大天使の光/Archangel's Light

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[[あなた|自分]]の[[墓地]]の[[カード]]の枚数×2の[[ライフ]]を[[回復]]できる[[呪文]]。さらに[[ライブラリー]]も修復できる。
 
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[[ゲーム]]終盤ともなればかなりのライフを期待でき、同時に[[ライブラリーアウト]]も防ぐことができる。かなり[[重い]]が、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が駄目押しに使うにはよいか。
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[[ゲーム]]終盤ともなればかなりのライフを期待でき、同時に[[ライブラリーアウト]]も防ぐことができる。とはいえライフゲインという[[勝利]]に直結しない[[効果]]が8[[マナ]]というのは流石に[[重い|重すぎる]]ため、かなり扱いにくい。ただし[[X]][[呪文]]以外で一度の回復量をここまで膨大にしやすいカードは割と貴重なので、大量ライフゲインを活かせるような構成の[[デッキ]]なら活躍できる可能性もある。
  
 
*[[解決]]が終わるまで呪文は[[スタック]]上にあるため、大天使の光自身はライブラリーに戻されない。
 
*[[解決]]が終わるまで呪文は[[スタック]]上にあるため、大天使の光自身はライブラリーに戻されない。
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*回復量はこれに比べると少ないが、ライブラリー修復+回復という組み合わせには[[不死の霊薬/Elixir of Immortality]]も[[スタンダード]]で共存している。
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*過去には同じ回復[[効果]]を持つ[[先祖からの貢ぎ物/Ancestral Tribute]]が存在していた。そちらは7[[マナ]][[ダブルシンボル]]で、ライブラリー修復効果ではなく[[フラッシュバック]]を持つ。
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==開発秘話==
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このカードは没になったカードと差し替えるために作られたものである。元々[[闇の隆盛]]のこの[[神話レア]]枠にはライフ回復を含む強力なカードが入っていたが、プレイテストで問題があると判断され、デベロップの終了間際で別のカードに差し替えることになった。
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差し替えるカードは「[[カード名]]や{{Gatherer|id=337473}}が合致している」「印刷に自信があるものでなくてはいけない」という2つの条件があった。前者を満たすためにライフ回復カードとして作られ、後者に関しては、同じ状況下で作られて問題を引き起こした[[頭蓋骨絞め/Skullclamp]]や[[梅澤の十手/Umezawa's Jitte]]の反省から[[カードパワー]]は低めに設定された。
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回復量が膨大になる場合もあることから、このカードは神話レアの指針である「強烈になる可能性」を満たすカードと言える。しかし、[[Mark Rosewater]]はこのカードが神話レアとしての魅力に欠けることを認めており、時間や制約に余裕があれば[[レア]]になっていたとも語っている<ref>{{Wayback|20220818043405|https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/dark-shadows-part-2-2012-01-30|Dark Shadows, Part 2}}[[Making Magic]] [[2012年]]1月30日</ref><ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004165/ 暗き影 その2] 上記記事の翻訳</ref>。
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
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*[[The 100 Worst Magic: The Gathering Cards Of All Time]] 第99位
 
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[神話レア]]

2023年11月13日 (月) 20:47時点における最新版


Archangel's Light / 大天使の光 (7)(白)
ソーサリー

あなたは、あなたの墓地にあるカード1枚につき2点のライフを得る。その後、あなたの墓地をあなたのライブラリーに加えて切り直す。


自分墓地カードの枚数×2のライフ回復できる呪文。さらにライブラリーも修復できる。

ゲーム終盤ともなればかなりのライフを期待でき、同時にライブラリーアウトも防ぐことができる。とはいえライフゲインという勝利に直結しない効果が8マナというのは流石に重すぎるため、かなり扱いにくい。ただしX呪文以外で一度の回復量をここまで膨大にしやすいカードは割と貴重なので、大量ライフゲインを活かせるような構成のデッキなら活躍できる可能性もある。

[編集] 開発秘話

このカードは没になったカードと差し替えるために作られたものである。元々闇の隆盛のこの神話レア枠にはライフ回復を含む強力なカードが入っていたが、プレイテストで問題があると判断され、デベロップの終了間際で別のカードに差し替えることになった。

差し替えるカードは「カード名イラストが合致している」「印刷に自信があるものでなくてはいけない」という2つの条件があった。前者を満たすためにライフ回復カードとして作られ、後者に関しては、同じ状況下で作られて問題を引き起こした頭蓋骨絞め/Skullclamp梅澤の十手/Umezawa's Jitteの反省からカードパワーは低めに設定された。

回復量が膨大になる場合もあることから、このカードは神話レアの指針である「強烈になる可能性」を満たすカードと言える。しかし、Mark Rosewaterはこのカードが神話レアとしての魅力に欠けることを認めており、時間や制約に余裕があればレアになっていたとも語っている[1][2]

[編集] 脚注

  1. Dark Shadows, Part 2 - Wayback Machine(2022年8月18日アーカイブ分)Making Magic 2012年1月30日
  2. 暗き影 その2 上記記事の翻訳

[編集] 参考

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