浸食/Erosion
提供：MTG Wiki
（版間での差分）
(トーク) |
(URL→wikilink) |
||
| （8人の利用者による、間の9版が非表示） | |||
| 1行： | 1行： | ||
{{#card:Erosion}} | {{#card:Erosion}} | ||
| − | [[土地破壊]][[オーラ]]の一つ。 | + | [[土地破壊]][[オーラ]]の一つ。[[アップキープ・コスト]]が[[支払う|支払わ]]れなければ[[土地]]を[[破壊]]する。[[青]]の[[土地破壊カード]]は珍しく、そのせいもあってかかなり弱くデザインされている。 |
| − | [[アップキープ・コスト]] | + | |
| − | [[青]]の[[土地破壊カード]]は珍しく、そのせいもあってかかなり弱くデザインされている。 | + | |
| − | 第一に、[[マナ・コスト]]は[[トリプルシンボル]]と非常に[[重い]] | + | 第一に、[[マナ・コスト]]は[[トリプルシンボル]]と非常に[[重い]]。そのため[[青単色デッキ]]でもなければ[[唱える]]こと自体難しい。 |
| − | 第二に、アップキープ・コストは1[[マナ]]か1[[ライフ]]と微々たるもの。 | + | 第二に、アップキープ・コストは1[[マナ]]か1[[ライフ]]と微々たるもの。[[フィッシュ]]のような[[ウィニー]]でも無い限り、青単色デッキに対する毎[[ターン]]1点のライフ損失はさほど問題にならず、マナに逼迫していなければ[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されている土地からマナを支払えば良いため、土地を破壊できることはまれ。使われた側に選択肢が多すぎて、結局有効に働かない典型的な例である。 |
| − | [[フィッシュ]]のような[[ウィニー]] | + | |
| − | [[エンチャント]] | + | |
| − | *後の整理された[[色の役割]]から考えれば、土地破壊もライフ損失も青らしくない[[能力]]。 | + | *[[侵食/Encroach]]と同音異義語である。 |
| − | [[再録]]はもう期待できないだろう。 | + | *ルール変更により弱体化したカードの１つ。当時はアップキープ・コストを払わない限りその土地からマナを出す事はできなかったため、他の所からマナを支払う必要があった。 |
| − | *もし青単の土地破壊を考えるなら、[[ | + | *後の整理された[[色の役割]]から考えれば、土地破壊もライフ損失も青らしくない[[能力]]。[[再録]]はもう期待できないだろう。 |
| + | *もし青単の土地破壊を考えるなら、[[併合/Annex]]や[[現実の酸/Reality Acid]]を使うのがより現実的。 | ||
| + | *[[第５版]]では「弱過ぎる。土地破壊は青のフレイバーではない。マナ・コスト色マナ3点はコモンにするべきではない」という理由で収録されなかった（Taming the Flames（[[Duelist]]誌17号の記事））。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
| − | *[[ | + | *[[18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Time]] 第5位 |
| − | + | *[[The 100 Worst Magic: The Gathering Cards Of All Time]] 第26位 | |
| + | *[[土地破壊カード]] | ||
| + | *[[トリプルシンボルカード]] | ||
*[[カード個別評価：ザ・ダーク]] - [[コモン]]3 | *[[カード個別評価：ザ・ダーク]] - [[コモン]]3 | ||
| − | *[[ | + | *[[カード個別評価：第４版]] - [[コモン]] |
2023年11月12日 (日) 23:49時点における最新版
Erosion / 浸食 (青)(青)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント（土地）
エンチャントされている土地のコントローラーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーが(１)か１点のライフを支払わないかぎり、その土地を破壊する。
土地破壊オーラの一つ。アップキープ・コストが支払われなければ土地を破壊する。青の土地破壊カードは珍しく、そのせいもあってかかなり弱くデザインされている。
第一に、マナ・コストはトリプルシンボルと非常に重い。そのため青単色デッキでもなければ唱えること自体難しい。
第二に、アップキープ・コストは1マナか1ライフと微々たるもの。フィッシュのようなウィニーでも無い限り、青単色デッキに対する毎ターン1点のライフ損失はさほど問題にならず、マナに逼迫していなければエンチャントされている土地からマナを支払えば良いため、土地を破壊できることはまれ。使われた側に選択肢が多すぎて、結局有効に働かない典型的な例である。
- 侵食/Encroachと同音異義語である。
- ルール変更により弱体化したカードの１つ。当時はアップキープ・コストを払わない限りその土地からマナを出す事はできなかったため、他の所からマナを支払う必要があった。
- 後の整理された色の役割から考えれば、土地破壊もライフ損失も青らしくない能力。再録はもう期待できないだろう。
- もし青単の土地破壊を考えるなら、併合/Annexや現実の酸/Reality Acidを使うのがより現実的。
- 第５版では「弱過ぎる。土地破壊は青のフレイバーではない。マナ・コスト色マナ3点はコモンにするべきではない」という理由で収録されなかった（Taming the Flames（Duelist誌17号の記事））。
