グランプリ横浜12

提供：MTG Wiki

2021年8月10日 (火) 05:43時点における最新版

グランプリ横浜12/Grand Prix-Yokohama 2012は、2012年に日本の神奈川県で開催されたモダンのグランプリ。日本レガシー選手権12も同時開催された。

アヴァシンの帰還参入後初の、また国内で初の「モダン」形式のグランプリ。

久々の関東圏でのグランプリということもあり、国内イベントとしては過去最高となる1523名もの参加者が集まった（後にグランプリ名古屋12で更新された）。

特にアヴァシンの帰還の新カードである修復の天使/Restoration Angelの影響が大きく、新しい形の青白クロック・パーミッションを成立させこれを使用率2位（3色の亜種も含むと1位）とした上、トップ8に4つの出産の殻（うち2つはメリーラ・コンボ不採用型）を送り込む活躍を見せた。他にもグリセルブランド/Griselbrandや苛立たしい小悪魔/Vexing Devilなどが使われている。

とはいえ、突出したデッキがなく群雄割拠なモダン環境の特徴自体に大きな変化はない。参加者全体での最大勢力はジャンドの182人であったが、それでも使用率は12%。179名に絞られた2日目に至ってはその他が26名14.5%、次点に親和の25名14%という勢力図となり、明確なメタゲームが存在しない大会となった。

最大勢力は「その他」という非常に混沌とした大会であり、決勝も白黒トークンと青単フェアリーによるメタ外同士の対決となった。

• 日本初のWotC外部主催のグランプリ。今回はhappymtg.comでおなじみの晴れる屋がグランプリ横浜12を主催した。参加ディーラーも大幅に増加されている。
• 本来初日は10回戦だが電車の遅延の関係で9回戦だけ行われ、10回戦目は二日目に持ち越されることになった。
• 準決勝において、マッチ終了後にゲーム進行上のミスが発覚するハプニングがあった。ヘッド・ジャッジの裁定に基づき、ゲームの巻き戻しという形で対処されている。
• 同じ日程でグランプリバンクーバー12も開催されている。

[編集] 基本データ

• 日時：2012年6月23日～6月24日
• 会場：パシフィコ横浜
• 主催：晴れる屋
• フォーマット
  • モダン（～アヴァシンの帰還） 初日9回戦+2日目7回戦
• 参加者数：1523名
• ヘッド・ジャッジ：Jeff Morrow
• プロツアー「ラヴニカへの回帰」 予選
• 来場アーティスト：Eric Deschamps、Peter Mohrbacher

[編集] 上位入賞者

• 優勝 宮島淳一 （白黒トークン）
• 準優勝 梅原啓 （青単フェアリー）
• 第3位 山口聡史 （ジャンド）
• 第4位 角岡利幸 （キキジキポッド）
• 第5位 宮本寛弥 （親和）
• 第6位 四本悠葵 （キキジキポッド）
• 第7位 永見陽一 （黒赤緑白出産の殻）
• 第8位 牛島正規 （5色出産の殻）

[編集] 参考

• Miyajima Soars to New Heights in Yokohama（WotC、英語）
• グランプリ・横浜　イベントカバレージ （WotC、日本語）
• グランプリ横浜特集ページ（happyMTG.com、日本語）
• トーナメント記録