卜占の逃走/Chronomantic Escape

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[[プレイ]]すると[[待機]]状態になり再利用できる[[ソーサリー]]のサイクル。
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[[白]]は、次の[[ターン]]まで[[攻撃]]されなくなる。
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[[聖なる日/Holy Day]]に比べると余りに重いが、3枚を毎ターン[[待機]]が終わるように[[唱える|唱え]]れば攻撃が完封でき、[[逆説のもや/Paradox Haze]]を重ね貼りした場合は1枚からでも[[ロック]]状態まで漕ぎ付ける事が可能。維持に[[パーマネント]]が必要なく、一度回り出すと[[ビートダウンデッキ]]では止める手段がまず無い。しかし、単体では単なる時間稼ぎに過ぎず、根本的な解決にはならない。
維持に[[パーマネント]]が必要なく、一度回り出すと[[ビートダウン]]では止める手段がまず無い。
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<!-- 単独では3ターンに一度攻撃されないだけであり、[[聖なる日/Holy Day]]と比べても見劣りする。
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↑1枚で3ターンに1回の攻撃を止めているのに、1ターンしか止めない《聖なる日/Holy Day(10E)》に劣るというのは理解できない。 -->
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<!-- とはいえ、スタンダードでは使われないだろうが、
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[[時のらせんブロック]]では白に優秀な[[全体除去]]がないため、[[時のらせんブロック構築]]で代用として使うことも考えられたが、[[黒]]に[[滅び/Damnation]]があるためわざわざ白にこだわる必要がなく、ほとんど使われなかった。[[2007年]]の[[都道府県選手権]]では、これを積んだ[[ターボフォグ]]が一定数見られたが、目立った結果は残していない。
そういった予想は不適切。 -->
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[[時のらせんブロック構築]]では白に優秀な[[全体除去]]がない事から、[[コントロール]]デッキで使われる可能性はある。
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*次の自分のターンまであなたへの攻撃をすべて禁止するので、[[複数への攻撃]]が採用されている[[多人数戦]]では効果が高い。
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*次の自分のターンまで[[あなた]]への攻撃をすべて禁止するので、[[複数への攻撃]]が採用されている[[多人数戦]]では効果が高い。
*読みは「ぼくせんのとうそう」。
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*このカードは[[プレインズウォーカー]][[バトル]]への攻撃を禁止しない。それらはあなたではない。
*2007年の[[都道府県選手権]]では、これを積んだ[[ターボフォグ]]が一定数見られたが、
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予想より純正の[[ビートダウン]]が少なかったようで、目立った結果は残していない。
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*このカードは[[プレインズウォーカー]]への攻撃は禁止しない。なぜなら、プレインズウォーカーはあなたではないからである。
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==[[サイクル]]==
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==関連カード==
[[未来予知]]の、解決時に[[待機]]状態となる[[ソーサリー]]。
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===サイクル===
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{{サイクル/解決時に待機状態となる呪文}}
  
<!-- -[[卜占の逃走/Chronomantic Escape]] -->
+
==ストーリー==
*[[現実のストロボ/Reality Strobe]]
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英語の[[カード名]]に併せてカードの機能を見ると、この'''卜占の逃走'''/''Chronomantic Escape''は「時間を操作して避難する魔法」と考えられる。
*[[ただれた行進/Festering March]]
+
*「卜占(ぼくせん)」と訳されている「Chronomantic」は「chrono-」と「-mantic」からなる合成語で、前者は「時間」を意味し、後者は接尾語「-mancy」の形容詞的な用法に当たる。「-mancy」とは「divination(預言、占い)」の意味を含み、特にファンタジー作品では「○○○mancy」で「○○○に関する魔法・魔術」を表す(例:[[屍術師/Necromancer|屍術/Necromancy]])。したがって、「Chronomantic」は「時間に関係する占い」「時間を操る魔法」と言った意味合いであると分かり、[[テフェリー/Teferi]]に代表される時間を扱う者を「chronomancer」と表する例もあるが、日本語の「卜占」にはそういった含みは薄い(→[[カード名国語辞典#卜占]]参照)。
*[[弧状の刃/Arc Blade]]
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**[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]以外の作品(例えば[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]など)では、時間を操作する魔術「Chronomancy」が登場するものもある。
*[[循環進化/Cyclical Evolution]]
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==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:時のらせんブロック]]
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*[[カード名国語辞典#卜占|卜占(ぼくせん)]]([[カード名国語辞典]])
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*[[カード個別評価:未来予知]] - [[アンコモン]]
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__NOTOC__

2024年12月3日 (火) 08:32時点における最新版


Chronomantic Escape / 卜占の逃走 (4)(白)(白)
ソーサリー

あなたの次のターンまで、クリーチャーはあなたを攻撃できない。卜占の逃走を、その上に時間(time)カウンターが3個置かれた状態で追放する。
待機3 ― (2)(白)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(2)(白)を支払うとともにそれを時間カウンターが3個置かれた状態で追放してもよい。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)


解決されると待機状態になり再利用できるソーサリーサイクルは、次のターンまで攻撃されなくなる。

聖なる日/Holy Dayに比べると余りに重いが、3枚を毎ターン待機が終わるように唱えれば攻撃が完封でき、逆説のもや/Paradox Hazeを重ね貼りした場合は1枚からでもロック状態まで漕ぎ付ける事が可能。維持にパーマネントが必要なく、一度回り出すとビートダウンデッキでは止める手段がまず無い。しかし、単体では単なる時間稼ぎに過ぎず、根本的な解決にはならない。

時のらせんブロックでは白に優秀な全体除去がないため、時のらせんブロック構築で代用として使うことも考えられたが、滅び/Damnationがあるためわざわざ白にこだわる必要がなく、ほとんど使われなかった。2007年都道府県選手権では、これを積んだターボフォグが一定数見られたが、目立った結果は残していない。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

未来予知の、解決時に待機状態となるソーサリーサイクル

統率者戦用セットでも同様のカードが登場している。

[編集] ストーリー

英語のカード名に併せてカードの機能を見ると、この卜占の逃走/Chronomantic Escapeは「時間を操作して避難する魔法」と考えられる。

  • 「卜占(ぼくせん)」と訳されている「Chronomantic」は「chrono-」と「-mantic」からなる合成語で、前者は「時間」を意味し、後者は接尾語「-mancy」の形容詞的な用法に当たる。「-mancy」とは「divination(預言、占い)」の意味を含み、特にファンタジー作品では「○○○mancy」で「○○○に関する魔法・魔術」を表す(例:屍術/Necromancy)。したがって、「Chronomantic」は「時間に関係する占い」「時間を操る魔法」と言った意味合いであると分かり、テフェリー/Teferiに代表される時間を扱う者を「chronomancer」と表する例もあるが、日本語の「卜占」にはそういった含みは薄い(→カード名国語辞典#卜占参照)。

[編集] 参考

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