アイレンクラッグ/The Irencrag

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刺さっている剣を[[伝説のクリーチャー]]が抜き取ることで[[装備品]]となる[[伝説のアーティファクト]]。
 
刺さっている剣を[[伝説のクリーチャー]]が抜き取ることで[[装備品]]となる[[伝説のアーティファクト]]。
  
装備品としては[[ヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegear]]相当。設置[[コスト]]は少し[[軽い|軽く]][[装備]]させる[[クリーチャー]]が出るまでは[[無色マナ]]のみとはいえ[[マナ・アーティファクト]]として使える一方、伝説のクリーチャーを出せない限りはいつまで経っても微妙なマナ・アーティファクト止まりで、[[伝説]]性により複数重ねて[[強化]]させることも不可能。
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[[クリーチャー]]でない[[マナ・アーティファクト]]としては、2[[マナ]][[アンタップイン]]かつ[[マナ能力]]に制約がないのは近年の[[本流のセット]]において貴重。具体的には[[2010年]]の[[永遠溢れの杯/Everflowing Chalice]]以来である。とはいえ[[無色マナ]]しか出せず[[伝説]]のため重ね張りができないので、使い勝手はかつての[[タリスマン]]や[[印鑑]]には及ばない。装備品としては設置[[コスト]]が[[軽い|軽く]]なった[[ヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegear]]相当の性能。装備自体は特に伝説のクリーチャーである必要はない。
  
 
基本的に序盤はマナ・アーティファクトとして使いつつ、本命の伝説のクリーチャーを出したところで装備品に変化させる形。装備品になった後は[[位相]]が関係無くなるので、これ自身から出した[[マナ]]を伝説のクリーチャーを[[唱える]]ために使えて無駄が無い。ただし抜くだけでは装備できず、伝説のクリーチャーとは別に装備コストはしっかり[[支払う]]必要がある。
 
基本的に序盤はマナ・アーティファクトとして使いつつ、本命の伝説のクリーチャーを出したところで装備品に変化させる形。装備品になった後は[[位相]]が関係無くなるので、これ自身から出した[[マナ]]を伝説のクリーチャーを[[唱える]]ために使えて無駄が無い。ただし抜くだけでは装備できず、伝説のクリーチャーとは別に装備コストはしっかり[[支払う]]必要がある。
  
[[リミテッド]]基準では装備品として悪くない性能なのだが、[[エルドレインの森]]に収録された伝説のクリーチャーは[[老いたる飛び牙/Old Flitterfang]]以外、[[多色カード]]か[[レア]]以上にしか存在せず、これ自体がレアとあって揃えるのが難しめ。最低限のマナ・アーティファクトとして使えはするので無駄にはなるまいが、[[ピック]]すべきかどうかはそれまでのピックとも相談して考えるべきだろう。
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[[リミテッド]]基準では装備品として悪くない性能なのだが、[[エルドレインの森]]に収録された伝説のクリーチャーは[[多色カード]]か[[レア]]以上にしか存在せず、これ自体がレアとあって揃えるのが難しめ。最低限のマナ・アーティファクトとして使えはするので無駄にはなるまいが、[[ピック]]すべきかどうかはそれまでのピックとも相談して考えるべきだろう。
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[[スタンダード]]では[[黒緑ビートダウン#イニストラード:真夜中の狩り〜サンダー・ジャンクションの無法者期|ゴルガリ・ミッドレンジ]]に1枚程度[[挿す|挿される]]ことがある。
  
 
==[[ルール]]==
 
==[[ルール]]==
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*能力を失うのはエヴァーフレイムを装備しているクリーチャーではない。他の能力を失うのはアイレンクラッグ自身、すなわち[[マナ能力]]が失われる。
 
*[[名前]]が変わるので、装備品になった後にあなたが2枚目のアイレンクラッグを出しても[[レジェンド・ルール]]に抵触することはない。もちろん「英雄の遺産、エヴァーフレイム」が2枚存在したら片方が[[墓地]]に置かれることになる。
 
*[[名前]]が変わるので、装備品になった後にあなたが2枚目のアイレンクラッグを出しても[[レジェンド・ルール]]に抵触することはない。もちろん「英雄の遺産、エヴァーフレイム」が2枚存在したら片方が[[墓地]]に置かれることになる。
 
*伝説のクリーチャーが同時に複数戦場に出た場合能力が複数回[[誘発]]するが、[[解決]]するたびに他の能力を失わせるので、+3/+3[[修整]]が累積することはない。
 
*伝説のクリーチャーが同時に複数戦場に出た場合能力が複数回[[誘発]]するが、[[解決]]するたびに他の能力を失わせるので、+3/+3[[修整]]が累積することはない。
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==ストーリー==
 
==ストーリー==
 
'''アイレンクラッグ'''/''Irencrag''は[[エンバレス/Embereth]]の宮廷の遺物。
 
'''アイレンクラッグ'''/''Irencrag''は[[エンバレス/Embereth]]の宮廷の遺物。
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詳細は[[エンバレス/Embereth#遺物]]を参照。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[マナ能力を持つアーティファクト・カード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[カード個別評価:エルドレインの森]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:エルドレインの森]] - [[レア]]

2023年10月22日 (日) 21:22時点における最新版


The Irencrag / アイレンクラッグ (2)
伝説のアーティファクト

(T):(◇)を加える。
伝説のクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、「アイレンクラッグは《英雄の遺産、エヴァーフレイム/Everflame, Heroes' Legacy》という名前の伝説の装備品(Equipment)アーティファクトになる。」を選んでもよい。そうしたなら、これは装備(3)と「装備しているクリーチャーは+3/+3の修整を受ける。」を得、他のすべての能力を失う。


刺さっている剣を伝説のクリーチャーが抜き取ることで装備品となる伝説のアーティファクト

クリーチャーでないマナ・アーティファクトとしては、2マナアンタップインかつマナ能力に制約がないのは近年の本流のセットにおいて貴重。具体的には2010年永遠溢れの杯/Everflowing Chalice以来である。とはいえ無色マナしか出せず伝説のため重ね張りができないので、使い勝手はかつてのタリスマン印鑑には及ばない。装備品としては設置コスト軽くなったヴァルショクの戦具/Vulshok Battlegear相当の性能。装備自体は特に伝説のクリーチャーである必要はない。

基本的に序盤はマナ・アーティファクトとして使いつつ、本命の伝説のクリーチャーを出したところで装備品に変化させる形。装備品になった後は位相が関係無くなるので、これ自身から出したマナを伝説のクリーチャーを唱えるために使えて無駄が無い。ただし抜くだけでは装備できず、伝説のクリーチャーとは別に装備コストはしっかり支払う必要がある。

リミテッド基準では装備品として悪くない性能なのだが、エルドレインの森に収録された伝説のクリーチャーは多色カードレア以上にしか存在せず、これ自体がレアとあって揃えるのが難しめ。最低限のマナ・アーティファクトとして使えはするので無駄にはなるまいが、ピックすべきかどうかはそれまでのピックとも相談して考えるべきだろう。

スタンダードではゴルガリ・ミッドレンジに1枚程度挿されることがある。

[編集] ルール

  • 能力を失うのはエヴァーフレイムを装備しているクリーチャーではない。他の能力を失うのはアイレンクラッグ自身、すなわちマナ能力が失われる。
  • 名前が変わるので、装備品になった後にあなたが2枚目のアイレンクラッグを出してもレジェンド・ルールに抵触することはない。もちろん「英雄の遺産、エヴァーフレイム」が2枚存在したら片方が墓地に置かれることになる。
  • 伝説のクリーチャーが同時に複数戦場に出た場合能力が複数回誘発するが、解決するたびに他の能力を失わせるので、+3/+3修整が累積することはない。

[編集] ストーリー

アイレンクラッグ/Irencragエンバレス/Emberethの宮廷の遺物。

詳細はエンバレス/Embereth#遺物を参照。

[編集] 参考

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