移し変え/Redirect
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(6人の利用者による、間の7版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | {{Otheruses|カード|廃語となったルール用語|移し変え}} | + | {{Otheruses|[[基本セット2011]]初出の[[インスタント]]・[[カード]]|廃語となったルール用語|移し変え|置換効果|移し変え効果}} |
{{#card:Redirect}} | {{#card:Redirect}} | ||
− | [[ | + | [[対象]]をとる[[呪文]]の、[[対象の変更|対象を変える]]ことができる[[インスタント]]。 |
− | *対象を取らない呪文に対しても[[唱える]]ことができる。[[効果]]はなにもないが、[[ストーム]] | + | 過去にも[[偏向/Deflection]]や[[急転回/Swerve]]などの「単一対象を取る[[呪文]]の対象を変更する」呪文はあったが、それらに比べるとこれは「複数の対象を取る呪文」に対しても使用できるのが大きな差異。対象にできる呪文の種類および使用した場合の効果の観点で、使い勝手が大きく向上している。例えば[[電弧の痕跡/Arc Trail]]のような複数対象への影響力を持つカードに対して劇的な効果を発揮する。 |
− | *近年この手の[[対象の変更]]呪文は[[赤]]に役割が移ったようであったが(→[[分流/Shunt]])、[[青赤]]の[[多色]] | + | |
+ | [[スタンダード]][[環境]]においては、[[蒸気の絡みつき/Vapor Snag]]や[[四肢切断/Dismember]]、[[忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned]]などの対象をとる強力な呪文を、[[対戦相手]]や対戦相手の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する[[クリーチャー]]が持つ[[呪禁]]をすり抜けて対象を変更できるためうまく決まれば非常に強力。 | ||
+ | |||
+ | *対象を取らない呪文に対しても[[唱える]]ことができる。[[効果]]はなにもないが、[[ストーム]]を稼いだりする時には有効である。(→[[空撃ち]]) | ||
+ | *近年この手の[[対象の変更]]呪文は[[赤]]に役割が移ったようであったが(→[[分流/Shunt]])、[[青赤]]の[[多色]]呪文である急転回を経て再び[[青]]に帰ってきたようだ。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:基本セット2012]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2012]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2011]] - [[レア]] |
2020年1月10日 (金) 16:41時点における最新版
過去にも偏向/Deflectionや急転回/Swerveなどの「単一対象を取る呪文の対象を変更する」呪文はあったが、それらに比べるとこれは「複数の対象を取る呪文」に対しても使用できるのが大きな差異。対象にできる呪文の種類および使用した場合の効果の観点で、使い勝手が大きく向上している。例えば電弧の痕跡/Arc Trailのような複数対象への影響力を持つカードに対して劇的な効果を発揮する。
スタンダード環境においては、蒸気の絡みつき/Vapor Snagや四肢切断/Dismember、忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damnedなどの対象をとる強力な呪文を、対戦相手や対戦相手のコントロールするクリーチャーが持つ呪禁をすり抜けて対象を変更できるためうまく決まれば非常に強力。
- 対象を取らない呪文に対しても唱えることができる。効果はなにもないが、ストームを稼いだりする時には有効である。(→空撃ち)
- 近年この手の対象の変更呪文は赤に役割が移ったようであったが(→分流/Shunt)、青赤の多色呪文である急転回を経て再び青に帰ってきたようだ。