神話の重鎮、ヴォーソス/Vorthos, Steward of Myth
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このカードを上手く使おうとして特定のキャラクターや[[次元/Plane]]にどっぷりと浸かった[[デッキ]]を組むと、ヴォーソス自身が浮いた存在になってしまうのはご愛敬。 | このカードを上手く使おうとして特定のキャラクターや[[次元/Plane]]にどっぷりと浸かった[[デッキ]]を組むと、ヴォーソス自身が浮いた存在になってしまうのはご愛敬。 | ||
+ | *(ヴォーソスなのに)スパイク的な運用をするなら、元々のコストが(白)(青)(黒)(赤)(緑)のカードを2[[ターン]]からすぐさま唱えることを狙うと良いだろう。対応カードが多く[[プレインズウォーカー]]ゆえに早出しの価値が高い[[ウルザ/Urza]]([[アカデミーの頭、ウルザ/Urza, Academy Headmaster]])や、さらなる連鎖を狙える[[ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet]]([[ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn]])は特に強力。 | ||
*アートに特定のキャラクターが含まれるものを検索する場合、[https://tagger.scryfall.com Scryfall Tagger]で検索すると探しやすい。 | *アートに特定のキャラクターが含まれるものを検索する場合、[https://tagger.scryfall.com Scryfall Tagger]で検索すると探しやすい。 | ||
*[[副陽の接近変化/Form of the Approach of the Second Sun]]に登場している他、[[トリビアコンテスト/Trivia Contest]]に参戦したり[[子供用コースター/Kiddie Coaster]]で蘊蓄を語っている。 | *[[副陽の接近変化/Form of the Approach of the Second Sun]]に登場している他、[[トリビアコンテスト/Trivia Contest]]に参戦したり[[子供用コースター/Kiddie Coaster]]で蘊蓄を語っている。 |
2022年12月29日 (木) 15:34時点における版
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Vorthos, Steward of Myth / 神話の重鎮、ヴォーソス (1)(赤)伝説のクリーチャー — 人間(Human) ゲーマー(Gamer)
神話の重鎮、ヴォーソスが戦場に出るに際し、名前のあるマジックのキャラクター1人を選ぶ。
あなたが、その選ばれたキャラクターが名前やフレイバー・テキストやアートに含まれている呪文を唱えるためのコストは(白)(青)(黒)(赤)(緑)少なくなる。この効果は、あなたが支払う色マナの点数のみを減らす。
[どんぐりシンボル付き - トーナメントでは使用できない。]
ティミー、ジョニー、スパイクに続いて登場した、「フレイバー大好きヴォーソス(Vorthos)」のために作られたカードである。
2マナ1/3とマナレシオは平凡ながら、指定したキャラクターが何らかの形で登場している呪文の色マナを1点ずつ軽くするという強力なコスト減少能力を持つ。特に多色の伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーの運用に向いているが、それ以外にも絵やフレイバー・テキストにキャラクターが登場していればいいので可能性は無限大。デュエルデッキやSignature Spellbookといったサプリメント・セットのカードを活用すれば汎用呪文も軽く運用できるだろう。
このカードを上手く使おうとして特定のキャラクターや次元/Planeにどっぷりと浸かったデッキを組むと、ヴォーソス自身が浮いた存在になってしまうのはご愛敬。
- (ヴォーソスなのに)スパイク的な運用をするなら、元々のコストが(白)(青)(黒)(赤)(緑)のカードを2ターンからすぐさま唱えることを狙うと良いだろう。対応カードが多くプレインズウォーカーゆえに早出しの価値が高いウルザ/Urza(アカデミーの頭、ウルザ/Urza, Academy Headmaster)や、さらなる連鎖を狙えるニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet(ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn)は特に強力。
- アートに特定のキャラクターが含まれるものを検索する場合、Scryfall Taggerで検索すると探しやすい。
- 副陽の接近変化/Form of the Approach of the Second Sunに登場している他、トリビアコンテスト/Trivia Contestに参戦したり子供用コースター/Kiddie Coasterで蘊蓄を語っている。
ルール
- 公式の製品やストーリーに登場したことのあるマジックのキャラクターなら誰を選んでもよい。放浪者/The Wandererのように、実際の名前が不明であっても明確に定義されたキャラクターならば選ぶことができる。
- 選ばれたキャラクターの名前が所有格であるか(例:テフェリー/Teferiとテフェリーの防御/Teferi's Protection)、関連する単語であるか(例:アヴァシン/Avacynとアヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest)、その名前から派生した単語であるか(例:ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzetとイゼットの魔除け/Izzet Charm)を問わず、あらゆる形で参照することができる。
- 選んだキャラクターの別名が使われていたり、本人ではなく象った彫像が描かれていたり、通常とは異なる姿が描かれていたりしても参照される。
- 例:ニコル・ボーラス/Nicol Bolasを選んでいたら、彼の別名の一つ「王神/The God-Pharaoh」を名前に含む王神の天使/Angel of the God-Pharaohや、彼の像がイラストに描かれている灯争大戦版道迷い/Totally Lostなどもコスト減少が適用される。同様に、ウルザ/Urzaを選んだなら無明の予見者/Blind Seerが、リム=ドゥール/Lim-Dulを選んだなら鴉の男/The Raven Manが適用を受ける。
- 他のアン・ゲームカード同様、現在ゲームで使われている物理的なカードを参照してコスト減少の可否を決定する。
- キャラクターは名前やフレイバー・テキストやアートに含まれている必要がある。ルール・テキスト、透かし、エキスパンション・シンボル、アーティスト名などは参照しない。
- コストを色マナ分減らすルールについては境を歩む者/Edgewalkerの項を参照。
フレイバー・テキスト
"Just wait, my Madara deck isn't all Emperor Bolas. There's an Umezawa subtheme!"
「ちょっと待って、私のマダラデッキはボーラス陛下だけじゃないの。梅澤のサブテーマもあるのよ!」
相手に「待ってくれ」と頼んでいる点は既存の3名のゲーマーと同様であるが、ヴォーソスらしくゲームプレイではなく背景ストーリーについて語る時間が欲しいようだ。気合の入ったボーラスのコスプレもしており(イラスト1、イラスト2)、Tシャツにはアモンケットのエキスパンション・シンボルが描かれている。
関連カード
サイクル
「アン」シリーズに収録されている伝説のゲーマーのメガサイクル。ヴォーソス以外はいずれもマナ・コストが(2)(M)(M)、1/1で、4マナで起動できる起動型能力を持つ。
- Timmy, Power Gamer(アングルード)
- Johnny, Combo Player(アンヒンジド)
- 大会常連、スパイク/Spike, Tournament Grinder(Unstable)
- 神話の重鎮、ヴォーソス/Vorthos, Steward of Myth(Unfinity)
その能力にはそれぞれTimmy, Johnny, and Spikeの嗜好が反映されている。