灰口の猟犬/Ashmouth Hound
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(2人の利用者による、間の7版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Ashmouth Hound}} | {{#card:Ashmouth Hound}} | ||
− | [[ | + | [[ブロック]]するかブロックされるかしたときに[[クリーチャー]]に[[ダメージ]]を[[与える]]クリーチャー。[[ごろつきゴブリン/Goblin Bully]]の[[上位互換]]のひとつ。 |
[[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の間にダメージを与えるので、[[タフネス]]1のクリーチャーならば[[戦闘ダメージ]]を与えられる前に倒すことが可能であり、[[対戦相手]]のブロックや[[攻撃]]をある程度抑止できる。2[[マナ]]2/1[[シングルシンボル]]の基本性能であり、[[コモン]]でもあるため、[[リミテッド]]で[[赤]]を使うならば役立つ。 | [[ブロック・クリーチャー指定ステップ]]の間にダメージを与えるので、[[タフネス]]1のクリーチャーならば[[戦闘ダメージ]]を与えられる前に倒すことが可能であり、[[対戦相手]]のブロックや[[攻撃]]をある程度抑止できる。2[[マナ]]2/1[[シングルシンボル]]の基本性能であり、[[コモン]]でもあるため、[[リミテッド]]で[[赤]]を使うならば役立つ。 | ||
*複数のクリーチャーにブロックされた(ブロックした)ならば、その各クリーチャーに対して[[能力]]が[[誘発]]する。 | *複数のクリーチャーにブロックされた(ブロックした)ならば、その各クリーチャーに対して[[能力]]が[[誘発]]する。 | ||
+ | *後にブロックされた時にしかダメージを与えない[[下位互換]]の[[コラガンの野心家/Kolaghan Aspirant]]が登場した。 | ||
+ | *[[ラヴニカのギルド]]では[[同型再版]]の[[気難しいゴブリン/Ornery Goblin]]が登場。 | ||
+ | *初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[エレメンタル]]・[[猟犬]]だったが、[[基本セット2021]]発売に伴う[[2020年]]6月の[[オラクル]]更新により猟犬は[[犬]]に変更され、エレメンタル・犬になった<ref>[https://web.archive.org/web/20220129044354/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/core-set-2021-update-bulletin-2020-06-23 Core Set 2021 Update Bulletin(Internet Archive)](News 2020年6月23日 [[Eli Shiffrin]]著)</ref>(猟犬は[[廃止されたクリーチャー・タイプ|廃止]])。 | ||
==開発秘話== | ==開発秘話== | ||
− | ホラー作品にも登場する伝説上の犬「[[Wikipedia:ja:ヘルハウンド|ヘルハウンド]] | + | ホラー作品にも登場する伝説上の犬「[[Wikipedia:ja:ヘルハウンド|ヘルハウンド]]」の[[トップダウン・デザイン]]として作られた[[カード]]である。ヘルハウンドはしばしば火に基づく能力を持つ存在として描かれるように、このカードでも能力の1点ダメージで火を表現している。(→[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/scary-stories-part-2 Scary Stories, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0004000/ 恐るべき物語 その2]参照) |
*過去には[[焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound]]が存在している。 | *過去には[[焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhound]]が存在している。 | ||
+ | |||
+ | ==脚注== | ||
+ | <references/> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[ステンシア/Stensia#ガイアー岬(禿鷲の翼幅)|灰口(アシュマウス)/Ashmouth]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[ステンシア/Stensia#ガイアー岬(禿鷲の翼幅)|灰口(アシュマウス)/Ashmouth]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:イニストラード]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:イニストラード]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[コモン]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2023年7月27日 (木) 17:12時点における最新版
Ashmouth Hound / 灰口の猟犬 (1)(赤)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 犬(Dog)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 犬(Dog)
灰口の猟犬がクリーチャー1体をブロックするかクリーチャー1体にブロックされた状態になるたび、灰口の猟犬はそのクリーチャーに1点のダメージを与える。
2/1ブロックするかブロックされるかしたときにクリーチャーにダメージを与えるクリーチャー。ごろつきゴブリン/Goblin Bullyの上位互換のひとつ。
ブロック・クリーチャー指定ステップの間にダメージを与えるので、タフネス1のクリーチャーならば戦闘ダメージを与えられる前に倒すことが可能であり、対戦相手のブロックや攻撃をある程度抑止できる。2マナ2/1シングルシンボルの基本性能であり、コモンでもあるため、リミテッドで赤を使うならば役立つ。
- 複数のクリーチャーにブロックされた(ブロックした)ならば、その各クリーチャーに対して能力が誘発する。
- 後にブロックされた時にしかダメージを与えない下位互換のコラガンの野心家/Kolaghan Aspirantが登場した。
- ラヴニカのギルドでは同型再版の気難しいゴブリン/Ornery Goblinが登場。
- 初出時のクリーチャー・タイプはエレメンタル・猟犬だったが、基本セット2021発売に伴う2020年6月のオラクル更新により猟犬は犬に変更され、エレメンタル・犬になった[1](猟犬は廃止)。
[編集] 開発秘話
ホラー作品にも登場する伝説上の犬「ヘルハウンド」のトップダウン・デザインとして作られたカードである。ヘルハウンドはしばしば火に基づく能力を持つ存在として描かれるように、このカードでも能力の1点ダメージで火を表現している。(→Scary Stories, Part 2/恐るべき物語 その2参照)
- 過去には焦熱のヘルハウンド/Fiery Hellhoundが存在している。
[編集] 脚注
- ↑ Core Set 2021 Update Bulletin(Internet Archive)(News 2020年6月23日 Eli Shiffrin著)