テルカーの技師、ブルーディクラッド/Brudiclad, Telchor Engineer
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*サルコマイトのマイアは[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]を予見させるカードであったことが語られている([[サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr]]を参照)ため、ブルーディクラッドも新ファイレクシアの人物であると思われるが、上記の通り明言はされていない。 | *サルコマイトのマイアは[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]を予見させるカードであったことが語られている([[サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr]]を参照)ため、ブルーディクラッドも新ファイレクシアの人物であると思われるが、上記の通り明言はされていない。 | ||
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2022年1月9日 (日) 16:38時点における版
伝説のアーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 工匠(Artificer)
あなたがコントロールしているクリーチャー・トークンは速攻を持つ。
あなたのターンの戦闘の開始時に、青の2/1のファイレクシアン(Phyrexian)・マイア(Myr)・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。その後、あなたはあなたがコントロールしているトークン1つを選んでもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしている他の各トークンはそれぞれ、そのトークンのコピーになる。
サルコマイトのマイア/Sarcomite Myrのフレイバー・テキストにのみ登場していたファイレクシア/Phyrexia人の工匠が、伝説のアーティファクト・クリーチャーとしてカード化。トークン限定の熱情/Fervorと、トークン生成および各トークンの均一化を行う能力を持つ。
戦闘の開始時にマイアを生成し、トークンに速攻を与える能力も持つなど、攻めっ気のあるデザインに見えるが、毎ターン2/1を突っ込ませるだけだと6マナのクリーチャーとしては少し物足りない。その真価は自分がコントロールするトークンをすべて同じものに変えてしまう能力にある。
単純に1/1トークンや宝物などの非クリーチャー・トークンを2/1マイアに変えるだけでも打点向上になるが、本領を発揮するのは別の強力なトークンと併用した場合だろう。挙動的には毎ターン擬似的な居住を行えるようなものであり、優秀なトークンや各種コピー・トークンを生成するカード全般と非常に相性が良い。居住と異なりクリーチャーに限らずどんなトークンのコピーにもなれるため応用の幅が広く、その上毎ターンコピー先を上書き変更できるため、キーカードを後になって引いてきても安心。群れネズミ/Pack Ratやウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urzaといった互いを強化するトークン、機械化製法/Mechanized Productionや富の享楽/Revel in Richesといったトークンを参照した勝利条件カード、コピー・トークンを利用したコンボなど、とにかく様々な利用手段が考えられる一枚。
- コピーにする効果はターン終了時までではなく永続する。
- ブルーディクラッド自身がトークンである場合、他のトークンのコピーになることを選ぶと自身も変更に巻き込まれてしまい、元に戻ることができない。
- 生成されるマイア・トークンは、ミラディン・ブロックやミラディンの傷跡ブロックで頻出していた無色の1/1ではなく青の有色アーティファクトである。2/1というサイズも含め、サルコマイトのマイアに倣ったものである。
- 2021年6月のオラクル変更で、ファイレクシアンのクリーチャー・タイプを得ると共にトークンのタイプにもファイレクシアンが追加された。
ストーリー
ブルーディクラッド/Brudicladはファイレクシア/Phyrexia人の工匠(イラスト)。
時の裂け目/Riftを通ってAR46世紀のドミナリア/Dominariaに出現している。起こり得る未来の一つにて、ブルーディクラッドは肉体と金属を輝かしく調和させる技師として存在している。
- サルコマイトのマイアは新ファイレクシア/New Phyrexiaを予見させるカードであったことが語られている(サルコマイトのマイア/Sarcomite Myrを参照)ため、ブルーディクラッドも新ファイレクシアの人物であると思われるが、上記の通り明言はされていない。
- 上述のオラクル更新でファイレクシアンのクリーチャー・タイプを得る以前は、種族を持たず職業である「工匠」のみをクリーチャー・タイプとして持つ珍しいクリーチャーの一つだった(探知の接合者/Sensor Splicerに続いて2例目、伝説のクリーチャーとしては史上初)。当時は種族がクリーチャー・タイプで表現できなかったファイレクシア人の不気味さが際立っていた。