プレイナー・アライ/Planar Ally

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[[攻撃]]するたび[[ダンジョン探索]]を行う[[天使]]。
 
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[[リミテッド]]では[[ジンの風予見者/Djinni Windseer]]と並んで[[コモン]]の強力な[[飛行]]戦力であり、継続的なダンジョン探索[[効果]]も魅力。[[パワー・ワード・キル/Power Word Kill]]の[[除去]]範囲外というのも地味に効く。
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[[リミテッド]]では[[ジンの風予見者/Djinni Windseer]]と並んで[[コモン]]の強力な[[飛行]]戦力であり、継続的なダンジョン探索[[効果]]も魅力。[[パワー・ワード・キル/Power Word Kill]]の[[除去]]範囲外というのも地味に効く。[[回避能力]]があるため、攻撃時に誘発するダンジョン探索も比較的積極的に狙える。
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[[構築]]では流石に重い。また、[[スタンダード]]環境における使用頻度の高い[[火力]]の[[ダメージ]]が3点なのもあって、タフネス3は不安が残る数値。
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*[[名前]]にAllyを含むが、[[クリーチャー・タイプ]]の[[同盟者]](Ally)は持っていない。
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==[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]において==
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原作[[TRPG]]「[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]」においては、'''プレイナーアライ'''/''Planar Ally ''は6レベルの[[クレリック]]呪文。[[プレインズウォーカー/Planeswalker|宇宙的な力を持つ]][[神|強力な存在]]に助力を乞い、その存在は己に忠実な1体の[[エレメンタル]]、[[天使|セレスチャル]]、または[[デーモン|タナーリ]]や[[デビル|バーテズゥ]]を、術者を手伝わせるために遣わす。術者はそうやって遣わされてきた「プレイナー/他次元界のクリーチャー」に護衛や戦闘といった任務を頼む事ができるという呪文。プレイナーはあくまでも「アライ/仲間」であるため、高額の金銭(ルールブックのデフォルト設定では100G/分、1000G/時、10000G/日)や神への奉仕、[[生け贄]]やクエストの達成といった報酬を要求してくる。
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*上記の通り、原作におけるプレイナー・アライは天使に限らない。このカードは「プレイナー・アライ呪文で呼ばれた天使」という趣が強いと言える。
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**ダンジョン探索がついてくるのは、それがこの天使への報酬であるからと判断される。
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*この設定は[[マジック:ザ・ギャザリング]]における『[[クリーチャー]][[呪文]]』という表現にも広く反映されている。クリーチャー・カードはあくまでもそれを通じてクリーチャーを異なる次元から[[召喚]]するための『呪文』を表したものというスタンスは初期から貫かれている。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[コモン]]

2022年7月20日 (水) 12:08時点における最新版


Planar Ally / プレイナー・アライ (3)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

飛行
プレイナー・アライが攻撃するたび、ダンジョン探索をする。(ダンジョン探索をするとは、最初の部屋へ入るか、次の部屋へ進むことである。)

3/3

攻撃するたびダンジョン探索を行う天使

リミテッドではジンの風予見者/Djinni Windseerと並んでコモンの強力な飛行戦力であり、継続的なダンジョン探索効果も魅力。パワー・ワード・キル/Power Word Kill除去範囲外というのも地味に効く。回避能力があるため、攻撃時に誘発するダンジョン探索も比較的積極的に狙える。

構築では流石に重い。また、スタンダード環境における使用頻度の高い火力ダメージが3点なのもあって、タフネス3は不安が残る数値。

[編集] ダンジョンズ&ドラゴンズにおいて

原作TRPGダンジョンズ&ドラゴンズ」においては、プレイナーアライ/Planar Ally は6レベルのクレリック呪文。宇宙的な力を持つ強力な存在に助力を乞い、その存在は己に忠実な1体のエレメンタルセレスチャル、またはタナーリバーテズゥを、術者を手伝わせるために遣わす。術者はそうやって遣わされてきた「プレイナー/他次元界のクリーチャー」に護衛や戦闘といった任務を頼む事ができるという呪文。プレイナーはあくまでも「アライ/仲間」であるため、高額の金銭(ルールブックのデフォルト設定では100G/分、1000G/時、10000G/日)や神への奉仕、生け贄やクエストの達成といった報酬を要求してくる。

  • 上記の通り、原作におけるプレイナー・アライは天使に限らない。このカードは「プレイナー・アライ呪文で呼ばれた天使」という趣が強いと言える。
    • ダンジョン探索がついてくるのは、それがこの天使への報酬であるからと判断される。
  • この設定はマジック:ザ・ギャザリングにおける『クリーチャー呪文』という表現にも広く反映されている。クリーチャー・カードはあくまでもそれを通じてクリーチャーを異なる次元から召喚するための『呪文』を表したものというスタンスは初期から貫かれている。

[編集] 参考

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