思考抜きの魔女/Thoughtpicker Witch

提供：MTG Wiki

2010年5月23日 (日) 19:04時点における版

ライブラリー破壊能力持ちの1マナクリーチャー。

これの真の価値は今までの黒の主要な妨害手段である手札破壊では対処ができない今引きにも対処ができるということである。今までは今引き→即プレイをされるとほとんどどうしようもなかった崇拝/Worship、日中の光/Light of Day、罠の橋/Ensnaring Bridgeも、引く前に取り除く事ができる点はすばらしい。以前は黒単色でライブラリーのカードに満足に対処できるカードは頭蓋の摘出/Cranial Extractionや道化の帽子/Jester's Capぐらいしかなかったので、今後の活躍に期待が持てるクリーチャーである。

リミテッドでは、一部のトークン大量発生カードと組み合わさって、青のカードを使わずしてライブラリーアウトさせることさえある。そこまでいかずとも、戦闘で破壊されるクリーチャーを餌に能力を使っていれば、目に見えないアドバンテージを結構稼ぐこともできる。また、他のライブラリー破壊と違いゲームから取り除くため、発掘などにも完全に対処できるのも環境柄大きい。

• 土地破壊系のデッキで、これの能力で相手に土地を引かせにくくするという使い方もできる。これは頭蓋の摘出/Cranial Extractionには不可能なことである。
• フェッチランド等のシャッフル手段の多い環境ではあまり効果が無い。
• 本体のサイズや能力の起動コスト等、ルサルカサイクルに似通ったものがある。
• 逃れえぬ運命/Sealed Fateというカードがこの能力と近い。クリーチャーを生贄に捧げる必要があるものの２マナかつインスタントタイミングで起動できるため使いやすさが向上している。

参考

• カード個別評価：ラヴニカ：ギルドの都 - コモン