プロツアー「ドミナリア」

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(2人の利用者による、間の5版が非表示)
1行: 1行:
 
'''プロツアー「[[ドミナリア]]」'''/''Pro Tour Dominaria''は、[[2018年]]にアメリカのバージニア州・リッチモンドで開催された、[[スタンダード]]と[[ブースター・ドラフト]]の[[プロツアー]]。
 
'''プロツアー「[[ドミナリア]]」'''/''Pro Tour Dominaria''は、[[2018年]]にアメリカのバージニア州・リッチモンドで開催された、[[スタンダード]]と[[ブースター・ドラフト]]の[[プロツアー]]。
  
スタンダード部門の初日の使用率では、[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|赤黒アグロ]](14.1%)が1位、その亜種である赤黒ミッドレンジ(12.4%)が2位、[[スライ/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|赤単アグロ]](10.4%)が3位と、[[ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler]]を中心とする[[赤]]系[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]が全体の37%超を占める結果となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdom/pro-tour-dominaria-metagame-breakdown-day-one-2018-06-01 Pro Tour Dominaria Metagame Breakdown – Day One]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptdom18/article/0030606/ プロツアー『ドミナリア』メタゲームブレイクダウン・1日目](Event Coverage [[Adam Styborski]]著)</ref>。
+
スタンダード部門の初日の使用率では、[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]](14.1%)が1位、その亜種である赤黒ミッドレンジ(12.4%)が2位、[[スライ/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤単アグロ]](10.4%)が3位と、[[ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler]]を中心とする[[赤]]系[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]が全体の37%超を占める結果となった<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdom/pro-tour-dominaria-metagame-breakdown-day-one-2018-06-01 Pro Tour Dominaria Metagame Breakdown – Day One]/[https://mtg-jp.com/coverage/ptdom18/article/0030606/ プロツアー『ドミナリア』メタゲームブレイクダウン・1日目](Event Coverage [[Adam Styborski]]著)</ref>。
  
 
鎖回し[[デッキ]]の勢いはその後も止まらず、Top8に合計7人を送り込む活躍を見せた。最後は赤単アグロを駆る[[Wyatt Darby]]が、[[ゲーム]]カウント2-2、残り[[ライフ]]1から[[栄光をもたらすもの/Glorybringer]]を[[トップデッキ]]し、文字通りの栄光を掴み取った。
 
鎖回し[[デッキ]]の勢いはその後も止まらず、Top8に合計7人を送り込む活躍を見せた。最後は赤単アグロを駆る[[Wyatt Darby]]が、[[ゲーム]]カウント2-2、残り[[ライフ]]1から[[栄光をもたらすもの/Glorybringer]]を[[トップデッキ]]し、文字通りの栄光を掴み取った。
  
 
*[[2017年|2017]]-18シーズン個人戦プロツアー最終戦である。[[Elias Watsfeldt]]が[[ドラフト]]・マスター、[[Matthew Severa]]が[[構築]]マスターとなり、[[世界選手権18]]への出場を決めた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdom/2017%E2%80%9318-draft-master-elias-watsfeldt-2018-06-02 The 2017–18 Draft Master: Elias Watsfeldt](Event Coverage [[Tobi Henke]]著)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdom/2017-18-constructed-master-matthew-severa-2018-06-03 2017–18 Constructed Master: Matthew Severa](同上)</ref>。
 
*[[2017年|2017]]-18シーズン個人戦プロツアー最終戦である。[[Elias Watsfeldt]]が[[ドラフト]]・マスター、[[Matthew Severa]]が[[構築]]マスターとなり、[[世界選手権18]]への出場を決めた<ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdom/2017%E2%80%9318-draft-master-elias-watsfeldt-2018-06-02 The 2017–18 Draft Master: Elias Watsfeldt](Event Coverage [[Tobi Henke]]著)</ref><ref>[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptdom/2017-18-constructed-master-matthew-severa-2018-06-03 2017–18 Constructed Master: Matthew Severa](同上)</ref>。
 +
*このプロツアー終了時点で、プロツアー・チームシリーズ16位以内の(後日の改訂ではチームポイント16位と同点の2チームも含む)全チームには、[[マジック25周年記念プロツアー]]のチーム参加権利が与えられる。
 +
**これにより、日本人を含む参加チーム4チームはすべてマジック25周年記念プロツアーへの出場を決めた(「Final Last Samurai」は16位とチームポイントで並びながらもタイブレークでチーム参加権利を逃していたが、改訂により参加権利獲得)。
  
 
==基本データ==
 
==基本データ==
22行: 24行:
 
!順位!!プレイヤー名!!チーム!!構築の使用デッキ
 
!順位!!プレイヤー名!!チーム!!構築の使用デッキ
 
|-
 
|-
|優勝||[[Wyatt Darby]]||なし||[[スライ/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|赤単アグロ]]
+
|優勝||[[Wyatt Darby]]||なし||[[スライ/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤単アグロ]]
 
|-
 
|-
|準優勝||[[Gonçalo Pinto]]||なし||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|赤黒アグロ]]
+
|準優勝||[[Gonçalo Pinto]]||なし||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]
 
|-
 
|-
|第3位||[[Owen Turtenwald]]||Ultimate Guard Pro Team||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|赤黒アグロ]]
+
|第3位||[[Owen Turtenwald]]||Ultimate Guard Pro Team||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]
 
|-
 
|-
|第4位||[[Márcio Carvalho]]||[[Hareruya Pros|Hareruya Latin]]||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|赤黒アグロ]]
+
|第4位||[[Márcio Carvalho]]||[[Hareruya Pros|Hareruya Latin]]||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]
 
|-
 
|-
|第5位||[[瀧村和幸]]||Kusemono||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|赤黒ミッドレンジ]]
+
|第5位||[[瀧村和幸]]||Kusemono||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒ミッドレンジ]]
 
|-
 
|-
|第6位||[[Thomas Hendriks]]||Revelation||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|赤黒アグロ]]
+
|第6位||[[Thomas Hendriks]]||Revelation||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]
 
|-
 
|-
|第7位||[[Ernest Lim Pei Jin]]||Grey Ogre Games||[[青白黒コントロール#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|エスパー・コントロール]]
+
|第7位||[[Ernest Lim Pei Jin]]||Grey Ogre Games||[[青白黒コントロール#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|エスパー・コントロール]]
 
|-
 
|-
|第8位||[[Manuel Lenz]]||なし||[[スライ/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア期|赤単アグロ]][[タッチ]][[黒]]
+
|第8位||[[Manuel Lenz]]||なし||[[スライ/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤単アグロ]][[タッチ]][[黒]]
 
|-
 
|-
 
|}
 
|}
48行: 50行:
 
*[[トーナメント記録]]
 
*[[トーナメント記録]]
  
<!-- {{2018シーズン}} -->
+
{{2018シーズン}}
 
[[Category:プロツアー|とみなりあ]]
 
[[Category:プロツアー|とみなりあ]]
 
__NOTOC__
 
__NOTOC__

2018年9月16日 (日) 13:38時点における最新版

プロツアー「ドミナリア/Pro Tour Dominariaは、2018年にアメリカのバージニア州・リッチモンドで開催された、スタンダードブースター・ドラフトプロツアー

スタンダード部門の初日の使用率では、赤黒アグロ(14.1%)が1位、その亜種である赤黒ミッドレンジ(12.4%)が2位、赤単アグロ(10.4%)が3位と、ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirlerを中心とするビートダウンが全体の37%超を占める結果となった[1]

鎖回しデッキの勢いはその後も止まらず、Top8に合計7人を送り込む活躍を見せた。最後は赤単アグロを駆るWyatt Darbyが、ゲームカウント2-2、残りライフ1から栄光をもたらすもの/Glorybringerトップデッキし、文字通りの栄光を掴み取った。

  • 2017-18シーズン個人戦プロツアー最終戦である。Elias Watsfeldtドラフト・マスター、Matthew Severa構築マスターとなり、世界選手権18への出場を決めた[2][3]
  • このプロツアー終了時点で、プロツアー・チームシリーズ16位以内の(後日の改訂ではチームポイント16位と同点の2チームも含む)全チームには、マジック25周年記念プロツアーのチーム参加権利が与えられる。
    • これにより、日本人を含む参加チーム4チームはすべてマジック25周年記念プロツアーへの出場を決めた(「Final Last Samurai」は16位とチームポイントで並びながらもタイブレークでチーム参加権利を逃していたが、改訂により参加権利獲得)。

[編集] 基本データ

[編集] 上位入賞者

順位 プレイヤー名 チーム 構築の使用デッキ
優勝 Wyatt Darby なし 赤単アグロ
準優勝 Gonçalo Pinto なし 赤黒アグロ
第3位 Owen Turtenwald Ultimate Guard Pro Team 赤黒アグロ
第4位 Márcio Carvalho Hareruya Latin 赤黒アグロ
第5位 瀧村和幸 Kusemono 赤黒ミッドレンジ
第6位 Thomas Hendriks Revelation 赤黒アグロ
第7位 Ernest Lim Pei Jin Grey Ogre Games エスパー・コントロール
第8位 Manuel Lenz なし 赤単アグロタッチ

[編集] 脚注

  1. Pro Tour Dominaria Metagame Breakdown – Day One/プロツアー『ドミナリア』メタゲームブレイクダウン・1日目(Event Coverage Adam Styborski著)
  2. The 2017–18 Draft Master: Elias Watsfeldt(Event Coverage Tobi Henke著)
  3. 2017–18 Constructed Master: Matthew Severa(同上)

[編集] 参考

2018シーズン
世界選手権
ワールドカップ
世界選手権 - ワールド・マジック・カップ
国別選手権 日本 - アメリカ
プロツアー プロツアー「イクサランの相克」(ビルバオ) - プロツアー「ドミナリア」(リッチモンド) - マジック25周年記念プロツアー(ミネアポリス) - プロツアー「ラヴニカのギルド」(アトランタ)
グランプリ
イクサランの相克
サイクル
サンタクララ - インディアナポリス - ロンドン - ヒューストン - トロント冬 - リヨン - メンフィス
ドミナリア
サイクル
マドリード - サンティアゴ - フェニックス - 京都 - アムステルダム - シアトルレガシースタンダード) - シドニー - ハートフォード - ボローニャ - コロンバス - 北京 - ダラスフォートワース - バーミンガムレガシースタンダード) - トロント春 - ワシントンDC - コペンハーゲン
基本セット2019
サイクル
ラスベガスモダンリミテッド) - シンガポール - ピッツバーグ - バルセロナ - サンパウロ - 千葉 - サクラメント - トリノ - ミネアポリス - ブリュッセル - オーランド - プロビデンス - ロサンゼルス - プラハ - リッチモンドレガシースタンダード) - デトロイト - 香港 - ストックホルム
ラヴニカのギルド
サイクル
モントリオール - メキシコシティ - 名古屋 - デンバー - リール - ニュージャージー - アトランタ - メルボルン - ミルウォーキー - ワルシャワ - 静岡レガシースタンダード) - リバプール - ポートランド
ラヴニカの献身
サイクル
バンクーバー
その他 チームシリーズ決勝 - PoY決定戦 - ヴィンテージ - レガシー - ヨーロッパヴィンテージ - ヨーロッパレガシー - アジアヴィンテージ - アジアレガシー - Finals
1995-19961996-19971997-19981998-19991999-20002000-20012001-20022002-20032003-20042004-20052006200720082009201020112012201320142015201620172018201920202020-20212021-20222022-20232023-20242024-2025
MOBILE