カラカス/Karakas
提供:MTG Wiki
(統率者戦について記述) |
|||
(12人の利用者による、間の13版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
[[伝説のクリーチャー]]を[[手札]]に[[戻す]]ことができる[[伝説の土地]]。 | [[伝説のクリーチャー]]を[[手札]]に[[戻す]]ことができる[[伝説の土地]]。 | ||
− | 自軍[[クリーチャー]]の保護という使い方がまず考えられるが、より能動的な[[ | + | 自軍[[クリーチャー]]の保護という使い方がまず考えられるが、より能動的な[[ETB]][[能力]]再利用にも活用できる。[[造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant]]や[[ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique]]などの能力を何度も[[誘発]]させられれば、かなりの[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]力になる。また、[[コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondor]]と組み合わせて、マンガラの能力を使いまわすのが有名で、これを主軸に組んだデッキが[[Death & Taxes#レガシー|Death & Taxes]]である。 |
− | + | 一方相手クリーチャーを戻すことも可能で、[[実物提示教育/Show and Tell]]から出てくる[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]や、[[演劇の舞台/Thespian's Stage]]を用いての[[暗黒の深部/Dark Depths]]から出る[[マリット・レイジ/Marit Lage]][[トークン]]への解答にもなる。[[不毛の大地/Wasteland]][[環境]]である[[レガシー]]でも[[平地/Plains]]と取り換えて採用できる、有用な土地である。 | |
− | [[統率者戦]] | + | [[統率者戦]]では[[対戦相手]]の[[統率者]]の対策・[[あなた|自分]]の統率者の保護を容易にしてしまうことからか、[[禁止カード]]になっている。 |
− | *[[サラカス]] | + | *[[サラカス|サラカス/Thalakos]]とは違う。そちらは[[ラース/Rath]]に住む[[青]]の[[種族]]の名前([[クリーチャー・タイプ]])である。 |
+ | *[[エターナルマスターズ]]収録に伴い日本語名が与えられた。 | ||
+ | *時代の変遷によって評価が大きく変わったカードの一つ。特にこれが作られた[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の頃は、上述されるような使いまわしに適した伝説のクリーチャーもほとんどいなかったため、それほど高く評価されていなかった。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
===サイクル=== | ===サイクル=== | ||
{{サイクル/レジェンドの伝説の土地}} | {{サイクル/レジェンドの伝説の土地}} | ||
+ | |||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | '''カラカス'''/''Karakas''は[[ジャムーラ/Jamuraa]]南東副大陸の西側に突き出た半島、または、その都市([https://media.wizards.com/2018/images/daily/7UiWFNy1SI_%208TtRE0aGpX.jpg 地図]、{{Gatherer|id=1701}}、{{Gatherer|id=413782}})。半島の付け根は[[ティヴァン砂漠/Tivan Desert]]および[[ティヴァン砂漠/Tivan Desert#地名|マイアー山脈/Myar Mountains]]の西端にあたる。 | ||
+ | |||
+ | この伝説的な都市に滞在する旅人は、溢れる冒険と宝物の期待に我を忘れ、自分の故郷や旅の目的地を忘れてしまうことがたびたびある。 | ||
+ | |||
+ | カラカスの偉大なる守護者[[Angus Mackenzie#ストーリー|Angus Mackenzie(アンガス・マッケンジー)]]が知られる。 | ||
+ | |||
+ | ===登場=== | ||
+ | *[https://www.instagram.com/p/oBbbWji0T6/ 1997年カレンダー]([[Gavin Verhey]]のInstagram) | ||
+ | *[http://media.wizards.com/2018/podcasts/magic/MSPodcast_20180510_d8axGQ5.mp3 The Magic Story Podcast: The Church of Serra](正確な位置が言及された) | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[非マナ能力を持つ土地]] | ||
*[[カード個別評価:レジェンド]] - [[アンコモン]]2 | *[[カード個別評価:レジェンド]] - [[アンコモン]]2 | ||
+ | *[[カード個別評価:アルティメットマスターズ]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:エターナルマスターズ]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]] - [[神話レア]]([[指輪物語:中つ国の伝承#『王国と遺物』ボックストッパー/Realms and Relic Box Topper|王国と遺物]]) | ||
*[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:Masters Edition 3]] - [[レア]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2023年6月8日 (木) 22:31時点における最新版
自軍クリーチャーの保護という使い方がまず考えられるが、より能動的なETB能力再利用にも活用できる。造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savantやヴェンディリオン三人衆/Vendilion Cliqueなどの能力を何度も誘発させられれば、かなりのコントロール力になる。また、コロンドールのマンガラ/Mangara of Corondorと組み合わせて、マンガラの能力を使いまわすのが有名で、これを主軸に組んだデッキがDeath & Taxesである。
一方相手クリーチャーを戻すことも可能で、実物提示教育/Show and Tellから出てくる引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornや、演劇の舞台/Thespian's Stageを用いての暗黒の深部/Dark Depthsから出るマリット・レイジ/Marit Lageトークンへの解答にもなる。不毛の大地/Wasteland環境であるレガシーでも平地/Plainsと取り換えて採用できる、有用な土地である。
統率者戦では対戦相手の統率者の対策・自分の統率者の保護を容易にしてしまうことからか、禁止カードになっている。
- サラカス/Thalakosとは違う。そちらはラース/Rathに住む青の種族の名前(クリーチャー・タイプ)である。
- エターナルマスターズ収録に伴い日本語名が与えられた。
- 時代の変遷によって評価が大きく変わったカードの一つ。特にこれが作られたレジェンドの頃は、上述されるような使いまわしに適した伝説のクリーチャーもほとんどいなかったため、それほど高く評価されていなかった。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
レジェンドの、各色に対応した伝説の土地サイクル。関連するフレイバー・テキストを持つ伝説のクリーチャーがそれぞれに存在する。括弧内はその伝説のクリーチャー。
- カラカス/Karakas(Angus Mackenzie)
- Tolaria(Halfdane)
- Urborg(Gwendlyn Di Corci)
- Hammerheim(Bartel Runeaxe)
- ペンデルヘイヴン/Pendelhaven(Jacques le Vert)
[編集] ストーリー
カラカス/Karakasはジャムーラ/Jamuraa南東副大陸の西側に突き出た半島、または、その都市(地図、イラスト、イラスト)。半島の付け根はティヴァン砂漠/Tivan Desertおよびマイアー山脈/Myar Mountainsの西端にあたる。
この伝説的な都市に滞在する旅人は、溢れる冒険と宝物の期待に我を忘れ、自分の故郷や旅の目的地を忘れてしまうことがたびたびある。
カラカスの偉大なる守護者Angus Mackenzie(アンガス・マッケンジー)が知られる。
[編集] 登場
- 1997年カレンダー(Gavin VerheyのInstagram)
- The Magic Story Podcast: The Church of Serra(正確な位置が言及された)