基柱カード

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==解説==
 
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基柱の例としては以下のようなものがある。
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取り扱う方針の例としては以下のようなものがある。
 
*各[[カード・セット]]の[[メカニズム]]やテーマ
 
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*[[常磐木]]や[[落葉樹]]である[[キーワード能力]]や[[キーワード処理]]
 
*[[常磐木]]や[[落葉樹]]である[[キーワード能力]]や[[キーワード処理]]
 
*[[タイプ]]([[エンチャント]]などの[[カード・タイプ]]、[[クリーチャー・タイプ]]などの[[サブタイプ]]、[[氷雪]]などの[[特殊タイプ]])
 
*[[タイプ]]([[エンチャント]]などの[[カード・タイプ]]、[[クリーチャー・タイプ]]などの[[サブタイプ]]、[[氷雪]]などの[[特殊タイプ]])
 
*その他の行動や[[イベント]]([[攻撃]]、[[回復]]など)
 
*その他の行動や[[イベント]]([[攻撃]]、[[回復]]など)
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基柱カードは上記のような何かしら特定の条件と[[シナジー]]しており、デッキに同種のカードを多く[[積む]]ことを推奨する。
  
 
[[Timmy, Johnny, and Spike]]のうち主にジョニー的な嗜好を持つ[[プレイヤー]]あるいは初心者などのデッキ構築意欲を促すだけでなく、[[トーナメント]]級のデッキを形成することも多い。
 
[[Timmy, Johnny, and Spike]]のうち主にジョニー的な嗜好を持つ[[プレイヤー]]あるいは初心者などのデッキ構築意欲を促すだけでなく、[[トーナメント]]級のデッキを形成することも多い。
  
[[リミテッド]]を意識して、近年の各[[セット]]では2[[色の組み合わせ]]それぞれ計10枚(あるいはテーマによっては[[友好色]]や[[対抗色]]など一部のみ)に、各々の[[アーキタイプ]]に対応した[[アンコモン]]の基柱カードが用意されることが多く、[[ピック]]や[[デッキカラー]]選択を方針づけてくれる。
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[[リミテッド]]を意識して、近年の各[[セット]]では2[[色の組み合わせ]]それぞれ計10枚(あるいはテーマによっては[[友好色]]や[[対抗色]]など一部のみ)に、各々の[[アーキタイプ]]に対応した[[アンコモン]]の基柱カードが用意されることが多く、[[ピック]]や[[デッキカラー]]選択を方針づけてくれる。これらは開発部内で'''[[指針アンコモン]]'''と呼ばれている。
  
 
それに限らず他の[[レアリティ]]であったり[[単色]]であったり、さまざまな基柱カードが存在する。
 
それに限らず他の[[レアリティ]]であったり[[単色]]であったり、さまざまな基柱カードが存在する。
  
 
==参考==
 
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[[用語集]]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/even-more-words-rd-2022-01-10 Even More Words with R&D]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035710/ 開発部語辞典2022]([[Making Magic]] [[2022年]]1月13日 Mark Rosewater著)
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*[[用語集]]

2023年9月21日 (木) 03:09時点における最新版

基柱カード(build-around)とは、デッキの方針を決定づけるカードのことを指す開発部用語(日本公式サイトを「基柱カード」で検索)。

  • 日本公式サイトの翻訳では「基柱カード」だが、英語の原文では「build-around card」でなく単に「build-around」と書かれる。「~を中心に築く、構築する」といった意味。

[編集] 解説

取り扱う方針の例としては以下のようなものがある。

基柱カードは上記のような何かしら特定の条件とシナジーしており、デッキに同種のカードを多く積むことを推奨する。

Timmy, Johnny, and Spikeのうち主にジョニー的な嗜好を持つプレイヤーあるいは初心者などのデッキ構築意欲を促すだけでなく、トーナメント級のデッキを形成することも多い。

リミテッドを意識して、近年の各セットでは2色の組み合わせそれぞれ計10枚(あるいはテーマによっては友好色対抗色など一部のみ)に、各々のアーキタイプに対応したアンコモンの基柱カードが用意されることが多く、ピックデッキカラー選択を方針づけてくれる。これらは開発部内で指針アンコモンと呼ばれている。

それに限らず他のレアリティであったり単色であったり、さまざまな基柱カードが存在する。

[編集] 参考

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