Johan
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Johanはレジェンド・サイクル三部作の一作目。タイトルと表紙の人物は三部作の敵役ヨハン/Johan。この三部作はジェディット・オジャネン/Jedit Ojanenを主人公とするコミック版を基にClayton Emery(クレイトン・エマリー)が執筆した。
レジェンド・サイクル三部作の舞台は世界呪文の300年後、ジャムーラ/Jamuraa南西部のSukurvia(スクールヴィア)周辺地域一帯。北の暴君ヨハンによる南方侵略に、ジェディットやHazezon Tamar(ハゼゾン・タマル)らが対抗する。
- Johanには舞台となるジャムーラ南西部地図が記載されているが誤植があり、地名の位置が左斜め上に大きくずれている。
- レジェンド・サイクル三部作はインベイジョン・ブロック終盤という発表時期にもかかわらず、既存設定と齟齬が生じる描写が散見される(例えば、ウェザーライト期にトレイリア/Tolariaに設定されたペンドレル/Pendrellや、テリシア/Terisiareが舞台のザ・ダークのスカーウッドの森/Scarwoodなどが、ジャムーラ南西部に登場する)。
- レジェンド・サイクル2の三部作(Assassin's Blade、Emperor's Fist、Champion's Trial)には、同名の人物や地名などが複数登場する。これはレジェンド・サイクル2の作者Scott McGough(スコット・マクゴウ)によると情報の共有ができていなかったためである。食い違いが生じる場合は、大抵は(描写が細かく設定が作り込まれた)レジェンド・サイクル2の方の設定が優先されている。
- クレイトン・エマリーは執筆に十分な事前情報が与えられず、原作コミックはページも多くなく乱丁もあって構成に苦労した旨を述べている。また、待遇に不満もあったためこれ以降ウィザーズ社で執筆はしないと宣言した。
[編集] 参考
- Clayton Emery's Fantasy(執筆者のWebpage。サイクル執筆の舞台裏)
- Bio:Clayton Emery(WotC社の作者紹介ページ)
- レジェンド・サイクル
- ヨハン/Johan
- レジェンド
- ペーパーバック小説
- 関連書籍