ヨハン/Johan

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[[クロニクル]]に再録された、[[レジェンド]]出身の[[伝説のクリーチャー]]。最後の能力は最近キーワード化された[[警戒]]と同義であるが、修正されていないのだろうか。確かに[[戦闘フェイズ]]のみというタイトな時間制限があったり、[[連続突撃/Relentless Assault]]などで追加の[[戦闘フェイズ]]を得た場合に行動を選べたり、能力付与でないので[[ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs]]の効果がなくならなかったりと、違いはあるのだが……。
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[[クロニクル]][[再録]]された、[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]出身の[[伝説のクリーチャー]]。自身が[[アンタップ]]状態なら、自身が[[攻撃]]しない代わりに、他の[[あなた|自分]]のクリーチャー全体に[[警戒]]のような[[効果]]を与えることができる。
  
能力は見てのとおり、微妙も微妙。自身が6マナ5/4と、これまた[[バニラ]]クリーチャーにも及ばぬ効率の悪さ、その代替の能力が「おれは引きこもるゼ、おまえらがんばれ」なのだから、納得のいくところではない。クリーチャーをそれなりに並べれば確かに有用かもしれないが、それだったら警戒持ちを選んで放り込んだほうが良いような気もする。
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だが警戒は[[大型クリーチャー]]が持っていてこそ光る[[能力]]なのに、6[[マナ]]であるヨハンを[[ブロッカー]]に専念させないと機能しないのはちぐはぐな印象がある。かといってヨハンを[[アタッカー]]にしてしまうと、単なる[[バニラ]]になってしまうわけで、どうにも扱いづらい。[[リミテッド]]や[[多人数戦]]などのクリーチャー戦が重要になる[[フォーマット]]で、他に大型クリーチャーが何体かいる状況を作ってやれば役に立つかも知れない。
  
というか[[セラの祝福/Serra's Blessing]]でも入れておけという話である。軽くて[[エンチャント]]なので割られにくい。確かにヨハンなら殴りにいくこともできるものの、肝心の警戒を付与するときは自身が動かない。一応[[艦長シッセイ/Captain Sisay]]で引いて来ることが可能であるが、そこまでやる必要があるのかは疑問である。
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後のカードで大雑把に例えて言えば、[[長毛のソクター/Woolly Thoctar]]+[[セラの祝福/Serra's Blessing]][[防衛]]という感じか。時代の差もあるとはいえ、見比べてしまうとやはり割高な印象を受けてしまう。
  
*変更前は「ヨハンが攻撃に参加しなかった場合、攻撃に参加してもタップしない。」となっていた。この場合は、他のクリーチャーを次々と攻撃クリーチャーに指定して、最後にヨハンを攻撃クリーチャーに指定してタップするという抜け道が存在したのでエラッタが出された。
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*[[神河物語]]で[[警戒]]が制定された際に「攻撃に参加してもタップしない」能力はすべて警戒に変更されたが、ヨハンの能力は例外的に変更されずそのままである。
*名前を「ジョハン」と読む人がいるが間違いである。正しくは「ヨハン」である。
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**「警戒を与える」能力と違い、[[バニラ]]が[[ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs]]の恩恵を受け続けられるなどのメリットがある。
*もう少しカッコイイ顔をしているかと思いきや、夢にでてきたらちびりそうな{{日本語画像|Johan|}}だったりする。どことなく、スターウォーズの[http://images.google.co.jp/images?q=%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB ダース・モール]に似ている。
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**こんなでも一応[[人間]]である。[[デーモン]][[ホラー]]ではない。
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*下記ストーリーにもある通り、邪悪な[[ウィザード]]である。そういうキャラクターは[[青黒]]になるのが常だが、このカードは[[赤緑白]]とまったく異なる[[色の組み合わせ]]なのが興味深い。
*1996年に発売されたアメコミ『Magic:the Gathering Armada / Acclaim Comics』にオアシスの街を狙う主人公の敵役として登場している。後にこのコミックをもとに3冊の小説が執筆され、さらに活躍を重ねている。
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**{{Gatherer|id=2872|イラスト}}のしかめしい顔と顔全体に描かれた模様から、映画『[[Wikipedia:ja:スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス|スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス]]』の[[Wikipedia:ja:ダース・モール|ダース・モール]]にしばしば例えられる。
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==オラクルの変遷==
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===ルール文章===
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レジェンド初出時のルール文章は「ヨハンが攻撃せず、タップ状態でない場合、あなたのどのクリーチャーもタップせずに攻撃できる。」といったものであった。クロニクル版も言い回しが異なるものの、挙動自体は同じであった。
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1998年7月頃の[[オラクル]]更新では、ルール文章が「あなたが攻撃するたび、あなたはターン終了時まで『ヨハンがアンタップ状態である限り、あなたが[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するクリーチャーは攻撃に参加してもタップしない』ことを選んでもよい。そうした場合、ヨハンはこのターン攻撃できない。」に変更された。しかし、1999年9月頃のオラクル更新で初出時の挙動に戻されている。
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初出時の挙動には「他のクリーチャーを次々と攻撃クリーチャーに指定して、最後にヨハンを攻撃クリーチャーに指定してタップする」という抜け道が存在していた。2002年10月頃のオラクル更新で、戦闘開始時にヨハンの攻撃の有無を決定するように変更され、この抜け道は塞がれた。
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===クリーチャー・タイプ===
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レジェンド初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]]であったが、2004年10月のレジェンド廃止により、一時期クリーチャー・タイプを持っていなかった。
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その後、[[2007年9月サブタイプ変更]]で[[人間]][[ウィザード]]のクリーチャー・タイプを獲得した。
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==ストーリー==
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'''ヨハン'''/''Johan''は、レジェンドのキャラクター。
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人間男性の邪悪なウィザード。Tirras(ティラス)の暴君、Northern Realms(北の領土)の皇帝にして、[[ジャムーラ/Jamuraa]]全土の支配を企む者。
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*「Johan」は英語読みではジョハン、ジョアンと発音する。ジョン(John)と同系の人名。
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*[[見習い魔術師、ジョハン/Johann, Apprentice Sorcerer]]とは別人。そちらは[[エルドレイン/Eldraine]]の人物。
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===経歴===
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1996年に発売されたアメコミ『Magic:the Gathering Armada / Acclaim Comics』の「Legend of Jedit Ojanen」にオアシスの街を狙う主人公の敵役として登場。
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上記のコミックを原案に作られた小説(レジェンド・サイクル)にも登場している。
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===登場作品===
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*Legend of Jedit Ojanen (アメコミ)
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*[[Johan]] (小説、レジェンド・サイクル第1巻)
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*[[Jedit]] (小説、レジェンド・サイクル第2巻)
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*[[Hazezon]] (小説、レジェンド・サイクル第3巻)
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===登場記事===
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*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/787 Jedit Ojanen Comic] (アメコミ版の紹介記事)
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/arcana/793 Jedit Ojanen Comic II] (アメコミ版の紹介記事)
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[Johan]](小説。リファインされた表紙のイラストはさらに悪役度Up!)
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/787 Jedit Ojanen Comic](1996年発売のアメコミ『Magic:the Gathering Armada / Acclaim Comics』。主人公の敵役として登場し、[[ボガーダンの獣/Beasts of Bogardan]]を召喚したシーン)
 
 
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]1
 
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[レア]]1
 
*[[カード個別評価:クロニクル]] - [[アンコモン]]1
 
*[[カード個別評価:クロニクル]] - [[アンコモン]]1
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2023年9月26日 (火) 06:51時点における最新版


Johan / ヨハン (3)(赤)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたのターンの戦闘開始時に、あなたは、ヨハンは戦闘終了時まで「ヨハンは攻撃できない」を得ることを選んでもよい。そうした場合、ヨハンがアンタップ状態である場合、この戦闘ではあなたがコントロールするクリーチャーは攻撃してもタップしない。

5/4

クロニクル再録された、レジェンド出身の伝説のクリーチャー。自身がアンタップ状態なら、自身が攻撃しない代わりに、他の自分のクリーチャー全体に警戒のような効果を与えることができる。

だが警戒は大型クリーチャーが持っていてこそ光る能力なのに、6マナであるヨハンをブロッカーに専念させないと機能しないのはちぐはぐな印象がある。かといってヨハンをアタッカーにしてしまうと、単なるバニラになってしまうわけで、どうにも扱いづらい。リミテッド多人数戦などのクリーチャー戦が重要になるフォーマットで、他に大型クリーチャーが何体かいる状況を作ってやれば役に立つかも知れない。

後のカードで大雑把に例えて言えば、長毛のソクター/Woolly Thoctarセラの祝福/Serra's Blessing防衛という感じか。時代の差もあるとはいえ、見比べてしまうとやはり割高な印象を受けてしまう。

  • 神河物語警戒が制定された際に「攻撃に参加してもタップしない」能力はすべて警戒に変更されたが、ヨハンの能力は例外的に変更されずそのままである。

[編集] オラクルの変遷

[編集] ルール文章

レジェンド初出時のルール文章は「ヨハンが攻撃せず、タップ状態でない場合、あなたのどのクリーチャーもタップせずに攻撃できる。」といったものであった。クロニクル版も言い回しが異なるものの、挙動自体は同じであった。

1998年7月頃のオラクル更新では、ルール文章が「あなたが攻撃するたび、あなたはターン終了時まで『ヨハンがアンタップ状態である限り、あなたがコントロールするクリーチャーは攻撃に参加してもタップしない』ことを選んでもよい。そうした場合、ヨハンはこのターン攻撃できない。」に変更された。しかし、1999年9月頃のオラクル更新で初出時の挙動に戻されている。

初出時の挙動には「他のクリーチャーを次々と攻撃クリーチャーに指定して、最後にヨハンを攻撃クリーチャーに指定してタップする」という抜け道が存在していた。2002年10月頃のオラクル更新で、戦闘開始時にヨハンの攻撃の有無を決定するように変更され、この抜け道は塞がれた。

[編集] クリーチャー・タイプ

レジェンド初出時のクリーチャー・タイプレジェンドであったが、2004年10月のレジェンド廃止により、一時期クリーチャー・タイプを持っていなかった。

その後、2007年9月サブタイプ変更人間ウィザードのクリーチャー・タイプを獲得した。

[編集] ストーリー

ヨハン/Johanは、レジェンドのキャラクター。

人間男性の邪悪なウィザード。Tirras(ティラス)の暴君、Northern Realms(北の領土)の皇帝にして、ジャムーラ/Jamuraa全土の支配を企む者。

[編集] 経歴

1996年に発売されたアメコミ『Magic:the Gathering Armada / Acclaim Comics』の「Legend of Jedit Ojanen」にオアシスの街を狙う主人公の敵役として登場。

上記のコミックを原案に作られた小説(レジェンド・サイクル)にも登場している。

[編集] 登場作品

  • Legend of Jedit Ojanen (アメコミ)
  • Johan (小説、レジェンド・サイクル第1巻)
  • Jedit (小説、レジェンド・サイクル第2巻)
  • Hazezon (小説、レジェンド・サイクル第3巻)

[編集] 登場記事

[編集] 参考

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