無慈悲な司教/Pitiless Pontiff
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クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) クレリック(Cleric)
(1),他のクリーチャー1体を生け贄に捧げる:ターン終了時まで、無慈悲な司教は接死と破壊不能を得る。(ダメージや「破壊」と書かれた効果では、それは破壊されない。)
2/2クリーチャーを生け贄に捧げることで接死と破壊不能を得られる白黒の吸血鬼・クレリック。カルテルの貴種/Cartel Aristocratとはオルゾフ組/The Orzhov Syndicate所属など共通点も多く、そのリメイクと言える。
いわゆる熊であり基礎性能はまずまず。本家と比べるとプロテクションから破壊不能になった分、回避能力持ちとして働けなくなり追放除去などに弱くなっているものの、接死を得られるようになったことで抑止力としての性能は向上している。そのまま使うとアドバンテージを失ってしまうが、1枚のカードで複数回生け贄に捧げられる死後持ちのほか、どぶ骨/Gutterbonesや第1管区の勇士/Hero of Precinct Oneといった相性のいいカードを使うことでカバーできる。
スタンダードではアリストクラッツ戦術を取るマルドゥ・ミッドレンジにサクり台として採用されることがあるが、色拘束が薄くアドバンテージを稼げる忘れられた神々の僧侶/Priest of Forgotten Godsと競合している。
リミテッドでは何度でも利用できる接死持ちという点が頼もしく、地上のブレーキ役として立ちふさがる。能力を活用できるように死後持ちを出来るだけ多く採用し、常にマナを浮かせるプレイングを心がけたい。ゲームを長引かせている間に不正相続/Ill-Gotten Inheritanceなどで徐々に追いつめる戦略と噛み合ってくれる。ただし奇怪な死/Grotesque Demise、肉儀場の叫び/Cry of the Carnarium、疑似除去オーラといった除去手段が多数存在するため過信は禁物。