複製
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複製コストを支払った分だけ呪文が増加するという、[[X]]呪文の発展形のようなキーワード能力。 | 複製コストを支払った分だけ呪文が増加するという、[[X]]呪文の発展形のようなキーワード能力。 | ||
− | 当時のルールでは[[パーマネント呪文]]をコピーすることはできなかったため、初出から長らくの間、複製を持つことができるのは[[インスタント]]か[[ソーサリー]]に限定されていたが、[[ニューカペナの街角統率者デッキ]]の[[三方向の信号/Threefold Signal]]でパーマネント呪文も持てるようになった。 | + | 当時のルールでは[[パーマネント呪文]]をコピーすることはできなかったため、初出から長らくの間、複製を持つことができるのは[[インスタント]]か[[ソーサリー]]に限定されていたが、[[ニューカペナの街角統率者デッキ]]の[[三方向の信号/Threefold Signal]]でパーマネント呪文も持てるようになった。[[統率者マスターズ統率者デッキ]]では複製もちパーマネント呪文として[[孵卵スリヴァー/Hatchery Sliver]]が登場した。 |
[[ギルドパクト]]での複製カードは、すべてその呪文の[[マナ・コスト]]と同じ複製コストを持つ。[[啓発のジン/Djinn Illuminatus]]は[[あなた]]のインスタント呪文とソーサリー呪文に複製を与える。その複製コストも元の呪文のマナ・コストと同じ。 | [[ギルドパクト]]での複製カードは、すべてその呪文の[[マナ・コスト]]と同じ複製コストを持つ。[[啓発のジン/Djinn Illuminatus]]は[[あなた]]のインスタント呪文とソーサリー呪文に複製を与える。その複製コストも元の呪文のマナ・コストと同じ。 |
2023年7月26日 (水) 11:50時点における版
複製/Replicate | |
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種別 | 常在型能力、誘発型能力 |
登場セット | ギルドパクト モダンホライゾン モダンホライゾン2 ニューカペナの街角統率者デッキ 統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い統率者デッキ 統率者マスターズ統率者デッキ |
CR | CR:702.56 |
複製(ふくせい)/Replicateは、ラヴニカ・ブロックでイゼット・ギルド(青と赤)に割り当てられたキーワード能力。これを持つ呪文がスタック上にあるときに機能する常在型能力と誘発型能力からなる。
Gigadrowse / 万の眠り (青)
インスタント
インスタント
複製(青)(あなたがこの呪文を唱えるとき、あなたがその複製コストを支払った回数1回につき、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。)
パーマネント1つを対象とし、それをタップする。
定義
複製 [コスト]/Replicate [コスト]は以下の2つの能力からなる。
- この呪文を唱える際の追加コストとして、あなたは[コスト]を望む回数支払ってもよい。(常在型能力)
- この呪文を唱えたとき、複製コストが支払われていた場合、それを複製コストが支払われた回数に等しい回数だけコピーする。その呪文が対象をとるなら、あなたはそのコピーのうち望む数の対象を新たに選んでもよい。(誘発型能力)
解説
複製コストを支払った分だけ呪文が増加するという、X呪文の発展形のようなキーワード能力。 当時のルールではパーマネント呪文をコピーすることはできなかったため、初出から長らくの間、複製を持つことができるのはインスタントかソーサリーに限定されていたが、ニューカペナの街角統率者デッキの三方向の信号/Threefold Signalでパーマネント呪文も持てるようになった。統率者マスターズ統率者デッキでは複製もちパーマネント呪文として孵卵スリヴァー/Hatchery Sliverが登場した。
ギルドパクトでの複製カードは、すべてその呪文のマナ・コストと同じ複製コストを持つ。啓発のジン/Djinn Illuminatusはあなたのインスタント呪文とソーサリー呪文に複製を与える。その複製コストも元の呪文のマナ・コストと同じ。
- ウォーハンマー40,000統率者デッキではこれの亜種と言える分隊が登場した。
- 分割判定/Split Decisionの投票の選択肢としても「複製」があるが、英語ではDuplicationで別単語。
ルール
- 複製コストは追加コストであり、追加コストのルールに従う。条件さえ合えば召集などで減らすことができる。
- コピーの対象は選び直さなくてもよい。また、複数のコピーが同じ対象を取ってもよい。
- 複製されたコピーも複製能力を持つが、それは唱えられていないので機能しない。
- 複製能力のうちコピーを作成する能力は誘発型能力なので、「コピーを作成する」能力がもみ消し/Stifleなどで打ち消された場合はコピーは作成されない。
- 1つのカードが複数の複製能力を持つ場合、それぞれの能力が個別に機能する。結局コストは支払わなければいけないのであまり意味は無いが、分割して支払えば片方がもみ消し/Stifleで打ち消されてももう片方分のコピーは作られる。
- 複製コストが支払われた回数は、その複製能力に対して支払われたものだけをカウントする。
- ストームと同様に、コピー能力がスタックにあるうちに複製元の呪文が打ち消されても、最後の情報を参照してコピーは作られる。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.56 複製/Replicate
- 702.56a 複製は2つの能力を表すキーワードである。1つ目は、複製を持つ呪文がスタック上にある間に機能する常在型能力である。2つ目は、複製を持つ呪文がスタック上にある間に機能する誘発型能力である。「複製 [[[コスト]]]/Replicate [cost]」は「この呪文を唱える際の追加コストとして、あなたは[[[コスト]]]を望む回数支払ってもよい。」と「この呪文を唱えたとき、複製 コストが支払われていた場合、これを複製 コストが支払われた回数に等しい回数だけコピーする。その呪文が対象をとるなら、あなたは任意のコピーの新しい対象を選んでもよい。」を意味する。呪文の複製 コストを支払う行為は、rule 601.2b や rule 601.2f-h の追加コストの支払いのルールに従う。
- 702.56b 呪文が複数の複製 能力を持つ場合、それぞれは別々に支払われ、他の複製ではなくその複製自身に対する支払いに基づいて誘発する。
- 702.56 複製/Replicate
- 702 キーワード能力