死の都/City of Death

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ドクター・フーのエピソード中で、とりわけ評価と人気が高いエピソードの[[英雄譚]]。
  
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:[[宝物]]・[[トークン]]の[[生成]]。
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:II章以降の布石となる[[能力]]である。
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:この宝物は作中で[[エイリアン]]が資金源にしようとした[[Wikipedia:ja:モナ・リザ|モナ・リザ]]のコピーで、作中のキーアイテムである。
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:英雄譚ではないトークンの[[コピー]]。
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:エイリアンがレオナルド・ダ・ヴィンチにモナ・リザの複製を作らせている所を表している。
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*同封された対応する宝物・[https://scryfall.com/card/twho/28/treasure トークン]はなぜかロマーナの肖像画である。(エピソード中のモナ・リザは一般的に知られたモナ・リザ像で、横に並ぶ絵画にはダーレクや、ロマーナが出演したシリーズには未登場の[[嘆きの天使/Weeping Angel]]らしき絵もある)
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==ストーリー==
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[[4代目ドクター/The Fourth Doctor]]とコンパニオン、[[ロマーナ II/Romana II|ロマーナ]]はパリの観光中、ルーブル美術館を訪れる。そこにはかの有名なモナ・リザの肖像画があるが、ロマーナはその価値がいまいちわからないという。
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ドクターが「これこそ人類が生み出した宇宙でも屈指の芸術だ」と声を張った途端、時間のゆがみを感じて倒れ込んでしまう。ドクターはロマーナに「何者かが時間移動の試験を繰り返している」と告げる。
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そのさまを見ていた[[私立探偵、ダッガン/Duggan, Private Detective]]はドクターを尾行し、銃を突きつけて自分が追っている事件への協力を要請する。近年、盗難に遭ったという美術品が後から見つかる事件が相次いでおり、何者かが違法な売買をしているのではないかというのだった。しかし、美術館からドクターを追っていたのはダッガンだけではなかった。
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スカリオーニ伯爵の手下たちはドクターたちを囲み、居城へと招待する。城の地下にはタイムマシンの試作品、そしてモナ・リザの完全な複製品6枚を発見する。ドクターはロマーナとダッガンにその場を任せると、[[ターディス/TARDIS]]に乗り込み、ダ・ヴィンチの時代へと飛んだが――その先には、ダ・ヴィンチのパトロンとなっていたスカリオーニ伯爵がいた。
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実はスカリオーニ伯爵はジャガロスというエイリアンだったのである。
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4億年まえジャガロスの船が離陸に失敗し爆発、生き残った唯一のジャガロスはタイムボルテックスに巻き込まれ12の破片に分かれてバラバラの時代に飛ばされ、独立した個体になった。互いに時代を超えてコミュニケーションが取れるジャガロスは一計を案じた。己の過ちを訂正するにはタイムトラベルしかないが、自身はその技術を持ち合わせていない。
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そこで人間がタイムマシンを開発できる技術を得られるように促進させようと。<br>
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ある時は原初人類に車輪の技術を伝えようとし、ある時はエジプトの王となってピラミッドの建設を指揮し――そして、ある時はレオナルド・ダ・ヴィンチにモナ・リザの完全なコピーを作らせたのである。ルーブル美術館のモナ・リザを盗難に見せかけ闇市に売り、また複製品も本物ののモナ・リザとして売り払って研究資金に充てようというのである。
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現代に戻ると既にモナ・リザは盗難に遭い、スカリオーニ伯爵はロマーナを脅してタイム・マシンを完成させていた。4億年前にタイムトラベルをしたジャガロスを、ドクター一行も[[ターディス/TARDIS]]で追跡する。
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そこで4億年前の宇宙船事故は[[Wikipedia:ja:デボン紀|デボン紀]]の大量絶滅を引き起こした原因そのものであり、この絶滅が起きなければ人類は存在しえない可能性があることが発覚する。すなわちジャガロスの絶滅と人類の繁栄は不可分だったのである。
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ジャガロスと戦いのなさなか、ダッガンの'''史上最重要パンチ'''が炸裂しジャガロスを現代に戻し、歴史改変を防いだ。
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宇宙人の姿をさらしたままのジャガロスは城の地下に戻るが、パニックになった手下たちに爆弾の攻撃に遭い絶命し、城は炎に包まれる。
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のちにモナ・リザの複製うち本物と5枚が焼け落ち、一枚の「完全な偽物」が本物として発見される。
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困惑を隠せないダッガンに、ドクターは「本物の芸術とは何かのコピーであっても、その評価は揺らがないものだ。ましてやあれは完全なコピーなのだから誰も気にしないだろう」と。
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ダッガンはギフトショップでモナ・リザの絵葉書を購入し、エッフェル塔の下を走り抜ける人影を見やる。二人は立ち止まって手を振り、「じゃあね!ダッガン!」と声を張ると、急ぐように走り去った。
  
 
==参考==
 
==参考==

2024年1月27日 (土) 14:48時点における最新版


City of Death / 死の都 (2)(緑)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。VIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
II,III,IV,V,VI ― あなたがコントロールしていて英雄譚でないトークン1つを対象とする。それのコピーであるトークン1つを生成する。


ドクター・フーのエピソード中で、とりわけ評価と人気が高いエピソードの英雄譚

I章―

宝物トークン生成
II章以降の布石となる能力である。
この宝物は作中でエイリアンが資金源にしようとしたモナ・リザのコピーで、作中のキーアイテムである。

II章~VI章―

英雄譚ではないトークンのコピー
エイリアンがレオナルド・ダ・ヴィンチにモナ・リザの複製を作らせている所を表している。

このカード単体では宝物を毎ターン増やすだけだが、手頃なトークンを用意できれば圧倒的なアドバンテージを稼げる。

ETB能力増殖を行えるクリーチャーのコピートークンと組み合わせると、一気にVI章まで進めることができる。最大6回の増殖は大半のプレインズウォーカーなら奥義起動でき、英雄譚なら最終章まで進めることができる。

バーバラ・ライト/Barbara Wrightがいる状態で、守護フェリダー/Felidar Guardianのトークンを生成し、上記のコンボを絡めるとVI章のコピー生成で死の都を明滅させ、II章から解決させることで無限ループとなる。コンボパーツが多いためなかなか狙ってできるものではないが、バーバラ・ライトを統率者にするか、寓話の歌い手、ナルシ/Narci, Fable Singerのような英雄譚が絡むコンボなら組み込んでもいいだろう。

  • 同封された対応する宝物・トークンはなぜかロマーナの肖像画である。(エピソード中のモナ・リザは一般的に知られたモナ・リザ像で、横に並ぶ絵画にはダーレクや、ロマーナが出演したシリーズには未登場の嘆きの天使/Weeping Angelらしき絵もある)

[編集] ストーリー

4代目ドクター/The Fourth Doctorとコンパニオン、ロマーナはパリの観光中、ルーブル美術館を訪れる。そこにはかの有名なモナ・リザの肖像画があるが、ロマーナはその価値がいまいちわからないという。 ドクターが「これこそ人類が生み出した宇宙でも屈指の芸術だ」と声を張った途端、時間のゆがみを感じて倒れ込んでしまう。ドクターはロマーナに「何者かが時間移動の試験を繰り返している」と告げる。 そのさまを見ていた私立探偵、ダッガン/Duggan, Private Detectiveはドクターを尾行し、銃を突きつけて自分が追っている事件への協力を要請する。近年、盗難に遭ったという美術品が後から見つかる事件が相次いでおり、何者かが違法な売買をしているのではないかというのだった。しかし、美術館からドクターを追っていたのはダッガンだけではなかった。

スカリオーニ伯爵の手下たちはドクターたちを囲み、居城へと招待する。城の地下にはタイムマシンの試作品、そしてモナ・リザの完全な複製品6枚を発見する。ドクターはロマーナとダッガンにその場を任せると、ターディス/TARDISに乗り込み、ダ・ヴィンチの時代へと飛んだが――その先には、ダ・ヴィンチのパトロンとなっていたスカリオーニ伯爵がいた。

実はスカリオーニ伯爵はジャガロスというエイリアンだったのである。 4億年まえジャガロスの船が離陸に失敗し爆発、生き残った唯一のジャガロスはタイムボルテックスに巻き込まれ12の破片に分かれてバラバラの時代に飛ばされ、独立した個体になった。互いに時代を超えてコミュニケーションが取れるジャガロスは一計を案じた。己の過ちを訂正するにはタイムトラベルしかないが、自身はその技術を持ち合わせていない。 そこで人間がタイムマシンを開発できる技術を得られるように促進させようと。
ある時は原初人類に車輪の技術を伝えようとし、ある時はエジプトの王となってピラミッドの建設を指揮し――そして、ある時はレオナルド・ダ・ヴィンチにモナ・リザの完全なコピーを作らせたのである。ルーブル美術館のモナ・リザを盗難に見せかけ闇市に売り、また複製品も本物ののモナ・リザとして売り払って研究資金に充てようというのである。

現代に戻ると既にモナ・リザは盗難に遭い、スカリオーニ伯爵はロマーナを脅してタイム・マシンを完成させていた。4億年前にタイムトラベルをしたジャガロスを、ドクター一行もターディス/TARDISで追跡する。 そこで4億年前の宇宙船事故はデボン紀の大量絶滅を引き起こした原因そのものであり、この絶滅が起きなければ人類は存在しえない可能性があることが発覚する。すなわちジャガロスの絶滅と人類の繁栄は不可分だったのである。 ジャガロスと戦いのなさなか、ダッガンの史上最重要パンチが炸裂しジャガロスを現代に戻し、歴史改変を防いだ。

宇宙人の姿をさらしたままのジャガロスは城の地下に戻るが、パニックになった手下たちに爆弾の攻撃に遭い絶命し、城は炎に包まれる。 のちにモナ・リザの複製うち本物と5枚が焼け落ち、一枚の「完全な偽物」が本物として発見される。 困惑を隠せないダッガンに、ドクターは「本物の芸術とは何かのコピーであっても、その評価は揺らがないものだ。ましてやあれは完全なコピーなのだから誰も気にしないだろう」と。

ダッガンはギフトショップでモナ・リザの絵葉書を購入し、エッフェル塔の下を走り抜ける人影を見やる。二人は立ち止まって手を振り、「じゃあね!ダッガン!」と声を張ると、急ぐように走り去った。

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