴンの力を獲得し、ダッコンを強力な手駒とするための計画の内だったと告げて・・・

罠を仕掛けるときに大切なのは、仕掛けの出来よりも、餌の質。
ガイヤドローン・ディーハダ

数千年後、戦闘魔道士(Battlemage)Ravidel(ラヴィデル)のMox Beaconに気付いたディハーダは、再びドミナリア/Dominariaを来訪する。そしてカルサリオンの子孫を打ち負かし、ダッコンを片腕として迎え入れ、ドミナリアを我が物とする為に行動を開始する。まず手始めはコロンドール大陸からだ。

登場

カードに登場

登場作品・登場記事

参考

MOBILE