記憶の壺/Memory Jar
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
1行: | 1行: | ||
{{#card:Memory Jar}} | {{#card:Memory Jar}} | ||
− | + | 発売後1ヶ月で[[禁止カード]]になった、[[メグリムジャー]]の[[キーカード]]。 | |
− | + | [[手札]]を失うことなく一時的とはいえ[[カード]]を7枚[[ドロー]]できるかなり強力な[[アーティファクト]]である。[[効果]]は各[[プレイヤー]]に及び、ドローしたカードを[[ターン]]の終わりに[[捨てる]]ので[[偏頭痛/Megrim]]との[[コンボ]]は凄まじいものであった。後段の効果が、『手札を捨てる』ではなく『手札を[[墓地]]に置く』または『手札を[[ゲームから取り除く]]』であったならまだマシであったかもしれないが、それでも[[禁止カード|禁止]]や[[制限カード|制限]]は免れないだろう。このコストでカードを7枚引けること自体が強力過ぎるからである。さらに、それ自体がぶっ壊れている[[修繕/Tinker]]の存在もあってひどいことになっていた。 | |
− | * | + | *1ターンに複数回[[起動]]した場合、どの記憶の壺によってどの手札がゲームから取り除かれたのか記録しておくこと。この場合、[[遅延誘発型能力]]を好きな順で[[スタック]]に積むことができ、結果としてどの手札を「残す」のか選ぶことができる。相手の残す手札はそれに応じて決まることにも注意。 |
*[[時のらせん]]にて、[[壺の大魔術師/Magus of the Jar]]としてリメイクされている。同じように使用することもできるが、こちらは[[クリーチャー]]なのと[[色拘束]]ができていることとで、強さはかなり薄まっている。 | *[[時のらせん]]にて、[[壺の大魔術師/Magus of the Jar]]としてリメイクされている。同じように使用することもできるが、こちらは[[クリーチャー]]なのと[[色拘束]]ができていることとで、強さはかなり薄まっている。 | ||
2009年2月27日 (金) 03:03時点における版
Memory Jar / 記憶の壺 (5)
アーティファクト
アーティファクト
(T),記憶の壺を生け贄に捧げる:各プレイヤーは、自分の手札のカードを裏向きのまま追放し、カードを7枚引く。次の終了ステップの開始時に、各プレイヤーは自分の手札のカードをすべて捨て、これにより自分が追放した各カードを自分の手札に戻す。
発売後1ヶ月で禁止カードになった、メグリムジャーのキーカード。
手札を失うことなく一時的とはいえカードを7枚ドローできるかなり強力なアーティファクトである。効果は各プレイヤーに及び、ドローしたカードをターンの終わりに捨てるので偏頭痛/Megrimとのコンボは凄まじいものであった。後段の効果が、『手札を捨てる』ではなく『手札を墓地に置く』または『手札をゲームから取り除く』であったならまだマシであったかもしれないが、それでも禁止や制限は免れないだろう。このコストでカードを7枚引けること自体が強力過ぎるからである。さらに、それ自体がぶっ壊れている修繕/Tinkerの存在もあってひどいことになっていた。
- 1ターンに複数回起動した場合、どの記憶の壺によってどの手札がゲームから取り除かれたのか記録しておくこと。この場合、遅延誘発型能力を好きな順でスタックに積むことができ、結果としてどの手札を「残す」のか選ぶことができる。相手の残す手札はそれに応じて決まることにも注意。
- 時のらせんにて、壺の大魔術師/Magus of the Jarとしてリメイクされている。同じように使用することもできるが、こちらはクリーチャーなのと色拘束ができていることとで、強さはかなり薄まっている。
これを含むウルザズ・レガシーは1999年2月発売であるが、なんと1999年4月1日にヴィンテージで制限カード、そして同時にスタンダード、エクステンデッド、Type1.5、ウルザ・ブロック構築の全てのフォーマットで一斉に禁止カードとなった。これは精神の願望/Mind's Desireまで破られなかった最速制限記録であり、DCIの緊急声明による決定であることも有名。もうこのような緊急声明が出ることはないだろう。なお、2004/09/20よりType1.5から移行したレガシーでも当然禁止である。