トバイアス・アンドリオン/Tobias Andrion

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
 
(10人の利用者による、間の13版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Tobias Andrion}}
 
{{#card:Tobias Andrion}}
  
[[レジェンド#set|レジェンド]]での典型的な『[[コスト]]に見合わない[[マルチカラー]]』の1つ。
+
[[バニラ]][[中堅クリーチャー]]で、極めて凡庸な性能。[[多色]]かつ[[伝説のクリーチャー]]としては、もう一声の[[能力]]が欲しいところ。[[構築]]では、当時から[[単色]]で5[[マナ]]4/4以上の[[クリーチャー]]である[[セラの天使/Serra Angel]]や[[大気の精霊/Air Elemental]]が存在していた。
でもまあ、これは『まだマシ』なほうかもしれない。
+
  
5[[伝説の|マナ]]で4/4[[バニラ]]、しかもマルチカラーで[[伝説]]というデメリットもち。
+
[[リミテッド]]では無難に役立つ上、多色なので[[ブースター・ドラフト]]では一周させても[[ピック]]できる可能性が高い。そこそこ便利と言える。
後の世のどころか、当時ですら『単色5マナで4/4+α』という[[クリーチャー]]はごろごろいたわけで、明らかに不利。
+
これでも『まだマシなほう』といえてしまうのが、レジェンドでのマルチカラーの悲しいところ。
+
  
*[[第4版]]あたりから始めたプレイヤーが[[リバイズド]]時代の強力カードを羨望の眼差しで眺めていた頃、そのようなプレイヤーが「昔のカードが復活!」との売り文句で登場した[[クロニクル]]に期待で胸膨らませて開封し、首を傾げるのに一役買ったカード。
+
*[[第4版]]あたりから始めたプレイヤーが[[リバイズド]]時代の強力カードを羨望の眼差しで眺めていた頃、そのようなプレイヤーが「昔のカードが復活!」との売り文句で登場した[[クロニクル]]に期待で胸膨らませて開封し、首を傾げるのに一役買ったカード。昔のカードはみな強力だ、という幻想を散々に砕いたものである。
昔のカードはみな強力だ、という幻想を散々に砕いたものである。
+
*[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[人間]]の[[クリーチャー・タイプ]]を獲得した。また、2008年1月の[[オラクル]]更新で[[アドバイザー]]も獲得した。
 +
*[[ドラゴンの迷路]]で、同じ[[マナ・コスト]]で4/4、能力を二つ持った伝説のクリーチャーである[[第10管区のラヴィニア/Lavinia of the Tenth]]が登場した。[[プロテクション]]は不利に働く場面もあるものの、性能に大きな差があることは否めない。
 +
**更に時代が進んだ現在では、[[龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai]]や[[空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad]]など、完全な[[上位互換]]が複数登場している。
 +
==関連カード==
 +
{{キャラクターを表すカード/トバイアス・アンドリオン}}
  
==参考==
+
==ストーリー==
*[[カード個別評価:オールドエキスパンション]]
+
'''トバイアス・アンドリオン'''/''Tobias Andrion''は[[シオールタン帝国/Sheoltun Empire]]で最も有名な軍事行政官(military administrator)。
*[[カード個別評価:クロニクル]]
+
 
+
****
+
=トバイアス・アンドリオン/Tobias Andrion(ストーリー) [#story]=
+
 
+
[[シオールタン帝国/Sheoltun Empire]]で最も有名な軍事行政官(military administrator)。名前だけの自由の看板とされる。男性。
+
シオールタン初期の重要な軍事行動の全てで、近隣地域の併呑に尽力した。彼の真の偉業は[[Spice Isles|Spice Isles(香辛料諸島)]]の組織化された海賊の討伐である。
+
 
+
トバイアスの誕生時点で、帝国は既に[[エローナ/Aerona]]本島を掌握していたが、周辺諸島は未だ手つかずだった。
+
そこでトバイアスは伝説的な香辛料諸島の海賊団に戦いを挑み、30年以上も続いた戦いで、略奪者どもを追い払い、ついには隠し砦も壊滅させる。しかし、トバイアス自身も、海賊船Wavespawn(波の落とし子号)の船長と乗組員の奇襲に遭い命を落とした。
+
  
トバイアスの死の真相については、数々の逸話が残されている。大抵の物語では、魔法の稲妻に撃たれた、とされている。だが、中でもぞっとしない伝説では、トバイアスは死後殆どすぐに動き出し、彼の乗組員達の亡骸と共に海底で死の舞いを舞ったという。そして今日までもその舞いは続いている…。
+
詳細は[[トバイアス・アンドリオン/Tobias Andrion (ストーリー)]]を参照。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[エローナ/Aerona]]
+
*[[バニラクリーチャー]]
*[[シオールタン帝国/Sheoltun Empire]]
+
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[アンコモン]]1
*Tobias Andrion([[Encyclopedia Dominia]]の見出し語)
+
*[[カード個別評価:クロニクル]] - [[コモン]]1
*[[背景世界/ストーリー用語]]
+
*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[コモン]]1
 +
__NOTOC__

2022年9月15日 (木) 16:28時点における最新版


Tobias Andrion / トバイアス・アンドリオン (3)(白)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)

4/4

バニラ中堅クリーチャーで、極めて凡庸な性能。多色かつ伝説のクリーチャーとしては、もう一声の能力が欲しいところ。構築では、当時から単色で5マナ4/4以上のクリーチャーであるセラの天使/Serra Angel大気の精霊/Air Elementalが存在していた。

リミテッドでは無難に役立つ上、多色なのでブースター・ドラフトでは一周させてもピックできる可能性が高い。そこそこ便利と言える。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

トバイアス・アンドリオン/Tobias Andrionシオールタン帝国/Sheoltun Empireで最も有名な軍事行政官(military administrator)。

詳細はトバイアス・アンドリオン/Tobias Andrion (ストーリー)を参照。

[編集] 参考

MOBILE