冥界の影/Nether Shadow
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− | [[コスト]]無しで自力で[[戦場]]に復活し、しかも[[速攻]]もちですぐ[[攻撃]]参加できるとはいっても、しょせんは1/1。単純なクリーチャー戦力としては意味は小さく、その復活能力をあてにして「死ぬために」[[デッキ]]に入れられることが多い。 | + | [[コスト]]無しで自力で[[戦場]]に復活し、しかも[[速攻]]もちですぐ[[攻撃]]参加できるとはいっても、しょせんは1/1。単純なクリーチャー戦力としては意味は小さく、その復活能力をあてにして「死ぬために」[[デッキ]]に入れられることが多い。[[軽い]]速攻もちという点に着目して[[ヘイトレッド]]でこれを採用したバージョンもある。 |
− | 復活条件は「墓地で自分より上に3枚の死体が積まれている」ことなので、時間さえかければ確実性は高い。極端に言えば、デッキの4枚の冥界の影をすべて墓場送りできれば、それで復活条件を満たせるわけだ。ただし、復活チェックは[[アップキープ]] | + | 復活条件は「墓地で自分より上に3枚の死体が積まれている」ことなので、時間さえかければ確実性は高い。極端に言えば、デッキの4枚の冥界の影をすべて墓場送りできれば、それで復活条件を満たせるわけだ。ただし、復活チェックは[[アップキープ]]の開始時に1回だけなので、この能力で[[無限ループ]]を構成することはできない。 |
− | + | *[[第5版]]以前の古い[[ルール文章|ルール・テキスト]]では、条件さえみたせばアップキープ中に何度でも復活を行えた。そのため、冥界の影4体と[[生け贄に捧げる]]手段さえあればアップキープ中に無限ループが構成できた。 | |
− | *[[第5版]] | + | *[[リバイズド]]以前のバージョンでは「アップキープの間に」、[[第4版]]以降では「アップキープの終了時」とテキスト欄に書かれているが、正しい[[オラクル]]は「アップキープの開始時」なので注意が必要。 |
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*登場当初は[[クリーチャー・タイプ]]は[[シャドー (クリーチャー・タイプ)|シャドー]]であったが現在は[[スピリット]]になっている。[[シャドー]]という単語が[[キーワード能力]]になったことによるものと思われる。 | *登場当初は[[クリーチャー・タイプ]]は[[シャドー (クリーチャー・タイプ)|シャドー]]であったが現在は[[スピリット]]になっている。[[シャドー]]という単語が[[キーワード能力]]になったことによるものと思われる。 | ||
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*第5版[[再録]]の折、{{Gatherer|id=3866|新規イラスト}}を獲得。 | *第5版[[再録]]の折、{{Gatherer|id=3866|新規イラスト}}を獲得。 | ||
− | *[[マジック]]黎明期から活躍し続けている名[[アーティスト]]の1人、[[Christopher Rush]]氏によって描かれた[[ | + | *[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]黎明期から活躍し続けている名[[アーティスト]]の1人、[[Christopher Rush]]氏によって描かれた[[リミテッド・エディション]]から[[第4版]]までの{{Gatherer|id=2116}}が、[[2004年]][[アリーナ・リーグプロモ]]版の[[Circle of Protection: Art]]の[http://magiccards.info/arena/en/61.html イラスト]左上に登場している。 |
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+ | ==関連カード== | ||
+ | [[黒]]で自己リアニメイト能力を持つカードはすべてこれの亜種やバリエーションと言える。時代の近いものや直接的な[[リメイク]]は以下の通り。 | ||
+ | *[[灰燼のグール/Ashen Ghoul]] - よりパワフルになったバリエーション。([[アイスエイジ]]) | ||
+ | *[[冥界の裏切り者/Nether Traitor]] - 直接的なリメイク版。([[時のらせん]]) | ||
==参考== | ==参考== |
2022年10月30日 (日) 03:46時点における最新版
Nether Shadow / 冥界の影 (黒)(黒)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
速攻
あなたのアップキープの開始時に、冥界の影があなたの墓地にあり、かつその上にクリーチャー・カードが3枚以上ある場合、あなたは冥界の影を戦場に出してもよい。
元祖「自力で墓地から戻ってくる」クリーチャー。同時に、墓地にあるときだけ機能する能力を持った、最初のカード。
コスト無しで自力で戦場に復活し、しかも速攻もちですぐ攻撃参加できるとはいっても、しょせんは1/1。単純なクリーチャー戦力としては意味は小さく、その復活能力をあてにして「死ぬために」デッキに入れられることが多い。軽い速攻もちという点に着目してヘイトレッドでこれを採用したバージョンもある。
復活条件は「墓地で自分より上に3枚の死体が積まれている」ことなので、時間さえかければ確実性は高い。極端に言えば、デッキの4枚の冥界の影をすべて墓場送りできれば、それで復活条件を満たせるわけだ。ただし、復活チェックはアップキープの開始時に1回だけなので、この能力で無限ループを構成することはできない。
- 第5版以前の古いルール・テキストでは、条件さえみたせばアップキープ中に何度でも復活を行えた。そのため、冥界の影4体と生け贄に捧げる手段さえあればアップキープ中に無限ループが構成できた。
- リバイズド以前のバージョンでは「アップキープの間に」、第4版以降では「アップキープの終了時」とテキスト欄に書かれているが、正しいオラクルは「アップキープの開始時」なので注意が必要。
- 登場当初はクリーチャー・タイプはシャドーであったが現在はスピリットになっている。シャドーという単語がキーワード能力になったことによるものと思われる。
- 第5版再録の折、新規イラストを獲得。
- マジック黎明期から活躍し続けている名アーティストの1人、Christopher Rush氏によって描かれたリミテッド・エディションから第4版までのイラストが、2004年アリーナ・リーグプロモ版のCircle of Protection: Artのイラスト左上に登場している。
[編集] 関連カード
黒で自己リアニメイト能力を持つカードはすべてこれの亜種やバリエーションと言える。時代の近いものや直接的なリメイクは以下の通り。
- 灰燼のグール/Ashen Ghoul - よりパワフルになったバリエーション。(アイスエイジ)
- 冥界の裏切り者/Nether Traitor - 直接的なリメイク版。(時のらせん)