至高の評決/Supreme Verdict
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2022年6月29日 (水) 03:47時点における版
打ち消されなくなった審判の日/Day of Judgment。
特にクロック・パーミッションに対して強力なキラーカードとなる。審判の日の亜種には珍しくマナ総量が4のままであり、通常のビートダウンに対する全体除去としての性能も十分。
ただし色拘束の強さは問題であり、色事故が頻発するようであればせっかくの軽さを活かせないので、できるだけしっかりとしたマナ基盤を用意したい。また、同ブロックにはボロスの魔除け/Boros Charmやゴルガリの魔除け/Golgari Charm、根生まれの防衛/Rootborn Defensesのような対策カードが存在することにも注意が必要。これらに対応する為払拭/Dispelなどは握っておいた方がいいかも知れない。特にリミテッドでは前2つがアンコモンに対し根生まれの防衛はコモンで、卓内に多く出回る事もあるため要注意。
スタンダードでは入れ替わりで審判の日が落ちたこともあり、青白コントロールや緑白青コントロールでは重要なカードとなっている。似たような役割の終末/Terminusとの選択、あるいは併用されることもしばしば。ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocratやスラーグ牙/Thragtuskなど、これだけでは除去しきれないクリーチャーも少なくないので注意が必要だが、聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftのような呪禁クリーチャーへの対策にもなるため存在意義は大きい。
パイオニアにおいては競合する審判の日や神の怒り/Wrath of Godが存在せず、貴重な4マナの全体除去となるため、青白コンに標準搭載される。その他青白の多色カードであることを活かし、5色ニヴ=ミゼットにも採用される。
モダンでも採用されうるカードであるが、こちらは上記の互換カードが存在するため、このカードを採用するかはデッキに依存する形であった。しかしモダンホライゾンで否定の力/Force of Negationが登場すると、否定の力で打ち消されず、否定の力のピッチコストになれる点が評価され採用率が上がった。
レガシーにおいても採用される場合があり、そもそもカウンターが強力なフォーマットであるため「打ち消されない」が相対的に強力であることと、意志の力/Force of Willのピッチコストになることが他の全体除去と大きく差別化される点。高信頼度の全体除去として終末/Terminusと枠を争う形となる。
- 数少ない、赤でも緑でもない打ち消されないカード。これは過去の最後の言葉/Last Wordの例から、青にも赤と緑に次ぐ3番目の地位として打ち消されないという役割を与えたものである[1]。
- ラヴニカへの回帰のBOX特典カード。ブースターBOX購入者にイラスト違いのプレミアム・カードが配布された[2]。
- supreme や verdict という英単語は司法用語で一般的に使われる。例えば最高裁判所のことを the Supreme Court といい、また (the) supreme penalty (最高の刑、極刑)といえば、婉曲的に死を課す刑、死刑のことである。本カードのsupremeは(日本語訳の「至高の」はなかなかに高尚だが、)カードの効果を見れば、この後者と全く同じ使用法である。
- ストーリー上ではギルドパクト/Guildpactの最終保険として、10のギルドが協力しない場合に発動、第10地区/The Tenth District自体を吹き飛ばすという代物である。
関連カード
サイクル
ラヴニカへの回帰の打ち消されないカードのサイクル。いずれも2色のレア。
- 殺戮遊戯/Slaughter Games
- 至高の評決/Supreme Verdict
- 対抗変転/Counterflux
- 突然の衰微/Abrupt Decay
- ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter
脚注
- ↑ Card Day's Night(Making Magic 2012年9月24日 Mark Rosewater著)
- ↑ Promo Cards(Arcana 2012年9月11日 Monty Ashley著)
参考
- 壁紙(DailyMTG.com、Daily Activity 2012年9月26日)
- リセットカード
- カード個別評価:ラヴニカへの回帰 - レア
- カード個別評価:ダブルマスターズ2022 - レア
- カード個別評価:アイコニックマスターズ - レア