土地・エンチャント

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初出は[[Mystery Booster#R&D Playtest cards|R&D Playtest cards]][[Enchanted Prairie (playtest)]]で、構築では使用できないジョークカードだった。これはかつて[[アーティファクト・土地]][[親和 (デッキ)|親和デッキ]]を大暴れさせてしまった過去があったため、通常の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]で登場する可能性が限りなく低いと見なされていたからである。[[モダンホライゾン2]]にて[[ウルザの物語/Urza's Saga]]が遂に通常のマジックとして初登場したが、ここに至るまでにも後述のとおり紆余曲折があった(→[[#開発秘話]])。
  
初出は[[Mystery Booster#R&D Playtest cards|R&D Playtest cards]][[Enchanted Prairie]]で、構築では使用できないジョークカードだった。これはかつて[[アーティファクト・土地]][[親和 (デッキ)|親和デッキ]]を大暴れさせてしまった過去があったため、[[黒枠]]で登場する可能性が限りなく低いと見なされていたからである。[[モダンホライゾン2]]にて[[ウルザの物語/Urza's Saga]]が遂に黒枠として初登場したが、ここに至るまでにも後述のとおり紆余曲折があった。
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*[[クリーチャー・エンチャント]][[アーティファクト・エンチャント]]とは異なり、カード[[]]は通常の土地のものと同じである({{Gatherer|id=523640|カード画像}})。
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*英語表記では''Enchantment Land''とエンチャントの方が先だが、日本語版では[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント(土地)]]と混同を避けるためか[[クリーチャー・エンチャント]]同様、土地・エンチャントの順になっている。
  
*エンチャントをテーマにした[[テーロス・ブロック]]では、[[デザイン・チーム]]は「土地・エンチャント」に手を着けるのはアーティファクト・土地の「二番煎じ」になる<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0008841/ きらきら星](Making Magic 2014年4月28日)</ref>うえ、「火遊びのようなもの」だと判っていたため、一度たりともデザインしようとはしなかったという<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0010762/ 2つのホントと1つのウソ](Making Magic 2014年6月2日)</ref>。
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==ルール==
**[[神々の軍勢]]の[[デベロップ・チーム]]はこれについて少し話をしたが、結局それが弱すぎるか、ブロック後半の面白さを奪ってしまうかのどちらかになるだろうとの認識であった<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0008484/ 一問一答の軍勢](Latest Developments 2014年2月7日)</ref>。
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*同時に他の[[カード・タイプ]]である[[土地]]は、土地のルールに従い[[プレイ]]され、[[呪文]]として[[唱える]]ことはない。もちろん呪文ではないため、[[打ち消す]]ことはできない。
*[[テーロス還魂記]]でも話し合いが行われたが、[[星座]]との組み合わせが強力すぎるとして再び断念している。ただし「エンチャント関連」テーマがないセットでなら、いつか作るかもしれない、と付け加えていた<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033783/ さらなるこぼれ話:『テーロス還魂記』](Making Magic 2020年2月3日)</ref>。
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*「エンチャント関連」テーマがないモダンホライゾン2にて遂に[[ウルザの物語/Urza's Saga]]が作られた。ただ、メカニズムというよりも[[土地タイプ]]「[[ウルザの]]/Urza's」と[[エンチャント・タイプ]]「[[英雄譚]]/Saga」を組み合わせて「[[ウルザズ・サーガ]]/Urza's Saga」を作るという言葉遊びのためであった。
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==開発秘話==
*英語表記では''Enchantment Land''とエンチャントの方が先だが、日本語版ではエンチャント(土地)と混同を避けるためか[[クリーチャー・エンチャント]]同様、土地・エンチャントの順になっている。
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エンチャントをテーマにした[[テーロス・ブロック]]では、[[デザイン・チーム]]は「土地・エンチャント」に手を着けるのはアーティファクト・土地の「二番煎じ」になる<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0008841/ きらきら星]([[Making Magic]] 2014年4月28日)</ref>うえ、「火遊びのようなもの」だと判っていたため、一度たりともデザインしようとはしなかったという<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0010762/ 2つのホントと1つのウソ](Making Magic 2014年6月2日)</ref>。
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[[神々の軍勢]]の[[デベロップ・チーム]]はこれについて少し話をしたが、結局それが弱すぎるか、ブロック後半の面白さを奪ってしまうかのどちらかになるだろうとの認識であった<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0008484/ 一問一答の軍勢](Latest Developments 2014年2月7日)</ref>。
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[[テーロス還魂記]]でも話し合いが行われたが、[[星座]]との組み合わせが強力すぎるとして再び断念している。ただし「エンチャント関連」テーマがないセットでなら、いつか作るかもしれない、と付け加えていた<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033783/ さらなるこぼれ話:『テーロス還魂記』](Making Magic 2020年2月3日)</ref>。
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この予告通り、「エンチャント関連」テーマのない[[モダンホライゾン2]]にて遂に[[ウルザの物語/Urza's Saga]]が作られた。ただ、[[メカニズム]]というよりも[[土地タイプ]]「[[ウルザの]]/Urza's」と[[エンチャント・タイプ]]「[[英雄譚]]/Saga」を組み合わせて「[[ウルザズ・サーガ]]/Urza's Saga」を作るという言葉遊びのためであった。
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その後、[[違和感]]など「エンチャント関連」テーマのある[[ダスクモーン:戦慄の館]]にて2枚目となる[[ヴァルガヴォスの棲み処/Valgavoth's Lair]]が作られた。こちらは純粋に[[マナ基盤]]として使えるデザインであるが、マナ基盤としての性能は[[未知なる安息地/Uncharted Haven]]など[[リミテッド]]向け[[コモン]]レベルに抑えられており、複数のカード・タイプを併せ持つ土地のパワーが引き続き警戒されていることが伺える。
  
 
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*[[エンチャント]]
 
*[[エンチャント]]
 
*[[ルーリング]]
 
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2024年11月23日 (土) 15:29時点における最新版

土地・エンチャント/Enchantment Landは、土地であり、かつエンチャントでもあるオブジェクト

目次

[編集] 概要


Enchanted Prairie
エンチャント 土地

Enchanted Prairieはタップ状態で戦場に出る。
(T):(白)か(青)を加える。
[テストカード - 構築では使用できない。]



Urza's Saga / ウルザの物語
エンチャント 土地 — (Urza’s) 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― ウルザの物語は「(T):(◇)を加える。」を得る。
II ― ウルザの物語は「(2),(T):『このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。』を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。」を得る。
III ― あなたのライブラリーからマナ・コストが(0)か(1)のアーティファクト・カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。



Valgavoth's Lair / ヴァルガヴォスの棲み処
エンチャント 土地

呪禁
ヴァルガヴォスの棲み処はタップ状態で戦場に出る。これが戦場に出るに際し、色1色を選ぶ。
(T):その選ばれた色のマナ1点を加える。


初出はR&D Playtest cardsEnchanted Prairie (playtest)で、構築では使用できないジョークカードだった。これはかつてアーティファクト・土地親和デッキを大暴れさせてしまった過去があったため、通常のマジックで登場する可能性が限りなく低いと見なされていたからである。モダンホライゾン2にてウルザの物語/Urza's Sagaが遂に通常のマジックとして初登場したが、ここに至るまでにも後述のとおり紆余曲折があった(→#開発秘話)。

[編集] ルール

[編集] 開発秘話

エンチャントをテーマにしたテーロス・ブロックでは、デザイン・チームは「土地・エンチャント」に手を着けるのはアーティファクト・土地の「二番煎じ」になる[1]うえ、「火遊びのようなもの」だと判っていたため、一度たりともデザインしようとはしなかったという[2]

神々の軍勢デベロップ・チームはこれについて少し話をしたが、結局それが弱すぎるか、ブロック後半の面白さを奪ってしまうかのどちらかになるだろうとの認識であった[3]

テーロス還魂記でも話し合いが行われたが、星座との組み合わせが強力すぎるとして再び断念している。ただし「エンチャント関連」テーマがないセットでなら、いつか作るかもしれない、と付け加えていた[4]

この予告通り、「エンチャント関連」テーマのないモダンホライゾン2にて遂にウルザの物語/Urza's Sagaが作られた。ただ、メカニズムというよりも土地タイプウルザの/Urza's」とエンチャント・タイプ英雄譚/Saga」を組み合わせて「ウルザズ・サーガ/Urza's Saga」を作るという言葉遊びのためであった。

その後、違和感など「エンチャント関連」テーマのあるダスクモーン:戦慄の館にて2枚目となるヴァルガヴォスの棲み処/Valgavoth's Lairが作られた。こちらは純粋にマナ基盤として使えるデザインであるが、マナ基盤としての性能は未知なる安息地/Uncharted Havenなどリミテッド向けコモンレベルに抑えられており、複数のカード・タイプを併せ持つ土地のパワーが引き続き警戒されていることが伺える。

[編集] 脚注

  1. きらきら星Making Magic 2014年4月28日)
  2. 2つのホントと1つのウソ(Making Magic 2014年6月2日)
  3. 一問一答の軍勢(Latest Developments 2014年2月7日)
  4. さらなるこぼれ話:『テーロス還魂記』(Making Magic 2020年2月3日)

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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