フルスロットル/Full Throttle

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2025年3月5日 (水) 23:28時点における最新版

追加された戦闘フェイズの間に追加のメイン・フェイズが発生しないが、概ね連続突撃/Relentless Assaultの上位種という趣のソーサリー。

良くも悪くも大振りになっており、マナ総量が増えた分だけ爆発力も増加。霊気走破はファッティが多いカード・セットのため、リミテッドではボード・アドバンテージで勝っている状況であれば一気にリーサルまで繋がることも珍しくはないだろう。戦闘の開始時に誘発する能力とも相性は良好。赤の該当するカードはいずれもレア以上なので併用は難しいが、攻撃して生き残れるのであれば攻撃誘発型能力、攻撃を通せるならサボタージュ能力と組み合わせるのもよし。

構築ではあまり活躍するタイプの呪文ではない。コンボやシナジーが見つかれば無いとは言い切れないが、登場の時点では活躍は見られない。

• 同系統のカードは連続突撃/Relentless Assaultを参照。

[編集] ルール

• 追加された戦闘フェイズの間に追加のメイン・フェイズは発生しない。
• 何らかの理由でフルスロットルがメイン・フェイズ以外に唱えられ解決された場合、戦闘フェイズの追加は行われないが戦闘の開始時に攻撃したクリーチャーをアンタップする遅延誘発型能力は生成される（他の手段で戦闘フェイズが追加されないかぎり意味はない）。

[編集] ストーリー

霊気走破の注目のストーリーの1枚（イラスト）。

衛兵に囲まれるシータ・ヴァルマ/Sita Varmaが目にしたのは、連行されるチャンドラ/Chandraと、彼女を助けようとして衛兵に見つかり、暴行を受けるピア/Piaの姿だった。二人の姿に自分と亡き母とを重ねたシータはピアのもとへ駆けつけて衛兵たちを襲撃した。ピアとチャンドラは共に唖然としながらこちらを見つめていた。

スピットファイア/Spitfireならこう言うだろう――これは貸しだ、ナラー。

だが彼女たちを救ったのはスピットファイアではない。だから彼女は言った。「チーム・アヴィシュカー？」「チーム・アヴィシュカー！」チャンドラが応えた。

• Aetherdrift | Episode 6: The Bloodless Revolution/第6話　無血革命（Magic Story 2025年1月20日 K. Arsenault Rivera著）
• 英語版のフレイバー・テキストは「a」と「two」が呼応した一種の言葉遊びだが、日本語版ではうまく訳出されていない。

"You wanted a fight. Now you've got two."

― Chandra Nalaar

「やろうってんだね。今度は二人がかりよ。」

― チャンドラ・ナラー

[編集] 参考

• ターン・フェイズ・ステップを追加するカード（機能別カードリスト）
• カード個別評価：霊気走破 - レア