霊基体
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− | + | 霊基体は[[カラデシュ/Kaladesh]]に棲息する人型種族。[[霊気/Aether]]の精製過程の副産物として生まれる存在。性別はない。寿命は短く、四週間から四年ほどだが、それゆえに霊基体はその儚い瞬間を味わい、存在の最後の一滴までも楽しみ尽くす。一部の個体は他者の生命力を吸収して寿命を延ばすことができる。 | |
− | + | 詳細は[[霊基体/Aetherborn]]を参照。 | |
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− | + | *「霊気/Aether」と関係のあるクリーチャー・タイプだが、日本語訳では「霊'''基'''体」である。間違えないように注意。<!--WHISPERでも長期間に渡り、誤って「霊気体」と表記されてしまっていた(現在は修正されている)。--> | |
+ | *霊気は[[多元宇宙/Multiverse]]を構成する[[久遠の闇/Blind Eternities]]を満たすエネルギーであり、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の世界ではありふれたものである。そのためカラデシュ以外の次元でも霊基体は発生し得ると推察できる。これについて[[Mark Rosewater]]は「カラデシュが特別なのは霊気の量が特殊であり、カラデシュで霊基体が発生している状況はどこにでもあるものではない」「[[クリエイティブ・チーム]]も他に霊基体が存在できる世界を探すことに前向きになることだろうが、必ずそういう世界が見つかるとは断言できない」と回答している<ref name="MM_1">[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-ends-aether-revolt-part-2-2017-02-13 Odds & Ends: Aether Revolt, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0018407/ こぼれ話:『霊気紛争』 その2]([[Making Magic]] [[2017年]]2月13日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
+ | *Mark Rosewaterは霊基体について「(マジックオリジナルの種族の中で)おそらく[[スリヴァー]]以外では最も好評を得た新種族だろう」と語っている<ref name="MM_1" />。背景ストーリーにおける[[ヤヘンニ/Yahenni]]や[[ゴンティ/Gonti]]といった霊基体キャラクターに対する人気も大きいが、[[放埒/Live Fast]]と[[短命/Die Young]]の[[フレイバー・テキスト]]にみられる短い寿命の儚さと、それに悲観することなく人生を謳歌する爽やかな生き様が大きな魅力となっているようだ。またアメリカン・コミックに登場するヴィラン(悪役)のような冷たい外皮に包まれた表情の読めない外見に対し、他者の心の機微を読み取る能力に長けた豊かな感情を持つ種族であるというギャップのある一面も人気を惹き付けている。[[ゾンビ]]、[[吸血鬼]]、[[デーモン]]といった邪悪で欝々とした雰囲気を漂わせる[[黒]]のクリーチャーに新たな風を吹き込むことに成功している。 | ||
+ | *「[[アショク/Ashiok]]は{{Gatherer|id=373500|その風貌}}から霊基体ではないか?」という噂が存在していたが、これは公式回答で否定されている<ref>[https://twitter.com/wizards_magic/status/772216353990246401 公式ツイート](Twitter)</ref>。 | ||
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2024年4月25日 (木) 14:23時点における最新版
霊基体/Aetherborn は、クリーチャー・タイプの1つ。
クリーチャー — 霊基体(Aetherborn) 工匠(Artificer)
製造1(このクリーチャーが戦場に出たとき、これの上に+1/+1カウンターを1個置くか、無色の1/1の霊気装置(Servo)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。)
4/3伝説のクリーチャー — 霊基体(Aetherborn) ならず者(Rogue)
接死
豪華の王、ゴンティが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上からカードを4枚見て、そのうち1枚を裏向きに追放し、その後残りをそのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。そのカードが追放され続けているかぎり、あなたはそれを見てもよく、あなたはそれを唱えてもよく、あなたはそれを唱えるために任意のタイプのマナを支払ってもよい。
カラデシュで登場した種族を表すクリーチャー・タイプ。知的種族であり、職業としてはならず者・工匠・戦士を併せ持つ。他人の生命力を吸収する能力を持つ者は吸血鬼のクリーチャー・タイプを併せ持つ。
色は黒または黒を含む多色。サイズは小型から中型で、能力にはあまり共通性はない。
ロードとして真夜中の随員/Midnight Entourageが存在する。
伝説のクリーチャーは豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury、不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan、抜け目ない取得者、ゴンティ/Gonti, Canny Acquisitorが存在する。
[編集] ストーリー
霊基体はカラデシュ/Kaladeshに棲息する人型種族。霊気/Aetherの精製過程の副産物として生まれる存在。性別はない。寿命は短く、四週間から四年ほどだが、それゆえに霊基体はその儚い瞬間を味わい、存在の最後の一滴までも楽しみ尽くす。一部の個体は他者の生命力を吸収して寿命を延ばすことができる。
詳細は霊基体/Aetherbornを参照。
[編集] その他
- 「霊気/Aether」と関係のあるクリーチャー・タイプだが、日本語訳では「霊基体」である。間違えないように注意。
- 霊気は多元宇宙/Multiverseを構成する久遠の闇/Blind Eternitiesを満たすエネルギーであり、マジックの世界ではありふれたものである。そのためカラデシュ以外の次元でも霊基体は発生し得ると推察できる。これについてMark Rosewaterは「カラデシュが特別なのは霊気の量が特殊であり、カラデシュで霊基体が発生している状況はどこにでもあるものではない」「クリエイティブ・チームも他に霊基体が存在できる世界を探すことに前向きになることだろうが、必ずそういう世界が見つかるとは断言できない」と回答している[1]。
- Mark Rosewaterは霊基体について「(マジックオリジナルの種族の中で)おそらくスリヴァー以外では最も好評を得た新種族だろう」と語っている[1]。背景ストーリーにおけるヤヘンニ/Yahenniやゴンティ/Gontiといった霊基体キャラクターに対する人気も大きいが、放埒/Live Fastと短命/Die Youngのフレイバー・テキストにみられる短い寿命の儚さと、それに悲観することなく人生を謳歌する爽やかな生き様が大きな魅力となっているようだ。またアメリカン・コミックに登場するヴィラン(悪役)のような冷たい外皮に包まれた表情の読めない外見に対し、他者の心の機微を読み取る能力に長けた豊かな感情を持つ種族であるというギャップのある一面も人気を惹き付けている。ゾンビ、吸血鬼、デーモンといった邪悪で欝々とした雰囲気を漂わせる黒のクリーチャーに新たな風を吹き込むことに成功している。
- 「アショク/Ashiokはその風貌から霊基体ではないか?」という噂が存在していたが、これは公式回答で否定されている[2]。
[編集] 脚注
- ↑ 1.0 1.1 Odds & Ends: Aether Revolt, Part 2/こぼれ話:『霊気紛争』 その2(Making Magic 2017年2月13日 Mark Rosewater著)
- ↑ 公式ツイート(Twitter)