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'''インティ'''/''Inti''は[[イクサラン・ブロック]]初出のキャラクター。カードとしての初出は[[イクサラン:失われし洞窟]][[太陽の執事長、インティ/Inti, Seneschal of the Sun]]
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__NOTOC__
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[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)]]草案
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==経歴==
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===[[ドミナリア]]===
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リリアナ達が[[ベルゼンロック/Belzenlok]]打破のため[[ウェザーライト/Weatherlight (ストーリー)|ウェザーライト/Weatherlight]]でドミナリアを翔ける中、突如としてジェイスがプレインズウォークしてくる。彼はボーラスが罠を張っていること、一刻も早くアジャニの元に集合しボーラスへ立ち向かうべきということを告げる。ジェイスはリリアナへの不信感を露にするものの、ギデオンは彼女に協力し、チャンドラもまたヤヤの元で学ぶためドミナリアに残ることを決めた。ジェイスは諦めのため息をつき、ウェザーライトを後にした。
  
==解説==
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ドミナリアでの目的を達成したプレインズウォーカー達は改めてジェイスの元を訪れるも、そこにリリアナの姿はなかった。皆がリリアナを擁護する中、ジェイスだけは彼女がウェザーライトクルーを利用するだけして、用済みになったので去ったのだと疑っていた。
[[イクサラン/Ixalan]]の[[太陽帝国/The Sun Empire]]に住む[[人間/Human#イクサラン|人間/Human]]の[[恐竜]][[騎士]]。男性。
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[[ファートリ/Huatli]]の同い年の従弟で、幼い頃から彼女とともに戦闘訓練を積んできた。落ち着いた性格であり、治癒魔法に秀でている。
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===[[灯争大戦]]===
 
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ジェイスはゼンディカーへ赴き、数週間をかけてニッサを探し出すと、再びゲートウォッチに協力してくれるよう説得した。だが彼女にゲートウォッチへ戻るつもりはなく、またリリアナも行方不明のままであった。ピースが揃い切らないまま、ゲートウォッチとその同盟者たちは[[次元間の標/Interplanar Beacon]]に導かれラヴニカへと向かう。
後に[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]との戦争で多大な功績を挙げ、'''太陽の執事長'''/''Seneschal of the Sun''の二つ名で呼ばれるようになる。
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*名前の由来はインカ神話の太陽神、[[Wikipedia:ja:インティ|インティ]](英:Inti)だろう。
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==経歴==
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===[[イクサラン・ブロック]]===
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[[鉄面連合/The Brazen Coalition]]が海岸に現れたと聞いたインティとファートリは、先制攻撃を仕掛けに向かう。だが[[アングラス/Angrath]]との戦いの中、ファートリが目の前で突然姿を消し、再び現れるという衝撃の場面を目撃する。その際にファートリが幻視したという黄金の都[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]を見つけ出すため、彼女と[[#テユー/Teyeuh|テユー/Teyeuh]]との3人で探索の旅に赴く。
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道中、インティとテユーは[[薄暮の軍団/The Legion of Dusk]]を追跡するためにファートリの元を離れる。彼らがファートリと再会するのは、彼女がオラーズカを発見し、古の恐竜[[原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamity#ストーリー|ザカマ/Zacama]]の背に乗って凱旋した時であった。
+
ラヴニカへ到着した直後、[[次元橋/Planar Bridge#ストーリー|次元橋/Planar Bridge]]がギルドパクト庁舎を飲み込み、[[永遠衆/Eternal]]による侵略が始まった。ジェイスはギルドパクトとしての力をふるい、平和を乱した罪でボーラスを拘束すると宣告した。しかし、彼の言葉はただ空しく響くだけであった。ギルドパクトの根源である力線、それが集合する庁舎を破壊されたことにより、もはやギルドパクトは機能しなくなってしまったのだ。
  
戦場詩人としての使命と[[プレインズウォーカー/Planeswalker|次元渡り]]としての探究心の間で悩むファートリに対し、インティはその力で他の場所の物語と歴史を集める道を勧めた。彼は叔父と共に神殿に忍び込み、一度は彼女が断った戦場詩人の兜を持ち出してきた。その日の夜明け、ファートリは家族一人一人に挨拶と抱擁を交わし、最後にインティに出立を告げて旅立っていった。
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さらに悪いことに、永遠衆を指揮しているのはリリアナであった。自分がニッサの元へ向かわず、もっと早くラヴニカへ戻りヴラスカの記憶を戻していたら、このような悲劇にはならなかったのではないか?自責の念に苦しみながらも、彼はラヴニカとリリアナの両方を救うべく奔走する。だがリリアナを――永遠衆を操り無辜の市民やプレインズウォーカーを虐殺する彼女を生かすことはもはや誰も許さなかった。彼は苦渋の想いでリリアナ暗殺作戦の指揮を執るも、ボーラスの妨害により徒労に終わった。
  
===[[機械兵団の進軍]]===
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暗殺は失敗し、ギデオンの切り札たる[[再鍛の黒き剣/Blackblade Reforged#ストーリー|黒き剣/Blackblade]]も破られ、万策が尽きたかのようだった。だがリリアナは死を覚悟して自分を縛る契約に背き、そしてギデオンは命を捨ててその契約の対価を肩代わりした。リリアナが永遠衆の矛先をボーラスへ変え、彼の灯を収穫しようとしたまさにその時、ジェイスの脳にウギンの念話が響いた。ボーラスを殺したところで、いずれ復活するかもしれない――双子である自分のように。ゆえに、あれは殺すのではなく封印せねばならないと。ジェイスはウギンに協力し、彼が[[ボーラスの瞑想領土/Bolas's Meditation Realm|瞑想領土/Meditation Realm]]に片割れを運びさる姿を不可視の魔法で隠すとともに、幻影によりボーラスの死を偽装した。こうして彼は、ボーラスが死んでいないという真実を多元宇宙のあらゆる者から隠し通すという責務を負った。
首都[[太陽帝国/The Sun Empire#地理|パチャチュパ/Pachatupa]]に迫る[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の包囲網を崩すため、インティとファートリの部隊はオラーズカに眠る古の恐竜達を呼び起こす作戦を遂行した。
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===[[イクサラン:失われし洞窟]]===
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===[[War of the Spark: Forsaken]]===
ファートリと[[カパロクティ・サンボーン/Caparocti Sunborn (ストーリー)|カパロクティ・サンボーン/Caparocti Sunborn]]はオラーズカの細工扉内部を調査するように命じられ、インティもこれに同行した。
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===[[ゼンディカーの夜明け]]===
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ラヴニカで黄昏るジェイスの前に、ニッサが姿を現す。彼女曰く、ナヒリは石成の核/Lithoform Coreを探し出し、ゼンディカーを復興させようとしているが、その余波で[[エレメンタル]]が死に絶えかねないとのことであった。しかしジェイスは核への好奇心が先走ってしまい、ニッサを苛立たせてしまう。ナヒリの暴走を止めるため、そして自分の罪を償うため、ジェイスはゼンディカーへと向かう。
  
無事に中心核/The Coreに辿り着いた一行は、現地の民オルテカ/Oltecと交流する。しかしその最中、[[ヴィト・キハノ・デ・パサモンテ/Vito Quijano de Pasamonte|ヴィト/Vito]]の陰謀で邪悪なる[[神]][[アクロゾズ/Aclazotz]]が復活してしまう。インティは[[コウモリ]]を駆ってヴィトに立ち向かうも、空中戦では自らの翼を持つヴィトに利があった。乗騎を討たれ垂直落下したインティは、コウモリと自身を繋ぐ留め具を外そうとするが、その隙を突かれヴィトの副官[[クラヴィレーニョ/Clavileño]]に首をへし折られた。
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歌う都/The Singing Cityにてナヒリに追いついたジェイスは、彼女を説得すべく心の中を覗き見る。だがそこにあった彼女の理想のゼンディカー、[[乱動/The Roil]]が止み文明が繁栄したゼンディカーにジェイスは感銘を受ける。ナヒリに同調を示したことがニッサをさらに怒らせてしまい、二人に歩み寄りを促そうとしたことでナヒリからも排除されそうになる。
  
ヴィトへの復讐を遂げたファートリは、従弟の遺した剣にコズミューム/Cosmiumの宝石を埋め込んだ。彼の意志が[[スピリット/Spirit#イクサラン|残響/Echo]]として宿ったその剣は、[[ウェイタ/Wayta]]へと託された。
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ジェイスは一瞬の隙をついてナヒリの動きを止め、石成の核を奪うことに成功する。だがこれを欲求のまま持ち去れば、ニッサとの仲は完全に終わりを告げることも察していた。核を奪い破壊しようとするニッサに、ジェイスは必死で呼びかけ、結果として核はエレメンタルを繁栄させるために力を使い果たして壊れた。だがジェイスは自分のせいでまた誰かを傷つけたことに罪悪感を感じていた。
  
==登場==
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===[[ファイレクシア:完全なる統一]]===
*[[太陽の執事長、インティ/Inti, Seneschal of the Sun]]
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===侵略後===
===フレイバー・テキストに登場===
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===サンダー・ジャンクションの無法者===
;[[基本セット2019]]
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:[[巨大な威厳/Colossal Majesty]]
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;[[イクサラン:失われし洞窟]]
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:[[苦々しい勝利/Bitter Triumph]]、[[ファートリの最後の一撃/Huatli's Final Strike]]
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===登場記事・登場作品===
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;[[イクサラン・ブロック]]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/question-confidence-2017-09-13 A Question of Confidence]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0019555/ 問われる自信](Magic Story [[2017年]]9月13日 [[R&D]] Narrative Team著)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/race-part-1-2017-10-11 The Race, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0019786/ 争奪戦 その1](Magic Story 2017年10月11日 R&D Narrative Team著)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/glimpse-far-side-sun-2018-01-17 Glimpse the Far Side of the Sun]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030151/ 太陽の向こう側](Magic Story [[2018年]]1月17日 R&D Narrative Team著)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/who-tells-stories-2018-02-07 Who Tells the Stories]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/0030283/ 物語を伝える者](Magic Story 2018年2月7日 R&D Narrative Team著)
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;[[機械兵団の進軍]]
+
*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/three-hundred-steps-under-the-sun March of the Machine | Ixalan: Three Hundred Steps Under the Sun]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MOM/0036856/ サイドストーリー・イクサラン編 太陽の下の三百段](Magic Story [[2023年]]3月21日 [[Miguel Lopez]]著)
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;[[イクサラン:失われし洞窟]]
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-lost-caverns-of-ixalan-episode-1 The Lost Caverns of Ixalan | Episode 1]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/LCI/0037326/ メインストーリー第1話](Magic Story [[2023年]]10月20日 [[Valerie Valdes]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-lost-caverns-of-ixalan-episode-2 The Lost Caverns of Ixalan | Episode 2]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/LCI/0037327/ メインストーリー第2話](Magic Story [[2023年]]10月20日 [[Valerie Valdes]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-lost-caverns-of-ixalan-episode-3 The Lost Caverns of Ixalan | Episode 3]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/LCI/0037328/ メインストーリー第3話](Magic Story [[2023年]]10月20日 [[Valerie Valdes]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-lost-caverns-of-ixalan-episode-4 The Lost Caverns of Ixalan | Episode 4]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/LCI/0037338/ メインストーリー第4話](Magic Story [[2023年]]10月20日 [[Valerie Valdes]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-lost-caverns-of-ixalan-episode-5 The Lost Caverns of Ixalan | Episode 5]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/LCI/0037350/ メインストーリー第5話](Magic Story [[2023年]]10月20日 [[Valerie Valdes]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/the-lost-caverns-of-ixalan-episode-6 The Lost Caverns of Ixalan | Episode 6]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/LCI/0037365/ メインストーリー第6話](Magic Story [[2023年]]10月20日 [[Valerie Valdes]]著、名前のみ)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/card-preview/story-spotlight-cards-for-the-lost-caverns-of-ixalan Story Spotlight Cards for The Lost Caverns of Ixalan]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0037375/ 『イクサラン:失われし洞窟』注目のストーリー・カード]([[Daily MTG]] [[2023年]]11月2日 [[Clayton Kroh]])
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==参考==
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*[[背景世界/ストーリー用語]]
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2024年5月15日 (水) 00:55時点における最新版

ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)草案

[編集] 経歴

[編集] ドミナリア

リリアナ達がベルゼンロック/Belzenlok打破のためウェザーライト/Weatherlightでドミナリアを翔ける中、突如としてジェイスがプレインズウォークしてくる。彼はボーラスが罠を張っていること、一刻も早くアジャニの元に集合しボーラスへ立ち向かうべきということを告げる。ジェイスはリリアナへの不信感を露にするものの、ギデオンは彼女に協力し、チャンドラもまたヤヤの元で学ぶためドミナリアに残ることを決めた。ジェイスは諦めのため息をつき、ウェザーライトを後にした。

ドミナリアでの目的を達成したプレインズウォーカー達は改めてジェイスの元を訪れるも、そこにリリアナの姿はなかった。皆がリリアナを擁護する中、ジェイスだけは彼女がウェザーライトクルーを利用するだけして、用済みになったので去ったのだと疑っていた。

[編集] 灯争大戦

ジェイスはゼンディカーへ赴き、数週間をかけてニッサを探し出すと、再びゲートウォッチに協力してくれるよう説得した。だが彼女にゲートウォッチへ戻るつもりはなく、またリリアナも行方不明のままであった。ピースが揃い切らないまま、ゲートウォッチとその同盟者たちは次元間の標/Interplanar Beaconに導かれラヴニカへと向かう。

ラヴニカへ到着した直後、次元橋/Planar Bridgeがギルドパクト庁舎を飲み込み、永遠衆/Eternalによる侵略が始まった。ジェイスはギルドパクトとしての力をふるい、平和を乱した罪でボーラスを拘束すると宣告した。しかし、彼の言葉はただ空しく響くだけであった。ギルドパクトの根源である力線、それが集合する庁舎を破壊されたことにより、もはやギルドパクトは機能しなくなってしまったのだ。

さらに悪いことに、永遠衆を指揮しているのはリリアナであった。自分がニッサの元へ向かわず、もっと早くラヴニカへ戻りヴラスカの記憶を戻していたら、このような悲劇にはならなかったのではないか?自責の念に苦しみながらも、彼はラヴニカとリリアナの両方を救うべく奔走する。だがリリアナを――永遠衆を操り無辜の市民やプレインズウォーカーを虐殺する彼女を生かすことはもはや誰も許さなかった。彼は苦渋の想いでリリアナ暗殺作戦の指揮を執るも、ボーラスの妨害により徒労に終わった。

暗殺は失敗し、ギデオンの切り札たる黒き剣/Blackbladeも破られ、万策が尽きたかのようだった。だがリリアナは死を覚悟して自分を縛る契約に背き、そしてギデオンは命を捨ててその契約の対価を肩代わりした。リリアナが永遠衆の矛先をボーラスへ変え、彼の灯を収穫しようとしたまさにその時、ジェイスの脳にウギンの念話が響いた。ボーラスを殺したところで、いずれ復活するかもしれない――双子である自分のように。ゆえに、あれは殺すのではなく封印せねばならないと。ジェイスはウギンに協力し、彼が瞑想領土/Meditation Realmに片割れを運びさる姿を不可視の魔法で隠すとともに、幻影によりボーラスの死を偽装した。こうして彼は、ボーラスが死んでいないという真実を多元宇宙のあらゆる者から隠し通すという責務を負った。

[編集] War of the Spark: Forsaken

[編集] ゼンディカーの夜明け

ラヴニカで黄昏るジェイスの前に、ニッサが姿を現す。彼女曰く、ナヒリは石成の核/Lithoform Coreを探し出し、ゼンディカーを復興させようとしているが、その余波でエレメンタルが死に絶えかねないとのことであった。しかしジェイスは核への好奇心が先走ってしまい、ニッサを苛立たせてしまう。ナヒリの暴走を止めるため、そして自分の罪を償うため、ジェイスはゼンディカーへと向かう。

歌う都/The Singing Cityにてナヒリに追いついたジェイスは、彼女を説得すべく心の中を覗き見る。だがそこにあった彼女の理想のゼンディカー、乱動/The Roilが止み文明が繁栄したゼンディカーにジェイスは感銘を受ける。ナヒリに同調を示したことがニッサをさらに怒らせてしまい、二人に歩み寄りを促そうとしたことでナヒリからも排除されそうになる。

ジェイスは一瞬の隙をついてナヒリの動きを止め、石成の核を奪うことに成功する。だがこれを欲求のまま持ち去れば、ニッサとの仲は完全に終わりを告げることも察していた。核を奪い破壊しようとするニッサに、ジェイスは必死で呼びかけ、結果として核はエレメンタルを繁栄させるために力を使い果たして壊れた。だがジェイスは自分のせいでまた誰かを傷つけたことに罪悪感を感じていた。

[編集] ファイレクシア:完全なる統一

[編集] 侵略後

[編集] サンダー・ジャンクションの無法者

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