ミノタウルス

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
'''ミノタウルス'''/''Minotaur''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。筋肉質な肉体を持った牛頭人。
+
'''ミノタウルス'''/''Minotaur''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。筋肉質な肉体を持った牛頭人。そのほとんどが[[赤]]か赤を含む[[多色]]で、3~5[[マナ]]、2/2~4/4前後の[[中堅クリーチャー|中型クリーチャー]]。例外として[[青]]の[[迷宮のミノタウルス/Labyrinth Minotaur]]がある。
そのほとんどが[[赤]]か赤を含む[[マルチカラー]]で、3~5[[マナ]]、2/2~4/4前後の[[中堅クリーチャー|中型クリーチャー]]
+
例外として[[青]]の[[迷宮のミノタウルス/Labyrinth Minotaur]]がある。
+
  
 
{{#card:Hurloon Minotaur}}
 
{{#card:Hurloon Minotaur}}
12行: 10行:
  
 
*[[ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur]]は、ルールブックに登場するなどある種マスコット的な扱いを受けており(一説によると[[Richard Garfield]]博士のお気に入りだったとか)、そこからカルト的なミノタウルスファンが生まれたと言われる。
 
*[[ハールーン・ミノタウルス/Hurloon Minotaur]]は、ルールブックに登場するなどある種マスコット的な扱いを受けており(一説によると[[Richard Garfield]]博士のお気に入りだったとか)、そこからカルト的なミノタウルスファンが生まれたと言われる。
**それに応えるかのように、[[ホームランド]]ではテーマの一つとして大量のミノタウルスおよび[[部族カード]]が追加されたが、その殆どが強力とは程遠いものであった。
+
**それに応えるかのように、[[ホームランド]]ではテーマの一つとして大量のミノタウルスおよび[[部族カード]]が追加されたが、そのほとんどが強力とは程遠いものであった。
***中でも[[部族カード]]である[[Didgeridoo]]は、3マナ支払うことで[[インスタント・タイミング]]でミノタウルスを場に出せる(実用的なミノタウルスは4マナが多いため若干のコスト軽減になる)。ただコストを軽減する以上に、4マナ偏重で歪にならざるを得ないミノタウルスデッキの[[マナカーブ]]を3マナ域に補正することができるため、やや極端な種族の特徴をフォローするユニークなカードであると言える。
+
***中でも[[部族カード]]である[[Didgeridoo]]は、3マナ[[支払う]]ことで[[インスタント・タイミング]]でミノタウルスを[[戦場に出す|戦場に出せ]]る(実用的なミノタウルスは4マナが多いため若干のコスト軽減になる)。ただコストを軽減する以上に、4マナ偏重で歪にならざるを得ないミノタウルスデッキの[[マナカーブ]]を3マナ域に補正することができるため、やや極端な種族の特徴をフォローするユニークなカードであると言える。
 
**また、そのためかクリーチャー・カード以外でもミノタウルスの姿が描かれたカードは多い。→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/217 Sympathy for the Minotaur]
 
**また、そのためかクリーチャー・カード以外でもミノタウルスの姿が描かれたカードは多い。→[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/217 Sympathy for the Minotaur]
*[[オデッセイ]]の[[ミノタウルスの探検者/Minotaur Explorer]]を最後に長いこと新種は登場しなかったが、[[ラヴニカ:ギルドの都]]で[[オルドルーンの猛士/Ordruun Commando]]が、その後[[コールドスナップ]]でも[[カープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaur]]が登場している。
+
*[[オデッセイ]]の[[ミノタウルスの探検者/Minotaur Explorer]]を最後に長いこと新種は登場しなかったが、[[ラヴニカ:ギルドの都]]で[[オルドルーンの猛士/Ordruun Commando]]が、[[コールドスナップ]]でも[[カープルーザンのミノタウルス/Karplusan Minotaur]]が登場し、その後のエキスパンションにもちらほら登場している。
 +
*[[伝説の]]ミノタウルスは[[タールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Hero]]のみ。
 +
*元はギリシア神話に登場する、ミノス王によって迷宮(ラビュリントス)に閉じ込められた牛頭の怪物。迷宮のミノタウルスは直接これをモデルにしたものだろう。日本ではギリシア語風に「ミノタウロス」と呼ばれる事も多いが、MTGでは同じくギリシア神話に登場する[[ケンタウルス]]と共に、ラテン語風に訳す事になっている。
 +
==ゲームでの特徴==
 
*割合として、[[速攻]]か[[先制攻撃]]を持つクリーチャーが多い。
 
*割合として、[[速攻]]か[[先制攻撃]]を持つクリーチャーが多い。
 
*「頑丈」というイメージのためか、パワーよりタフネスが高いものが多い。パワーがタフネスを上回るミノタウルスは一切作られていなかったが、上記の[[オルドルーンの猛士/Ordruun Commando]]は4/1という極端な能力でそれを覆した(白マナ次第では限りなく頑丈になれるが、以前までのイメージとは大きく変わったのは確かである)。
 
*「頑丈」というイメージのためか、パワーよりタフネスが高いものが多い。パワーがタフネスを上回るミノタウルスは一切作られていなかったが、上記の[[オルドルーンの猛士/Ordruun Commando]]は4/1という極端な能力でそれを覆した(白マナ次第では限りなく頑丈になれるが、以前までのイメージとは大きく変わったのは確かである)。
*[[伝説の]]ミノタウルスは[[タールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Hero]]のみ。
 
 
*[[対抗色]]である[[白]]や[[青]]のマナを能力に使用したり参照するものは複数存在するが、[[友好色]]である[[黒]]や[[緑]]を用いるものは無い。
 
*[[対抗色]]である[[白]]や[[青]]のマナを能力に使用したり参照するものは複数存在するが、[[友好色]]である[[黒]]や[[緑]]を用いるものは無い。
*元はギリシア神話に登場する、ミノス王によって迷宮(ラビュリントス)に閉じ込められた牛頭の怪物。迷宮のミノタウルスは直接これをモデルにしたものだろう。日本ではギリシア語風に「ミノタウロス」と呼ばれる事も多いが、MTGでは同じくギリシア神話に登場する[[ケンタウルス]]と共に、ラテン語風に訳す事になっている。
 
  
 
==参考==
 
==参考==

2010年10月23日 (土) 18:30時点における版

ミノタウルス/Minotaurは、クリーチャー・タイプの1つ。筋肉質な肉体を持った牛頭人。そのほとんどがか赤を含む多色で、3~5マナ、2/2~4/4前後の中型クリーチャー。例外として迷宮のミノタウルス/Labyrinth Minotaurがある。


Hurloon Minotaur / ハールーン・ミノタウルス (1)(赤)(赤)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur)

2/3


Tahngarth, Talruum Hero / タールルームの勇士ターンガース (3)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) 戦士(Warrior)

警戒
(1)(赤),(T):クリーチャー1体を対象とする。タールルームの勇士ターンガースは、自身のパワーに等しい点数のダメージをそれに与える。そのクリーチャーは、そのパワーに等しい点数のダメージをタールルームの勇士ターンガースに与える。

4/4


Raka Disciple / ラッカの信奉者 (赤)
クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur) ウィザード(Wizard)

(白),(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、それに与えられる次のダメージを1点軽減する。
(青),(T):クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは飛行を得る。

1/1

全体として強力なカードは多くなく、どちらかというとリミテッドでの兵隊役やカジュアルプレイの場で出番が多い。

ゲームでの特徴

  • 割合として、速攻先制攻撃を持つクリーチャーが多い。
  • 「頑丈」というイメージのためか、パワーよりタフネスが高いものが多い。パワーがタフネスを上回るミノタウルスは一切作られていなかったが、上記のオルドルーンの猛士/Ordruun Commandoは4/1という極端な能力でそれを覆した(白マナ次第では限りなく頑丈になれるが、以前までのイメージとは大きく変わったのは確かである)。
  • 対抗色であるのマナを能力に使用したり参照するものは複数存在するが、友好色であるを用いるものは無い。

参考

MOBILE