レシュラックの伝令/Herald of Leshrac
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**累加アップキープ・コストの支払いをスタックに乗せたあとで生け贄に捧げることで、[[最後の情報]]を参照して直前の[[経年カウンター]]分の土地のコントロールを奪い、しかもすでにレシュラックの伝令が[[戦場]]に存在しないため土地のコントロールが戻ることはなく恒久的に奪ったままにできた。 | **累加アップキープ・コストの支払いをスタックに乗せたあとで生け贄に捧げることで、[[最後の情報]]を参照して直前の[[経年カウンター]]分の土地のコントロールを奪い、しかもすでにレシュラックの伝令が[[戦場]]に存在しないため土地のコントロールが戻ることはなく恒久的に奪ったままにできた。 | ||
**2010年7月の[[総合ルール]]更新で累加アップキープ・コストは解決時に戦場にないと支払えなくなったため、現在このテクニックは使えない。 | **2010年7月の[[総合ルール]]更新で累加アップキープ・コストは解決時に戦場にないと支払えなくなったため、現在このテクニックは使えない。 | ||
+ | *[[黒]][[単色]]で[[パーマネント]]の[[コントロール]]を奪える珍しいカード。のちに[[Mark Rosewater]]に「強い[[曲げ]]」と評されている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/761080161233928193/black-gets-to-play-the-opponents-spells-out-of Blogatog]([[2024年]]9月8日)</ref>。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | <references /> | ||
*[[レシュラック/Leshrac]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[レシュラック/Leshrac]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:コールドスナップ]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:コールドスナップ]] - [[レア]] |
2024年9月9日 (月) 11:59時点における最新版
Herald of Leshrac / レシュラックの伝令 (6)(黒)
クリーチャー — アバター(Avatar)
クリーチャー — アバター(Avatar)
飛行
累加アップキープ ― あなたがコントロールしていない土地1つのコントロールを得る。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
レシュラックの伝令は、あなたがコントロールするあなたがオーナーでない土地1つにつき+1/+1の修整を受ける。
レシュラックの伝令が戦場を離れたとき、各プレイヤーは自分がオーナーである、あなたがコントロールする各土地のコントロールを得る。
7マナ2/4とマナレシオは限りなく低いが、メリットとなる累加アップキープを持つアバター。
アップキープ・コストを支払うごとに対戦相手のマナを拘束しながら巨大化していく。2ターン後には5/7になっているはずで、飛行も持つため、黒コントロールなどのフィニッシャーとしての力は持っている。このマナ域にしては珍しくシングルシンボルなのでタッチ黒に織り込むのもいい。色拘束がきついが、同じく土地に損害を与えるヘルドーザー/Helldozerと使い分けるのがいいか。
避難の古木/Sheltering Ancientのように、後続を出さない方法で除去されることもあるのだが、その場合でもこいつが戦場に出る頃には恐らく6枚程度の土地は並べているだろうから、3ターンは暴れ回れる。
奪える土地の多い多人数戦ではさらに強力。無差別戦においては、1人を狙い撃ちにして土地を奪い尽くしても他の対戦相手から奪って延命できるので、数ターンに渡って土地を空にし続けられる。
- 他のプレイヤーの土地が無くなると、アップキープ・コストを支払えなくて死んでしまうので注意。
- コントロールを得る土地を選ぶのは、累加アップキープの支払いの解決時。対象も取らないし、相手が支払いに対応して土地を生け贄に捧げるなどしても、別の土地が奪われるだけである。
- ギックスのかぎ爪/Claws of Gixなどがあれば、相手に返さなくてはいけない土地を生け贄に捧げて処分できる。起動コストのマナはその奪っていた土地から出せば無駄がない。
- かつては、これ自身を生け贄に捧げる手段があると、土地のコントロールを奪ったままにできるテクニックが存在した。
- 黒単色でパーマネントのコントロールを奪える珍しいカード。のちにMark Rosewaterに「強い曲げ」と評されている[1]。