海門の残骸/Sea Gate Wreckage
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(8人の利用者による、間の18版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Sea Gate Wreckage}} | {{#card:Sea Gate Wreckage}} | ||
− | |||
− | [[起動]]に[[ | + | [[手札]]が無いときに[[起動]]することで後続の補充が出来る[[基本でない土地]]。過去の[[アーティファクト]]の[[愚か者の秘本/Fool's Tome]]の[[能力]]に相当する。 |
+ | |||
+ | [[起動]]に[[タップ]]と[[無色マナ]]を要求するため、これ以外にも無色マナが出せるカードを入れなくてはならないが、土地のみで、かつ[[生け贄に捧げる|生け贄]]などの[[コスト]]を[[支払う|支払わず]]に起動できるのは優秀。無色マナが出る[[デッキ]]では手札を使い切った後の息切れ防止手段として期待できる。 | ||
+ | |||
+ | [[スタンダード]]では登場後から[[エルドラージ (デッキ)#タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期|エルドラージデッキ]]で採用される他、無色マナが確保できる[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に1枚[[挿す|挿し]]されることが多かった。[[アモンケット・ブロック]]期での[[ラムナプ・レッド]]でも採用され、[[メインデッキ]]から採用する型もあれば、[[サイドボード]]後の[[ミッドレンジ]]型への変化用にサイドボードに仕込む型もある。 | ||
+ | |||
+ | *[[マナ結合/Manabond]]と相性が良い。 | ||
+ | *[[起動型能力]]で[[引く|ドロー]]することができる無色マナしか出せない土地には[[荒廃した瀑布/Blighted Cataract]]、[[僻地の灯台/Desolate Lighthouse]]等があるが、こちらは[[色マナ]]を要求しない点、土地を[[生け贄]]にする必要がない点等で使い分けができる。[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]などの手札をため込むデッキとの相性は悪いので留意すべし。 | ||
+ | *「継続してドローできる土地」と言うと[[Library of Alexandria]]を想起させるが、あちらとは起動条件が真逆になっているのが興味深い。 | ||
+ | |||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | [[エルドラージ/Eldrazi]]の群れに占拠された[[ゼンディカー/Zendikar]]最大の都市、[[海門/Sea Gate (ストーリー)|海門/Sea Gate]]は、[[ギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)|ギデオン/Gideon]]率いるゼンディカー軍によって奪還された。だが[[オブ・ニクシリス/Ob Nixilis]]の介入により目覚めた[[エルドラージ/Eldrazi#エルドラージの巨人/Eldrazi Titan|巨人/Titan]]、[[コジレック/Kozilek]]が腕を振るうと、海門は歪んで溶けるように破壊され、奇妙な色と模様の残骸と化した({{Gatherer|id=407687}})<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/uncharted-realms/rise-kozilek-2015-12-09 The Rise of Kozilek]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/BFZ/0016163/ コジレック覚醒](Uncharted Realms [[2015年]]12月9日 [[Kelly Digges]]著)</ref>。 | ||
+ | |||
+ | {{フレイバーテキスト|かつて知識の中心であった海門だが、今では失われたものの思い出でしかない。}} | ||
+ | |||
+ | ==脚注== | ||
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[非マナ能力を持つ土地]] | *[[非マナ能力を持つ土地]] | ||
+ | *[[海門/Sea Gate (ストーリー)|海門/Sea Gate]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:ゲートウォッチの誓い]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ゲートウォッチの誓い]] - [[レア]] |
2023年4月29日 (土) 17:27時点における最新版
手札が無いときに起動することで後続の補充が出来る基本でない土地。過去のアーティファクトの愚か者の秘本/Fool's Tomeの能力に相当する。
起動にタップと無色マナを要求するため、これ以外にも無色マナが出せるカードを入れなくてはならないが、土地のみで、かつ生け贄などのコストを支払わずに起動できるのは優秀。無色マナが出るデッキでは手札を使い切った後の息切れ防止手段として期待できる。
スタンダードでは登場後からエルドラージデッキで採用される他、無色マナが確保できるコントロールデッキに1枚挿しされることが多かった。アモンケット・ブロック期でのラムナプ・レッドでも採用され、メインデッキから採用する型もあれば、サイドボード後のミッドレンジ型への変化用にサイドボードに仕込む型もある。
- マナ結合/Manabondと相性が良い。
- 起動型能力でドローすることができる無色マナしか出せない土地には荒廃した瀑布/Blighted Cataract、僻地の灯台/Desolate Lighthouse等があるが、こちらは色マナを要求しない点、土地を生け贄にする必要がない点等で使い分けができる。コントロールデッキなどの手札をため込むデッキとの相性は悪いので留意すべし。
- 「継続してドローできる土地」と言うとLibrary of Alexandriaを想起させるが、あちらとは起動条件が真逆になっているのが興味深い。
[編集] ストーリー
エルドラージ/Eldraziの群れに占拠されたゼンディカー/Zendikar最大の都市、海門/Sea Gateは、ギデオン/Gideon率いるゼンディカー軍によって奪還された。だがオブ・ニクシリス/Ob Nixilisの介入により目覚めた巨人/Titan、コジレック/Kozilekが腕を振るうと、海門は歪んで溶けるように破壊され、奇妙な色と模様の残骸と化した(イラスト)[1]。
かつて知識の中心であった海門だが、今では失われたものの思い出でしかない。
[編集] 脚注
- ↑ The Rise of Kozilek/コジレック覚醒(Uncharted Realms 2015年12月9日 Kelly Digges著)