肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium
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− | [[スタンダード]]では[[黄金の死/Golden Demise]] | + | [[スタンダード]]では[[黄金の死/Golden Demise]]と競合するが、黄金の死から入れ替わる形で[[黒]]絡みの[[ミッドレンジ]]や[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の[[サイドボード]]としてよく採用されている。自力復活してくる[[弧光のフェニックス/Arclight Phoenix]]に良く効くほか、[[採取+最終/Find+Finality]]や[[最古再誕/The Eldest Reborn]]で[[アドバンテージ]]を稼いでくる[[青黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|スゥルタイ・ミッドレンジ]]、[[暴君への敵対者、アジャニ/Ajani, Adversary of Tyrants]]を採用した[[白ウィニー/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|白ウィニー]]など、追放効果が刺さる相手も多い。他のカードの支援は必要だが[[再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix]]あたりの対処にも役立つことがある。もちろん追放効果を無視しても各種[[アグロ]]や[[トークン]][[デッキ]]へのアンチカードとしても優秀である。一方で積極的に墓地利用を狙う旧型の[[黒緑ビートダウン#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ゴルガリ・ミッドレンジ]]等では黄金の死が優先されている。[[ラヴニカの献身]]期には[[青白黒コントロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド+ラヴニカの献身期|エスパー・コントロール]]に[[メインデッキ]]から投入するケースも見られるようになった。 |
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+ | [[リミテッド]]においては[[死後]]を始めとする[[PIG]][[能力]]を[[誘発]]させずに対処でき、[[スピリット]]・[[トークン]]も同時に吹き飛ばせる、強力な[[全体除去]]。[[どぶ骨/Gutterbones]]や[[死の歓楽/Dead Revels]]など[[墓地]]回収でアドバンテージを取ろうとするカードのほか、[[無慈悲な司教/Pitiless Pontiff]]、[[災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva]]、[[脚光の悪鬼/Footlight Fiend]]などを機能させずに一掃でき、[[白黒|オルゾフカラー]]や[[黒赤|ラクドスカラー]]相手によく刺さってくれる。一方で自分も被害を受けてしまうので[[タフネス]]3以上を多めに採用するとか、これが手札にあるならクリーチャーをあまり展開しないように心がけるなど、工夫は必要になる。 | ||
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+ | *肉儀場/Carnariumの訳語については[[ラクドスの肉儀場/Rakdos Carnarium]]を参照。 | ||
+ | *{{Gatherer|id=458509}}に描かれている[[デーモン]]は[[狂気の種父/Sire of Insanity]]({{Gatherer|id=369680}})。 | ||
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2019年12月28日 (土) 23:49時点における最新版
ソーサリー
ターン終了時まで、クリーチャーはすべて-2/-2の修整を受ける。墓地にあって、このターンに戦場からその墓地に置かれたクリーチャー・カードをすべて追放する。このターンにクリーチャーが死亡するなら、代わりにそれを追放する。
このターン中に死亡したクリーチャーを、この呪文の解決の前後に関わらず徹底的に追放する蔓延/Infestの亜種。
直接の死因がこの呪文でなくともよく、他の除去にも一時的に追放効果が付与される形なのは鞭打つ触手/Flaying Tendrilsと同様。この手の追放付き除去の中でも唱える前に墓地に落ちたカードまで追放できるものは例がなく、対応して自殺することで追放から逃れようとするクリーチャーも確実に対処できるほか、攻撃後にこれを唱えて戦闘で死亡したクリーチャーを追放する使い方もできるようになっている。
スタンダードでは黄金の死/Golden Demiseと競合するが、黄金の死から入れ替わる形で黒絡みのミッドレンジやコントロールデッキのサイドボードとしてよく採用されている。自力復活してくる弧光のフェニックス/Arclight Phoenixに良く効くほか、採取+最終/Find+Finalityや最古再誕/The Eldest Rebornでアドバンテージを稼いでくるスゥルタイ・ミッドレンジ、暴君への敵対者、アジャニ/Ajani, Adversary of Tyrantsを採用した白ウィニーなど、追放効果が刺さる相手も多い。他のカードの支援は必要だが再燃するフェニックス/Rekindling Phoenixあたりの対処にも役立つことがある。もちろん追放効果を無視しても各種アグロやトークンデッキへのアンチカードとしても優秀である。一方で積極的に墓地利用を狙う旧型のゴルガリ・ミッドレンジ等では黄金の死が優先されている。ラヴニカの献身期にはエスパー・コントロールにメインデッキから投入するケースも見られるようになった。
リミテッドにおいては死後を始めとするPIG能力を誘発させずに対処でき、スピリット・トークンも同時に吹き飛ばせる、強力な全体除去。どぶ骨/Gutterbonesや死の歓楽/Dead Revelsなど墓地回収でアドバンテージを取ろうとするカードのほか、無慈悲な司教/Pitiless Pontiff、災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva、脚光の悪鬼/Footlight Fiendなどを機能させずに一掃でき、オルゾフカラーやラクドスカラー相手によく刺さってくれる。一方で自分も被害を受けてしまうのでタフネス3以上を多めに採用するとか、これが手札にあるならクリーチャーをあまり展開しないように心がけるなど、工夫は必要になる。
- 肉儀場/Carnariumの訳語についてはラクドスの肉儀場/Rakdos Carnariumを参照。
- イラストに描かれているデーモンは狂気の種父/Sire of Insanity(イラスト)。
[編集] ルール
- -2/-2の修整を与える効果は肉儀場の解決時に戦場に存在していたクリーチャーのみに適用されるが、死亡したクリーチャーを追放する置換効果は肉儀場の叫びの解決後に戦場に出たクリーチャーに対しても適用される。
- -2/-2修整によって死亡することになるクリーチャーは、カードを墓地から追放する時点ではまだ戦場にある。肉儀場の叫びの解決が完全に終わった後で、状況起因処理で墓地に置かれようとし、代わりに追放されることになる。