大天使の光/Archangel's Light

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索


自分墓地カードの枚数×2のライフ回復できる呪文。さらにライブラリーも修復できる。

ゲーム終盤ともなればかなりのライフを期待でき、同時にライブラリーアウトも防ぐことができる。とはいえライフゲインという勝利に直結しない効果が8マナというのは流石に重すぎるため、かなり扱いにくい。ただしX呪文以外で一度の回復量をここまで膨大にしやすいカードは割と貴重なので、大量ライフゲインを活かせるような構成のデッキなら活躍できる可能性もある。

[編集] 開発秘話

このカードは没になったカードと差し替えるために作られたものである。元々闇の隆盛のこの神話レア枠にはライフ回復を含む強力なカードが入っていたが、プレイテストで問題があると判断され、デベロップの終了間際で別のカードに差し替えることになった。

差し替えるカードは「カード名イラストが合致している」「印刷に自信があるものでなくてはいけない」という2つの条件があった。前者を満たすためにライフ回復カードとして作られ、後者に関しては、同じ状況下で作られて問題を引き起こした頭蓋骨絞め/Skullclamp梅澤の十手/Umezawa's Jitteの反省からカードパワーは低めに設定された。

回復量が膨大になる場合もあることから、このカードは神話レアの指針である「強烈になる可能性」を満たすカードと言える。しかし、Mark Rosewaterはこのカードが神話レアとしての魅力に欠けることを認めており、時間や制約に余裕があればレアになっていたとも語っている[1][2]

[編集] 脚注

  1. Dark Shadows, Part 2 - Wayback Machine(2022年8月18日アーカイブ分)Making Magic 2012年1月30日
  2. 暗き影 その2 上記記事の翻訳

[編集] 参考

MOBILE