最後の河童の甲羅/Shell of the Last Kappa
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(内部事情について更新。) |
|||
(7人の利用者による、間の11版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Shell of the Last Kappa}} | {{#card:Shell of the Last Kappa}} | ||
+ | [[打ち消す|打ち消し]]に近い[[起動型能力]]を持った[[伝説のアーティファクト]]。[[あなた|自分]]を[[対象]]とする[[インスタント]]か[[ソーサリー]][[呪文]]を直接[[追放]]でき、[[生け贄に捧げる]]ことでそのうちの1枚を[[マナ・コスト]]を[[支払う]]ことなく[[唱える]]こともできる。 | ||
− | + | 繰り返し使えるカウンターであり、限定的な[[呪文乗っ取り/Spelljack]]のように使うこともできる。[[対戦相手]]に見えているため、実際には抑止力として期待することになるだろう。[[起動コスト]]がやや[[重い|重く]]、対象が限定的なのが難点。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
+ | *日本語版では「ソー'''ザ'''リー呪文」と書かれた誤植がある({{Gatherer|id=86645|カード画像}})。 | ||
+ | *[[カード名]]から[[神河/Kamigawa]]では河童は滅びてしまったと長らくプレイヤーに思われていた。実際、[[神河ブロック]]では河童は[[クリーチャー]]として[[カード]]化されていない。しかし後の[[神河:輝ける世界]]および[[神河:輝ける世界統率者デッキ|同統率者デッキ]]では[[機械壊しの河童/Kappa Tech-Wrecker]]と[[河童の砲手/Kappa Cannoneer]]が登場した。どうやら河童の絶滅は神河人の思い込みであったようだ<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/674659682122629120/so-regarding-kappa-tech-wrecker-werent-the So, regarding Kappa Tech-Wrecker, weren't the…]([[Blogatog]] [[2022年]]1月28日)</ref>。 | ||
+ | **当時、[[開発部]]には河童をクリーチャーとして登場させる案があったが土壇場で没になった。そして河童が存在しないことを説明・納得させるためにこのカードが生み出されたとのこと<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-and-ends-kamigawa-neon-dynasty-2022-02-28 Odds and Ends – Kamigawa: Neon Dynasty]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035832/ こぼれ話:『神河:輝ける世界』]([[Making Magic]] 2022年2月28日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。 | ||
+ | ==ルール== | ||
+ | *追放された呪文は[[解決]]されないため、何も[[効果]]を発揮しない。 | ||
+ | *1番目の起動型能力は打ち消すことなく直接追放するため、[[打ち消されない]]呪文にも対処できる。 | ||
+ | *2番目の起動型能力によって唱えられたインスタントやソーサリーは、解決後にはその[[オーナー]]の[[墓地]]に置かれる。 | ||
+ | ==脚注== | ||
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
− | *[[ | + | *[[カード名百科事典#河童|河童]]([[カード名百科事典]]) |
+ | *[[条件付きカウンターカード]] | ||
+ | *[[カード個別評価:神河物語]] - [[レア]] |
2022年4月6日 (水) 01:08時点における最新版
Shell of the Last Kappa / 最後の河童の甲羅 (3)
伝説のアーティファクト
伝説のアーティファクト
(3),(T):あなたを対象とするインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それを追放する。(その呪文は効果が無い。)
(3),(T),最後の河童の甲羅を生け贄に捧げる:あなたは、最後の河童の甲羅によって追放されたカードの中から呪文を1つ、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
打ち消しに近い起動型能力を持った伝説のアーティファクト。自分を対象とするインスタントかソーサリー呪文を直接追放でき、生け贄に捧げることでそのうちの1枚をマナ・コストを支払うことなく唱えることもできる。
繰り返し使えるカウンターであり、限定的な呪文乗っ取り/Spelljackのように使うこともできる。対戦相手に見えているため、実際には抑止力として期待することになるだろう。起動コストがやや重く、対象が限定的なのが難点。
- 日本語版では「ソーザリー呪文」と書かれた誤植がある(カード画像)。
- カード名から神河/Kamigawaでは河童は滅びてしまったと長らくプレイヤーに思われていた。実際、神河ブロックでは河童はクリーチャーとしてカード化されていない。しかし後の神河:輝ける世界および同統率者デッキでは機械壊しの河童/Kappa Tech-Wreckerと河童の砲手/Kappa Cannoneerが登場した。どうやら河童の絶滅は神河人の思い込みであったようだ[1]。
[編集] ルール
- 追放された呪文は解決されないため、何も効果を発揮しない。
- 1番目の起動型能力は打ち消すことなく直接追放するため、打ち消されない呪文にも対処できる。
- 2番目の起動型能力によって唱えられたインスタントやソーサリーは、解決後にはそのオーナーの墓地に置かれる。
[編集] 脚注
- ↑ So, regarding Kappa Tech-Wrecker, weren't the…(Blogatog 2022年1月28日)
- ↑ Odds and Ends – Kamigawa: Neon Dynasty/こぼれ話:『神河:輝ける世界』(Making Magic 2022年2月28日 Mark Rosewater著)