オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion
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[[ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk]]と相性がよく、[[ゴースト・ハスク]]に採用される。また、[[プロジェクトX]]では[[フィニッシャー]]の1つである。 | [[ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk]]と相性がよく、[[ゴースト・ハスク]]に採用される。また、[[プロジェクトX]]では[[フィニッシャー]]の1つである。 | ||
− | * | + | *黒の能力は、黒でさえあれば[[トークン]]であってもよい点がポイント。上記の[[無限ループ]]コンボのほかにも、[[墓石の階段/Tombstone Stairwell]]などとも相性がよい。 |
+ | *同じ[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate]]のメカニズムである[[憑依]]は[[死亡誘発]]であるため組み合わせやすい。また[[死後]]も死亡誘発であるうえに死後のトークンが[[白黒]]であるため好相性。 | ||
+ | *[[カード名]]は[[誤訳/名訳|誤訳]]とまでは言わずともやや難がある。「御曹子」は男性に使う言葉であり、女性の[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)|テイサ・カルロフ/Teysa Karlov]]に用いるのは日本語として正しくない。 | ||
+ | **ただし現在でこそテイサの性別は明らかだが、[[ギルドパクト]]の翻訳作業当時はそういった設定を確認できないまま翻訳していた可能性もある。当時は[[WotC]]も現在ほど背景ストーリーの公開・周知に力を入れていなかった。 | ||
+ | **それにより、{{Gatherer|id=83546}}の奥側の男性がテイサであると勘違いされることもあった。正しくは手前の女性である([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/wallpaper/wallpaper-week-teysa-orzhov-scion-2006-01-13 壁紙]も参照)。 | ||
*日本語版には誘発型能力の「~たび」が「~場合」と[[常在型能力]]であるかのように書かれた[[誤植]]がある({{Gatherer|id=118329|カード画像}})。 | *日本語版には誘発型能力の「~たび」が「~場合」と[[常在型能力]]であるかのように書かれた[[誤植]]がある({{Gatherer|id=118329|カード画像}})。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[[Teysa, Orzhov Scion Avatar]] ([[Magic Online Vanguard]]) | *[[Teysa, Orzhov Scion Avatar]] ([[Magic Online Vanguard]]) | ||
*[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ラヴニカ・リマスター]] - [[レア]] | ||
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2023年12月27日 (水) 03:22時点における最新版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) アドバイザー(Advisor)
白のクリーチャーを3体生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
あなたがコントロールする他の黒のクリーチャーが死亡するたび、飛行を持つ白の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
オルゾフの伝説のクリーチャー。白のクリーチャーを生け贄に捧げることで使用できる除去能力と、黒のクリーチャーが死亡するたびに白のトークンを生成する能力を持つ。
3マナ2/3と標準並のサイズを持ちつつ、黒側の能力がかつての腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimatorを髣髴とさせる優秀さであり、単純戦力として性能は悪くない。テイサ本人が死亡した際には何もできないものの、全体除去などで一掃されたとしても同時に死亡する黒クリーチャーのぶんはトークンを遺すことができ、擬似的な除去耐性として機能する。トークンが1/1とはいえ飛行持ちである点も好印象。また白側の能力も、起動コストが重いものの確実な除去であり、また黒の能力でコストを賄えることから見た目よりは扱いやすい。
白黒のクリーチャーを大量に使用すれば両方の能力を活用できるが、幻覚/Mind Bendなどの文章変更効果を使ってもよい。「白→黒」もしくは「黒→白」に変更して色を示す単語を統一すれば、その色のクリーチャーをテイサ以外に1体用意するだけで永久機関となり、3体いれば1番目の能力を無限に起動することで対象にできるクリーチャーを一掃できる。白と黒のどちらに統一すべきかは悩みどころで、白にはトークン生成手段、黒にはゾンビや吸血鬼などのサクり台を兼ねたクリーチャー、とそれぞれ優れた相棒が存在し、どちらを重視するかで答えは変わるだろう。生成されるトークンの色を真に暗き時間/Darkest Hourや絵描きの召使い/Painter's Servantなどで変更・追加することでも同様のコンボが可能。
ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Huskと相性がよく、ゴースト・ハスクに採用される。また、プロジェクトXではフィニッシャーの1つである。
- 黒の能力は、黒でさえあればトークンであってもよい点がポイント。上記の無限ループコンボのほかにも、墓石の階段/Tombstone Stairwellなどとも相性がよい。
- 同じオルゾフ組/The Orzhov Syndicateのメカニズムである憑依は死亡誘発であるため組み合わせやすい。また死後も死亡誘発であるうえに死後のトークンが白黒であるため好相性。
- カード名は誤訳とまでは言わずともやや難がある。「御曹子」は男性に使う言葉であり、女性のテイサ・カルロフ/Teysa Karlovに用いるのは日本語として正しくない。
- 日本語版には誘発型能力の「~たび」が「~場合」と常在型能力であるかのように書かれた誤植がある(カード画像)。
[編集] 関連カード
- オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion
- 幽霊の特使、テイサ/Teysa, Envoy of Ghosts
- テイサ・カルロフ/Teysa Karlov
- 華やかな支配者、テイサ/Teysa, Opulent Oligarch
- 幽霊議員テイサ/Teysa of the Ghost Council(Arena限定カード)
[編集] サイクル
ラヴニカ・ブロックの、ギルドの色のマナを1つずつ含む伝説のクリーチャーのサイクル。ギルドの持つ2つの色を参照する能力を持つ。
子分(Henchmen)、ギルドの勇者(Guild Champion)、Guild Lieutenantなどのサイクル名で呼ばれ、ギルドの補佐的な役割の人物が多い。中にはギルド指導者もいる。
- ウォジェクの古参兵、アグルス・コス/Agrus Kos, Wojek Veteran
- トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood
- ゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgari
- ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist
- オルゾフの御曹子、テイサ/Teysa, Orzhov Scion
- 憎悪の種、ウラシュト/Ulasht, the Hate Seed
- ティボーとルミア/Tibor and Lumia
- アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV
- 血の魔女リゾルダ/Lyzolda, the Blood Witch
- シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary
[編集] ストーリー
詳細はテイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)を参照。