穴開け三昧/Auger Spree
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
13行: | 13行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価:バトルボンド]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:バトルボンド]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[コモン]] | ||
*[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]] - [[コモン]] |
2022年6月29日 (水) 20:57時点における最新版
ラクドスらしい超攻撃重視の修整を与えるインスタント。名も無き転置/Nameless Inversionの上位種、またはタフネスの下限がなくなった血の渇き/Blood Lustと言える。修整値が大きいためやや融通が利かないが、タフネス5以上への単体強化にも、血の渇きではできなかったタフネス4以下への単体除去にもなる。単純なプラス修整およびマイナス修整呪文と比べて用途は多いが、その分だけ裏目も存在する。
タフネスへの-4修整に耐えられるクリーチャーと言うと、壁などの防衛持ちを除けば、フィニッシャー級などの大型クリーチャーに限られてくる。大型が存在しないゲーム序盤では除去としての用途が基本となる。除去としてのコスト・パフォーマンスは1マナ重い闇の掌握/Grasp of Darkness相当で、高くはないが及第点。終盤では依然として中堅以下への除去の用途に加え、トランプルや回避能力を持つファッティなどに唱えて最後の一押しに使ったり、逆に対戦相手の(トランプルなどを持たない)ファッティに対してコンバット・トリックとするなど。
構築ではミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortarsなどのより軽い火力や破壊系除去に劣りがちだが、再生持ちなどへの対策を重視する場合や、自分のタフネス5以上のクリーチャーを強化する必要がある場合は出番があるだろう。
リミテッドでは単純に除去として見ても優秀で、重い大型クリーチャーを利用する機会も少なくないため、使いやすく腐り難い。ラクドスに限らず、例えばゴルガリは活用によりファッティを作りやすいため相性がよい。ただし除去として使ったのを巨大化/Giant Growthなどで凌がれた場合、二重に強化されたパワーで襲ってくる事になる点には注意。
- 対戦相手のトランプル持ちファッティに対して除去したい場合は、タイミングに注意。例えば、5/5トランプル相手に1/1でブロックする時、戦闘ダメージを割り振る前に唱えると9/1となり相打ちにできるものの、最大で8点もプレイヤーにダメージを与えられてしまう。この場合はいったんチャンプブロックして、戦闘ダメージの割り振り後に唱えると4点のダメージで済む。