利用者:Yoidome/sandbox

提供:MTG Wiki

< 利用者:Yoidome(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ミラための記事を下書き)
 
(1人の利用者による、間の57版が非表示)
1行: 1行:
''※CRが対応したら記事作成''
+
__NOTOC__
 +
[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)]]草案
 +
==経歴==
 +
===[[ドミナリア]]===
 +
リリアナ達が[[ベルゼンロック/Belzenlok]]打破のため[[ウェザーライト/Weatherlight (ストーリー)|ウェザーライト/Weatherlight]]でドミナリアを翔ける中、突如としてジェイスがプレインズウォークしてくる。彼はボーラスが罠を張っていること、一刻も早くアジャニの元に集合しボーラスへ立ち向かうべきということを告げる。ジェイスはリリアナへの不信感を露にするものの、ギデオンは彼女に協力し、チャンドラもまたヤヤの元で学ぶためドミナリアに残ることを決めた。ジェイスは諦めのため息をつき、ウェザーライトを後にした。
  
'''ミラディンのために!'''/''For Mirrodin!''とは、[[ファイレクシア:完全なる統一]]および[[ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ]]で登場した[[キーワード能力]]。これを持つ[[装備品]]が[[戦場に出る]]ときに機能する[[誘発型能力]]である。
+
ドミナリアでの目的を達成したプレインズウォーカー達は改めてジェイスの元を訪れるも、そこにリリアナの姿はなかった。皆がリリアナを擁護する中、ジェイスだけは彼女がウェザーライトクルーを利用するだけして、用済みになったので去ったのだと疑っていた。
{{情報ボックス/キーワード能力
+
|名前=ミラディンのために!
+
|英名=For Mirrodin!
+
|種別=[[誘発型能力]]
+
|登場セット=[[ファイレクシア:完全なる統一]]<br>[[ファイレクシア:完全なる統一統率者デッキ]]
+
|リーガル=legal
+
}}
+
<!-- {{#card:Dragonwing Glider}} -->
+
{{カードテキスト
+
|カード名=Dragonwing Glider / 竜翼の滑空者
+
|コスト= (3)(赤)(赤)
+
|タイプ=アーティファクト — 装備品(Equipment)
+
|カードテキスト=ミラディンのために!(この装備品が戦場に出たとき、赤の2/2のレベル(Rebel)・クリーチャー・トークン1体を生成し、その後これをそれにつける。)<br>装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受け飛行と速攻を持つ。<br>装備(3)(赤)(赤)
+
|PT=
+
|Gathererid=
+
|背景=legal
+
}}
+
==定義==
+
'''ミラディンのために!'''/''For Mirrodin!''は「この[[装備品]]が[[戦場に出る|戦場に出た]]とき、[[赤]]の2/2の[[レベル]]・[[クリーチャー]]・[[トークン]]1体を[[生成]]し、その後これをそれに[[つける]]。」を意味する。
+
  
==解説==
+
===[[灯争大戦]]===
[[ETB]]でクリーチャー・トークンを生成しつつ、それにつける[[キーワード能力]]。装備品の弱点である「[[装備]]先のクリーチャーが存在しないと[[腐る]]」点を自らクリーチャーを用意することで補っている。
+
ジェイスはゼンディカーへ赴き、数週間をかけてニッサを探し出すと、再びゲートウォッチに協力してくれるよう説得した。だが彼女にゲートウォッチへ戻るつもりはなく、またリリアナも行方不明のままであった。ピースが揃い切らないまま、ゲートウォッチとその同盟者たちは[[次元間の標/Interplanar Beacon]]に導かれラヴニカへと向かう。
  
[[生体武器]]の亜種と言えるキーワード能力だが、トークンの[[タフネス]]が0でないため装備先を変えてもクリーチャーが残るようになっている。一方、装備品としてだけ見るとマナ・コストや装備コストは生体武器よりさらに割高な設定となっている。
+
ラヴニカへ到着した直後、[[次元橋/Planar Bridge#ストーリー|次元橋/Planar Bridge]]がギルドパクト庁舎を飲み込み、[[永遠衆/Eternal]]による侵略が始まった。ジェイスはギルドパクトとしての力をふるい、平和を乱した罪でボーラスを拘束すると宣告した。しかし、彼の言葉はただ空しく響くだけであった。ギルドパクトの根源である力線、それが集合する庁舎を破壊されたことにより、もはやギルドパクトは機能しなくなってしまったのだ。
  
[[ファイレクシア:完全なる統一]]では[[白]]と[[赤]]に割り振られており、同色の装備品関連カードとの[[シナジー]]を形成している。[[青]]と[[緑]]にも1枚ずつ存在するが、[[黒]]には存在しない。
+
さらに悪いことに、永遠衆を指揮しているのはリリアナであった。自分がニッサの元へ向かわず、もっと早くラヴニカへ戻りヴラスカの記憶を戻していたら、このような悲劇にはならなかったのではないか?自責の念に苦しみながらも、彼はラヴニカとリリアナの両方を救うべく奔走する。だがリリアナを――永遠衆を操り無辜の市民やプレインズウォーカーを虐殺する彼女を生かすことはもはや誰も許さなかった。彼は苦渋の想いでリリアナ暗殺作戦の指揮を執るも、ボーラスの妨害により徒労に終わった。
  
*ファイレクシア:完全なる統一のストーリーでは、[[ミラディン/Mirrodin]]の[[人間/Human]]五氏族のうち[[オーリオック/Auriok]](白)と[[ヴァルショク/Vulshok]](赤)以外は壊滅状態にあり、中でも[[モリオック/Moriok]](黒)は最初に[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]に陥落している<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/feature/planeswalkers-guide-to-phyrexia-all-will-be-one Planeswalker's Guide to Phyrexia: All Will Be One]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036628/ プレインズウォーカーのための『ファイレクシア:完全なる統一』案内](Feature [[2023年]]2月1日 [[Grace Fong]]著)</ref>。上記の色配分や、装備品の色に関わらずトークンが赤である点はこうした背景もあるのではないかと考えられる。
+
暗殺は失敗し、ギデオンの切り札たる[[再鍛の黒き剣/Blackblade Reforged#ストーリー|黒き剣/Blackblade]]も破られ、万策が尽きたかのようだった。だがリリアナは死を覚悟して自分を縛る契約に背き、そしてギデオンは命を捨ててその契約の対価を肩代わりした。リリアナが永遠衆の矛先をボーラスへ変え、彼の灯を収穫しようとしたまさにその時、ジェイスの脳にウギンの念話が響いた。ボーラスを殺したところで、いずれ復活するかもしれない――双子である自分のように。ゆえに、あれは殺すのではなく封印せねばならないと。ジェイスはウギンに協力し、彼が[[ボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Realm|瞑想領土/Meditation Realm]]に片割れを運びさる姿を不可視の魔法で隠すとともに、幻影によりボーラスの死を偽装した。こうして彼は、ボーラスが死んでいないという真実を多元宇宙のあらゆる者から隠し通すという責務を負った。
*初となる名前に感嘆符(!)が付いたキーワード能力。
+
**[[アン・カード]]を含めるならば[[ゴチ|ゴチ/Gotcha!]]が[[2004年]]時点で存在したが、現在は[[能力語]]となっている。
+
  
==ルール==
+
===[[War of the Spark: Forsaken]]===
*トークンを生成し、それにつけるまでが一連の能力である。生成されてからつけられるまでの間に[[優先権]]は発生しない。
+
===[[ゼンディカーの夜明け]]===
**[[悪性の疫病/Virulent Plague]]等の[[常在型能力]]で生成されたトークンのタフネスが0以下になっていても、解決後に装備品によってタフネスが1以上になっていれば[[状況起因処理]]による[[死亡]]を免れる。
+
ラヴニカで黄昏るジェイスの前に、ニッサが姿を現す。彼女曰く、ナヒリは石成の核/Lithoform Coreを探し出し、ゼンディカーを復興させようとしているが、その余波で[[エレメンタル]]が死に絶えかねないとのことであった。しかしジェイスは核への好奇心が先走ってしまい、ニッサを苛立たせてしまう。ナヒリの暴走を止めるため、そして自分の罪を償うため、ジェイスはゼンディカーへと向かう。
*[[栄光のドミヌス、モンドラク/Mondrak, Glory Dominus]]等の[[置換効果]]で1度の[[誘発]]で2体以上のトークンが生成された場合、いずれか1体を選んで装備品をつける([[対象]]を取るわけではない)。
+
*[[機械の母、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Mother of Machines]]等の能力で2回以上誘発した場合、それぞれの解決時に「トークンを生成し、それにつける」ことを行う。
+
*[[統率者戦]]において、[[固有色]]の決定にはそのカード自身の色と[[ルール・テキスト]]の[[マナ・シンボル]]のみが参照される。従って、トークンの色は固有色に関わらない。
+
**例えば、[[共同魂の刃/Blade of Shared Souls]]の固有色は青のみである。
+
  
==開発秘話==
+
歌う都/The Singing Cityにてナヒリに追いついたジェイスは、彼女を説得すべく心の中を覗き見る。だがそこにあった彼女の理想のゼンディカー、[[乱動/The Roil]]が止み文明が繁栄したゼンディカーにジェイスは感銘を受ける。ナヒリに同調を示したことがニッサをさらに怒らせてしまい、二人に歩み寄りを促そうとしたことでナヒリからも排除されそうになる。
新ファイレクシアの中にもミラディン人が生き残っていることを表現するため、ファイレクシア的な[[メカニズム]]に一捻り加えてミラディン側のメカニズムにすることが考案された。[[毒カウンター]]・[[増殖]]・[[ファイレクシア・マナ]]はファイレクシア側の能力として再登場することが既に決定していたため、[[生体武器]]を基にすることとなった。
+
  
トークンの[[クリーチャー・タイプ]]は長年の間再登場の機会が伺われていた[[レベル]]となった。また、生体武器のデザイン上の問題である「トークンのタフネスが0であるため、必ずタフネスを[[強化]]する必要がある」点を解消するため、トークンのサイズを大きくすることにした。最初に検討された2/2で上手く働いたため、そのまま決定稿となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/phyrexia-all-will-be-one-direction-part-1 Phyrexia: All Will Be One Direction, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036614/ 『ファイレクシア:完全なる統一』方的な話 その1]([[Making Magic]] 2023年1月17日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
+
ジェイスは一瞬の隙をついてナヒリの動きを止め、石成の核を奪うことに成功する。だがこれを欲求のまま持ち去れば、ニッサとの仲は完全に終わりを告げることも察していた。核を奪い破壊しようとするニッサに、ジェイスは必死で呼びかけ、結果として核はエレメンタルを繁栄させるために力を使い果たして壊れた。だがジェイスは自分のせいでまた誰かを傷つけたことに罪悪感を感じていた。
  
当初の名前は「武器を取れ/take up arms」であったが、[[クリエイティブ・チーム]]によって「ミラディンのために!/For Mirrodin!」と改名された<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/phyrexia-all-will-be-one-direction-part-2 Phyrexia: All Will Be One Direction, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036633/ 『ファイレクシア:完全なる統一』方的な話 その2](Making Magic 2023年1月23日 Mark Rosewater著)</ref>。
+
===[[ファイレクシア:完全なる統一]]===
*なお、[[武器を手に/Take Up Arms]]というカードは既に存在する。
+
===侵略後===
 
+
===サンダー・ジャンクションの無法者===
==脚注==
+
<references />
+
==参考==
+
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/phyrexia-all-will-be-one-mechanics Phyrexia: All Will Be One Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036621/ 『ファイレクシア:完全なる統一』のメカニズム](Feature [[2023年]]1月17日 [[Matt Tabak]]著)
+
*{{WHISPER検索/カードテキスト|ミラディンのために!}}
+
*[[装備品]]
+
*[[ミラディン/Mirrodin]]([[背景世界/ストーリー用語]])
+
*[[キーワード能力]]
+
*[[ルーリング]]
+
<!-- {{#cr:{{キーワード能力のCR番号|ミラディンのために!}}}} -->
+
[[Category:キーワード能力|みらていんのために]]
+
__NOTOC__
+

2024年5月15日 (水) 00:55時点における最新版

ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)草案

[編集] 経歴

[編集] ドミナリア

リリアナ達がベルゼンロック/Belzenlok打破のためウェザーライト/Weatherlightでドミナリアを翔ける中、突如としてジェイスがプレインズウォークしてくる。彼はボーラスが罠を張っていること、一刻も早くアジャニの元に集合しボーラスへ立ち向かうべきということを告げる。ジェイスはリリアナへの不信感を露にするものの、ギデオンは彼女に協力し、チャンドラもまたヤヤの元で学ぶためドミナリアに残ることを決めた。ジェイスは諦めのため息をつき、ウェザーライトを後にした。

ドミナリアでの目的を達成したプレインズウォーカー達は改めてジェイスの元を訪れるも、そこにリリアナの姿はなかった。皆がリリアナを擁護する中、ジェイスだけは彼女がウェザーライトクルーを利用するだけして、用済みになったので去ったのだと疑っていた。

[編集] 灯争大戦

ジェイスはゼンディカーへ赴き、数週間をかけてニッサを探し出すと、再びゲートウォッチに協力してくれるよう説得した。だが彼女にゲートウォッチへ戻るつもりはなく、またリリアナも行方不明のままであった。ピースが揃い切らないまま、ゲートウォッチとその同盟者たちは次元間の標/Interplanar Beaconに導かれラヴニカへと向かう。

ラヴニカへ到着した直後、次元橋/Planar Bridgeがギルドパクト庁舎を飲み込み、永遠衆/Eternalによる侵略が始まった。ジェイスはギルドパクトとしての力をふるい、平和を乱した罪でボーラスを拘束すると宣告した。しかし、彼の言葉はただ空しく響くだけであった。ギルドパクトの根源である力線、それが集合する庁舎を破壊されたことにより、もはやギルドパクトは機能しなくなってしまったのだ。

さらに悪いことに、永遠衆を指揮しているのはリリアナであった。自分がニッサの元へ向かわず、もっと早くラヴニカへ戻りヴラスカの記憶を戻していたら、このような悲劇にはならなかったのではないか?自責の念に苦しみながらも、彼はラヴニカとリリアナの両方を救うべく奔走する。だがリリアナを――永遠衆を操り無辜の市民やプレインズウォーカーを虐殺する彼女を生かすことはもはや誰も許さなかった。彼は苦渋の想いでリリアナ暗殺作戦の指揮を執るも、ボーラスの妨害により徒労に終わった。

暗殺は失敗し、ギデオンの切り札たる黒き剣/Blackbladeも破られ、万策が尽きたかのようだった。だがリリアナは死を覚悟して自分を縛る契約に背き、そしてギデオンは命を捨ててその契約の対価を肩代わりした。リリアナが永遠衆の矛先をボーラスへ変え、彼の灯を収穫しようとしたまさにその時、ジェイスの脳にウギンの念話が響いた。ボーラスを殺したところで、いずれ復活するかもしれない――双子である自分のように。ゆえに、あれは殺すのではなく封印せねばならないと。ジェイスはウギンに協力し、彼が瞑想領土/Meditation Realmに片割れを運びさる姿を不可視の魔法で隠すとともに、幻影によりボーラスの死を偽装した。こうして彼は、ボーラスが死んでいないという真実を多元宇宙のあらゆる者から隠し通すという責務を負った。

[編集] War of the Spark: Forsaken

[編集] ゼンディカーの夜明け

ラヴニカで黄昏るジェイスの前に、ニッサが姿を現す。彼女曰く、ナヒリは石成の核/Lithoform Coreを探し出し、ゼンディカーを復興させようとしているが、その余波でエレメンタルが死に絶えかねないとのことであった。しかしジェイスは核への好奇心が先走ってしまい、ニッサを苛立たせてしまう。ナヒリの暴走を止めるため、そして自分の罪を償うため、ジェイスはゼンディカーへと向かう。

歌う都/The Singing Cityにてナヒリに追いついたジェイスは、彼女を説得すべく心の中を覗き見る。だがそこにあった彼女の理想のゼンディカー、乱動/The Roilが止み文明が繁栄したゼンディカーにジェイスは感銘を受ける。ナヒリに同調を示したことがニッサをさらに怒らせてしまい、二人に歩み寄りを促そうとしたことでナヒリからも排除されそうになる。

ジェイスは一瞬の隙をついてナヒリの動きを止め、石成の核を奪うことに成功する。だがこれを欲求のまま持ち去れば、ニッサとの仲は完全に終わりを告げることも察していた。核を奪い破壊しようとするニッサに、ジェイスは必死で呼びかけ、結果として核はエレメンタルを繁栄させるために力を使い果たして壊れた。だがジェイスは自分のせいでまた誰かを傷つけたことに罪悪感を感じていた。

[編集] ファイレクシア:完全なる統一

[編集] 侵略後

[編集] サンダー・ジャンクションの無法者

MOBILE