石の予見者、デネソール/Denethor, Stone Seer
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+ | 愛息[[塔の長官、ボロミア/Boromir, Warden of the Tower#ストーリー|ボロミア/Boromir]]の死とパランティールで見たモルドール/Mordorの軍勢の強大さに絶望してしまい、[[野戦指揮官、ファラミア/Faramir, Field Commander#ストーリー|ファラミア/Faramir]]と無理心中を図るが、[[近衛隊のベレゴンド/Beregond of the Guard|ベレゴンド/Beregond]]と[[ペレグリン・トゥック/Peregrin Took#ストーリー|ピピン/Pippin]]、[[灰色のガンダルフ/Gandalf the Grey#ストーリー|ガンダルフ/Gandalf]]らに阻止される。彼は怨嗟と諦観の念を吐きながら重臣らと炎の中へ消えていった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]] - [[レア]] |
2023年7月25日 (火) 20:00時点における最新版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 貴族(Noble)
石の予見者、デネソールが戦場に出たとき、占術2を行う。
(3)(赤),(T),石の予見者、デネソールを生け贄に捧げる:プレイヤー1人と、1つを対象とする。その前者が統治者となる。石の予見者、デネソールはその後者に3点のダメージを与える。
それだけでは伝説のクリーチャーになっただけの前兆語り/Omenspeaker。序盤に手札にあれば(或いは統率者に指定すれば)その後の展開を安定させられるので悪いカードでは無いが、どうせなら起動型能力も活用したい。赤マナ含む4マナ+生け贄に捧げることで統治者を定義・再決定でき、ついでに火力も飛ばせる。自分のターンに使えば、同様にインスタント・タイミングで統治者を再定義できるカードを使われなければ終了ステップのドローの恩恵にあずかれるし、対戦相手のターンに使えば逆に相手のカード・アドバンテージを未然に防ぐことも可能。もちろん、他の統治者を参照するカードと組み合わせてもよいだろう。基本骨格が小型クリーチャーのため、統率者に指定せずとも(引きこめれば)再利用も容易。その度に小規模ながらライブラリー操作も行えるため、地味ながら堅実にアドバンテージを稼いでいくことができる。
自分以外のプレイヤーを統治者にすることも可能。あなたを統治者にするカードは数あれど、自分を含めた任意のプレイヤーを統治者に出来るのは他にローハンの王、エオメル/Éomer, King of Rohanぐらい。あちらはETBで統治者を決定するので、インスタント・タイミングで選択できるのはこのカードのみとなる。マナが別途かかるのは難ながら、多人数戦お馴染みの政治交渉やヘイトの管理という意味では一歩長ずるか。起動コストは赤マナではあるが、テクニカルな青らしい1枚。ちなみに「他のプレイヤーを統治者にする」だけであれば真の後継者、ジャレッド・カルサリオン/Jared Carthalion, True Heirとシーカーの隊長、スタースクリーム/Starscream, Seeker Leader(統治者がいない場合のみ)が追加される。
[編集] 関連カード
- 統治する執政、デネソール/Denethor, Ruling Steward
- 石の予見者、デネソール/Denethor, Stone Seer
[編集] ストーリー
ミナス・ティリス/Minas Tirithのパランティール/Palantírを隠し持っていたデネソール/Denethor(イラスト)。
愛息ボロミア/Boromirの死とパランティールで見たモルドール/Mordorの軍勢の強大さに絶望してしまい、ファラミア/Faramirと無理心中を図るが、ベレゴンド/Beregondとピピン/Pippin、ガンダルフ/Gandalfらに阻止される。彼は怨嗟と諦観の念を吐きながら重臣らと炎の中へ消えていった。