混沌の辛苦/Throes of Chaos

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(5人の利用者による、間の6版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Throes of Chaos}}
 
{{#card:Throes of Chaos}}
  
[[続唱]]と[[回顧]]を組み合わせた[[ソーサリー]]
+
[[続唱]]と[[回顧]]を組み合わせた[[ソーサリー]]。他にはなんの効果も発揮しないため、続唱のためだけの[[呪文]]である。
  
{{未評価|モダンホライゾン}}
+
極端な言い方をすると「[[デッキ]]内の3[[マナ]]以下の呪文を[[無作為に]]選んで[[唱える]]4マナ呪文」であり、それだけだと何も得にならない。回顧を利用して「[[手札]]でダブついている[[土地]][[カード]]を3マナ以下の呪文に変換する呪文」として活用してこそ価値があるカードと言えるだろう。
  
*[[予言/Divination]][[時間停止/Time Stop]]を下回る、CascadeとRetraceの単語2語のみの非[[パーマネント]][[カード]]としては最短の[[ルール文章]]を持つ。だがそれぞれの[[キーワード能力]]に長い注釈文が付くため実際のカードはそんな印象を与えない({{Gatherer|id=464099|カード画像}})。
+
[[リミテッド]]では[[アドバンテージ]]的なロスなく手札の土地カードを[[墓地送り]]にできる、「墓地の土地カード」システム支援のカードとして利用できる。
 +
 
 +
[[Jumpstart: Historic Horizons]]で収録されたことにより[[ヒストリック]]でも使用可能になり、[[ティボルトの計略]]デッキを強化した。回顧により[[打ち消す|打ち消し]]が一時しのぎにしかならない点が強みであり、最終的に[[ティボルトの計略/Tibalt's Trickery]][[禁止カード]]指定されるまでに至った。
 +
 
 +
*単語2つのみという、[[反射起こし/Wake the Reflections]]に次ぐ[[ルール文章]]の短さを誇る。しかしそれぞれの[[キーワード能力]]に長い注釈文が付くため実際のカードはそんな印象を与えない({{Gatherer|id=465369|カード画像}})。
 +
**日本語版の場合は、反射起こしは「[[居住]]を 行う。」と文章の形になっているため、こちらのほうがより少ない文字数になっている。
 
*[[呪文能力]]を1つも持っていないため、この[[呪文]]そのものは[[解決]]されても文字通りに何も起こらない。
 
*[[呪文能力]]を1つも持っていないため、この[[呪文]]そのものは[[解決]]されても文字通りに何も起こらない。
 +
**後に類似デザインを持つ[[タイム・ボルテックスの中へ/Into the Time Vortex]]が登場した。そちらは回顧ではなく[[反復]]を持つ。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:モダンホライゾン]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:モダンホライゾン]] - [[アンコモン]]
 +
*[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[アンコモン]]

2023年11月1日 (水) 02:33時点における最新版


Throes of Chaos / 混沌の辛苦 (3)(赤)
ソーサリー

続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、コストがこれより低く土地でないカードが追放されるまで、あなたのライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放したカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
回顧(あなたはあなたの墓地から、このカードを、他のコストの支払いに加えて土地カード1枚を捨てることで唱えてもよい。)


続唱回顧を組み合わせたソーサリー。他にはなんの効果も発揮しないため、続唱のためだけの呪文である。

極端な言い方をすると「デッキ内の3マナ以下の呪文を無作為に選んで唱える4マナ呪文」であり、それだけだと何も得にならない。回顧を利用して「手札でダブついている土地カードを3マナ以下の呪文に変換する呪文」として活用してこそ価値があるカードと言えるだろう。

リミテッドではアドバンテージ的なロスなく手札の土地カードを墓地送りにできる、「墓地の土地カード」システム支援のカードとして利用できる。

Jumpstart: Historic Horizonsで収録されたことによりヒストリックでも使用可能になり、ティボルトの計略デッキを強化した。回顧により打ち消しが一時しのぎにしかならない点が強みであり、最終的にティボルトの計略/Tibalt's Trickery禁止カード指定されるまでに至った。

[編集] 参考

MOBILE