神河ブロック

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*このブロックの[[レア]]の[[クリーチャー]]はすべて[[伝説のクリーチャー]]である([[神河物語]]の[[反転カード]](反転前)を除く)。また、[[ホームランド]]以来9年ぶりに、[[アンコモン]]の伝説のクリーチャーが収録されている。
 
*このブロックの[[レア]]の[[クリーチャー]]はすべて[[伝説のクリーチャー]]である([[神河物語]]の[[反転カード]](反転前)を除く)。また、[[ホームランド]]以来9年ぶりに、[[アンコモン]]の伝説のクリーチャーが収録されている。
 
*このブロックには[[アーティファクト・クリーチャー]]は存在しない([[クリーチャー化]]するアーティファクトはある)。からくり人形などは世界観にマッチしていてよさそうだが、前の[[ミラディン・ブロック]]で大量に出たので、バランスを取ったのだと思われる。
 
*このブロックには[[アーティファクト・クリーチャー]]は存在しない([[クリーチャー化]]するアーティファクトはある)。からくり人形などは世界観にマッチしていてよさそうだが、前の[[ミラディン・ブロック]]で大量に出たので、バランスを取ったのだと思われる。
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**後述する[[神河:輝ける世界]]では打って変わって大量のアーティファクト・クリーチャーが収録された。
 
*レアの[[サイクル]]には[[緑]]だけ他の[[色]]と比べて弱いものが多い。[[昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star]]、[[滋養の群れ/Nourishing Shoal]]、[[寛大な麒麟/Bounteous Kirin]]などがその例。
 
*レアの[[サイクル]]には[[緑]]だけ他の[[色]]と比べて弱いものが多い。[[昇る星、珠眼/Jugan, the Rising Star]]、[[滋養の群れ/Nourishing Shoal]]、[[寛大な麒麟/Bounteous Kirin]]などがその例。
 
*当初は神河ではなく「陰霊界」という名前になる予定だった。しかし「[[Wikipedia:ja:エンリケ|エンリケ]]」と誤読される可能性があるため、その案は廃止された。
 
*当初は神河ではなく「陰霊界」という名前になる予定だった。しかし「[[Wikipedia:ja:エンリケ|エンリケ]]」と誤読される可能性があるため、その案は廃止された。
 
*ストーリー上の時系列で言えば、それより先に出た[[エキスパンション]]の時代よりも大きく遡っており、かなり古い時代の出来事にあたる。[[ドミナリア/Dominaria]]の暦でいえば[[オンスロート・ブロック]]の約1100年前である(→[[ドミナリア/Dominaria#年表]])。
 
*ストーリー上の時系列で言えば、それより先に出た[[エキスパンション]]の時代よりも大きく遡っており、かなり古い時代の出来事にあたる。[[ドミナリア/Dominaria]]の暦でいえば[[オンスロート・ブロック]]の約1100年前である(→[[ドミナリア/Dominaria#年表]])。
 
*ユーザーからの評価が低かったことで知られる。直前の[[ミラディン・ブロック]]で大量の[[禁止カード]]が出た煽りもあるとはいえ、売り上げも芳しくなかった。東洋テイストの独特すぎる世界観は賛否両論であり、非日本語圏プレイヤーには意味がつかみづらい日本語の単語が多く用いられたことも不評であった。また、[[伝説の|伝説]]・[[反転カード]]・[[秘儀]]などのテーマやシステムにも反省点が多く、公式コラムで反面教師として取り上げられることが多い。一方で、個性豊かな伝説のクリーチャーたちや作り込まれた世界設定には熱狂的なファンもついた。
 
*ユーザーからの評価が低かったことで知られる。直前の[[ミラディン・ブロック]]で大量の[[禁止カード]]が出た煽りもあるとはいえ、売り上げも芳しくなかった。東洋テイストの独特すぎる世界観は賛否両論であり、非日本語圏プレイヤーには意味がつかみづらい日本語の単語が多く用いられたことも不評であった。また、[[伝説の|伝説]]・[[反転カード]]・[[秘儀]]などのテーマやシステムにも反省点が多く、公式コラムで反面教師として取り上げられることが多い。一方で、個性豊かな伝説のクリーチャーたちや作り込まれた世界設定には熱狂的なファンもついた。
**[[Mark Rosewater]]曰く、「ケチがついてしまった[[エキスパンション|セット]]」であるため([[ラヴニカ/Ravnica]]などと違い)続編が作られたり再訪したりする可能性は低いとのことで、[[ラバイア値]]は当初8と設定された(後に7へと上方修正)。しかし[[ムーンフォーク|空民]]の[[タミヨウ/Tamiyo]]が登場したり、[[忍者]]([[忍術]])が[[プレインチェイス2012]]や[[モダンホライゾン]]でテーマとなったりと、一部要素の再利用はされている。
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**[[Mark Rosewater]]曰く、「ケチがついてしまった[[エキスパンション|セット]]」であるため([[ラヴニカ/Ravnica]]などと違い)続編が作られたり再訪したりする可能性は低いとのことで、[[ラバイア値]]は当初8と設定された(後に7へと修正)。しかし[[ムーンフォーク|空民]]の[[タミヨウ/Tamiyo]]が登場したり、[[忍者]]([[忍術]])が[[プレインチェイス2012]]や[[モダンホライゾン]]でテーマとなったりと、一部要素の再利用はされていた。
 
**2年後の[[時のらせんブロック]]ではほとんどすべての時代のカードやメカニズムが復活しているが、この神河ブロックだけは一切その要素が無いことは無関係ではないかもしれない。
 
**2年後の[[時のらせんブロック]]ではほとんどすべての時代のカードやメカニズムが復活しているが、この神河ブロックだけは一切その要素が無いことは無関係ではないかもしれない。
 
***ただし、時のらせんブロックは[[ドミナリア/Dominaria]]が舞台であるため、過去・現在・未来を通して神河ブロックの要素が無くとも設定上妥当である。実際[[時のらせん]]と[[次元の混乱]]においては他次元である[[ミラディン・ブロック]]や[[ラヴニカ・ブロック]]の要素もほぼ含まれていない([[断骨スリヴァー/Bonesplitter Sliver]]が[[骨断ちの矛槍/Bonesplitter]]由来と思われる程度)。
 
***ただし、時のらせんブロックは[[ドミナリア/Dominaria]]が舞台であるため、過去・現在・未来を通して神河ブロックの要素が無くとも設定上妥当である。実際[[時のらせん]]と[[次元の混乱]]においては他次元である[[ミラディン・ブロック]]や[[ラヴニカ・ブロック]]の要素もほぼ含まれていない([[断骨スリヴァー/Bonesplitter Sliver]]が[[骨断ちの矛槍/Bonesplitter]]由来と思われる程度)。
**2022年、[[神河:輝ける世界]]によってついに再訪が決定。だが、高ラバイア値である事を踏まえてか、元の神河から大きく様相を変え、サイバーパンクの要素がプラスされている。
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**2022年、正統続編である[[神河:輝ける世界]]によってついに再訪。サイバーパンクの要素を加え一新しつつも従来の神河ブロックファンにも響く世界観、洗練された各種[[メカニズム]]や[[リミテッド]]、日本版[[絵|アート]]など数多くの要素で好評を博し、売上的にも歴代トップ3に入るなど大成功を収め(詳細は[[神河:輝ける世界]]の項を参照)、神河ブロックの汚名を完全に返上する快挙となった。また、この再訪に伴いラバイア値は4に再修正された。
  
 
==参考==
 
==参考==

2024年8月27日 (火) 09:04時点における最新版

神河ブロック/Kamigawa Blockは、神河物語神河謀叛神河救済の3つのセットからなるブロック

初めて、日本語のエキスパンション名およびブロック名に漢字が使われた。

セット名 略号 発売日 セット枚数 製品情報(WotC) カードリスト(Wisdom Guild)
神河物語/Champions of Kamigawa CHK 2004年10月1日 306枚 製品情報 カードリスト
神河謀叛/Betrayers of Kamigawa BOK 2005年2月4日 165枚 製品情報 カードリスト
神河救済/Saviors of Kamigawa SOK 2005年6月3日 165枚 製品情報 カードリスト

[編集] 概要

背景世界である神河/Kamigawaを先に構築し、その世界観を元にカードをデザインしていくという、当時としては珍しい手法で作られた(トップダウン・デザイン)。テーマは伝説で、様々な伝説のカードが収録されている。また、レジェンド・ルールもこのブロックで大きな変更が行われた。日本や神(スピリット)もテーマであり、ブロックに収録されているクリーチャー351体のうち、実に半数近い169体もがスピリットである。スピリットを参照するカードも多い(スピリットクラフトなど)。忍者もいる。

ブロック固有のキーワード能力武士道転生連繋献身忍術歴伝が存在し、新たな概念である能力語として掃引魂力も登場した。「手札」に関するキーワード能力が多数存在するのも、このブロックのシステム上の特徴であると言える。キーワード能力ではないが、独特の能力として反転も導入され、呪文タイプ秘儀エンチャント・タイプ祭殿も登場した。また、警戒防衛のキーワード能力化もなされた。

日本語版のカード名は、日本人にはやや奇妙にも見える当て字が使用されているカードが多いが、英語版よりも味わい深いのも確か。特に当て字が多いことも手伝って、このブロックから日本語版カード名にふりがなが振られるようになった。

[編集] その他

[編集] 参考

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